りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

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母の事~悪性リンパ腫

母は、新しい病室に移り自由に動けず、個室で時間を過ごすだけ。このままでは認知症になり、益々足腰も弱くなる。本人がその恐怖を持っており身体も思いのまま動かせないのでリハビリをもっと増やしてほしい様だ。まだ、入院したてなのでこれからプランを作ってもらい、散歩
『子どもみたいになる』の画像

弟のやつれはストレスが原因だろう。表面的には強く見えるが、実はとても弱い。私よりずっと母をあてにしてきたし、病気になってから、ずっと通院、買い物に付き添って来た。病院での対応も全てやってきて、医師から母の余命宣告なども一人で聞き、ショックで眠れない日もあ
『母に触れることができた』の画像

昨日は、無事到着し病院のすぐ近くのホテルにチェックイン後すぐ歩いて母のいるであろう部屋の下の道路の向こうから電話をかけ「外を見て!」とお願いし手を振った。ふらついて、危ないかなと思ったが母の手を振る姿が遠くの高いビルの窓に見えた。手を振りながら電話で何を
『あっという間に弱る』の画像

子どもが、土日を使って車で送ってやるから帰ったら。と言ってきて急遽、今日送ってもらうことになった。慌てて準備をしている。高速を往復長時間運転させるのは心配だが、新幹線よりは感染を防げるかもしれない。到着したら一緒にホテルに泊まり、子は帰宅し、私は実家かホ
『会えるチャンス』の画像

今のうちに、母と少しでも話をしておきたい、と思う気持ちが強くなった。県外の人間は、帰省後、2週間病院内に入れない。このまま会えない可能性がある。ずっと持っていたわだかまりは、母に自分で伝えた。わかった。と答えた母に、もうこれ以上何も言えない。先の短い弱っ
『私のご飯はこれよ』の画像

弟からの連絡。予定より早く検査が終わり弟が医師に呼び出された。今回は、母は一緒ではなくまずは医師と弟だけの面談。弟の報告の内容はこうだった。結果は、予想通りというか、もっと悪かった。かなり強い抗がん剤を使ったが進行を抑える事はできなかった。もういつどうな
『検査の結果』の画像

母は耳も遠くなっており、声も弱々しい。何度も聞き直すと「輸血をすると言われた」と言っている。おそらく、輸血の為の同意書だろう。説明をされたと思うが聞こえていないし、理解もしてないまま母は、ハイハイと頷いているのだろう。何かわからないけど、お医者さんのする
『輸血』の画像

昨日、母から電話があり「昨日、トイレで思いっきり倒れてしまった。」という。話をきくと病院側の不注意のようだ。まだ歩けるのに、転倒が怖いからと看護師が車椅子で移動させる様になった。本人は、寝込みたくないから少しでも歩こうとしているのに車椅子にされたことで、
『病院に不信感』の画像

ここんとこ、急激に母の声が弱々しくなってきた。昨日から何度か電話がきて泣き声で「もうここにいたくない。家に帰りたい」と言う。まるで小さい子供が「お母さんに会いたい。お家に帰りたい」と言っている様に聞こえる。ちょっと前まで、あんなに元気だったのに。みるみる
『家に帰りたいと言う』の画像

私が母に頼まれて、R子さんに手紙をだしたのは数日前。いつもなら、すぐにまた返事をくれるほどの手紙好き。さて、返事が来るかな?うちの電話番号は知らないだろうから電話は来ないだろう。ほとんど会った事も無い関係だし私とは手紙だけの付き合い。口止めしたのに、すぐ
『予想通りのことが』の画像

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