今後、何度か帰省して、父の様子を見に行きたくても
現実には厳しい。
「そう思っているなら今すぐやってほしい」
と父が言ったのは、助けてほしいと言う意味もあるだろうが、
私を疑っている気もして来た。
基本、父は弟夫婦だけが大事。私はよそ者。
それが本心なら今すぐ行動で証明しろと言う意味もあったかも。
父は、自分の期待通りにすると弟を信じ、頼り切っていた。
娘は口だけ調子のよい事を言ってるだけと疑っているのかもしれない。
父を騙しているのはむしろ弟の方なのに。
親子でも本質を見抜くのは難しい。
私の実家なのに、娘の実家は無いと思っているふう。
なら、私は客だ。弟夫婦が私を接待する立場になる。
だが、帰れば私を弟夫婦も家政婦扱い、
自分達はお客様になる矛盾。理不尽さ。
虐めがあっても、加害者には強く言えず、
言いやすい被害者に「お前が我慢すればすむ」
みたいな、事なかれ主義の教師と同じ。

で、こき使った後に、感謝どころか、
いつまでも長くいるな、帰れ、家の中を勝手に触るなと言い出す。
何で女のお前がこの家を使うんだ?
息子の物になるのだから、関係ないだろう、
と父は内心思っていたのだろう。
今は、弟に頼れなくなり、不安になって
仕方なく私に「この家のこと、よろしく」と言うしか無かったのだと思う。
どうせまた、考えがかわるだろうけど。
父は私が夫にされてきた事を忘れているのか、
全くわかっていない。
DVをされ、経済的困窮をしてきたとは思っていない。
父の世話に行って、お金を使い果たし、
帰りの旅費が無くなったら、事情を話すかもしれないが。
それでも、弟の方が可哀想と言って
相変わらず、差別されたら私が病んでしまうかも。
先日、帰宅してからずっと憂鬱なのは
親にこれ以上、傷つけられたくない、
やってられない、という気持ちがあるからかも。
弟夫婦がもっとまともだったら、夫がまともだったらとか
両親が差別しなければとか人を恨んでばかり。
新年早々、こんな嫌なことばかり思う自分にも腹が立つ。