りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

カテゴリ:DV、モラハラ他体験談 > パワハラ、嫌がらせ




Aさんは、悔しくて悲しくて、早く忘れたかったので、そのまま会社に行かずに辞めた。
本当の理由は言わず、家庭の事情ということにした。

傷付いたAさんは、新しい仕事も探す気力もなく家に籠っていた。
そんな中、退職の手続きで、社員の男性と話す機会があった。

急に会社に来なくなり、様子がおかしいAさんを心配して
その社員は声をかけてきた。
「Aさん、大丈夫ですか?何かありました?もしかしたら社長が原因では?」
と聞かれる。
口もごっていると「似た様な辞め方をするパートさんは、これまでもいたんですよ」
「実は、以前から僕も社長のパワハラ、セクハラには困っています。
特に、パートさんへの行動は犯罪ですよ。本人は、軽く考えていて、平気な顔をしているし
僕もうんざりしています。皆さん、泣き寝入りで、そこに付け込んでいるんです。」
と、聞いてびっくりしたAさん。

自分だけでなく、他にも被害者はいると聞いて、
益々怒りが沸き、何故誰も教えてくれなかったのだろうと
悔しくなった。

女性従業員の採用選考基準も、履歴書は関係なく、
ただ、自分の好みだけで決めていたそうだ。
一緒に面接した社員にも「お前の好みはどっち?好きなタイプをとればいい」
「愛人にするつもりで選ぶんだぞ」と言っていたとか。

女性を馬鹿にし、自分の好きにできると思い込んでいるクズ社長。
このクズ社長は、家族がありながら長い間愛人と夢の二重生活を
実現しているそうで、罰が当たった様子は無さそう。
aig-ai230706056-xl_TP_V

この社長も支配型で、時には別人の如く優しく、口が上手いそうだ。
従業員が続かず、辞めては入りを繰り返しているが、
長く勤めている1部の社員やパートさんは、完全に洗脳され、
社長のご機嫌を伺い、尊敬し、支配下にあることに気が付いていないっぽい。
「ここでしか勤まらない、雇って頂いて有り難い」と思い込まされているとか。

社長に私生活も支配され、家庭より社長優先な生活を送っている。
そして子どもまで利用される。
誕生日、クリスマスプレゼント、お年玉などを社長から贈られる。
従業員の家族まで大事にする素晴らしい会社と思わせる。

知らずに入った人は、異様さに恐怖を覚え辞めようとするのだが、
それを察知されると面談と称し、脅される事もあるそうだ。
長い間あの会社にいる人達は、社長を教祖と慕う信者のよう。

こういう変質者が、どうして平然と生きて罰があたらないのか。
商才があり、表の顔が魅力的であっても、
裏の顔による被害者がいる限り何の価値も無い。

こういうタイプの人は、災害が起きれば、ボランテイア活動をし、
寄付をし、それをアピールし偽善を行う。
世間からは立派な人と称賛され、本人もそう思い込んでいる。

平気で人を踏みつけ傷つけても、反省もせず、
のうのうと生きていけるのが腹立たしい。





被害にあった女性Aさんの話。
パートで働きだした会社でのこと。
職場は、10人程が働く小さい会社。
Aさんは、30代の主婦。
他のパートさんも似た様な年齢の主婦ばかりだ。

Aさんが仕事に慣れて来た頃、
社長から「明日面談をする、仕事終了後、食事をしながら話す」と言われる。
他の人も時々同じように、夕食をしながら面談をしているとのこと。

当日、緊張しながら食事をし、色々質問に答えたりしたが、
面談中、社長はとても優しく、紳士的な態度だったそうだ。
帰り際に「明日、Aさんにしか頼めない大事な仕事があるから
残業をして貰えないか」と頼まれたそうだ。
「その分、報酬は払うし、次の日は休んでも構わないから」
とも言われ、自分は信用され、期待されていると思ったAさんは、
承諾してその日は帰宅した。

翌日、従業員が全員退社した後、
社長は、1人になったAさんに書類を渡し、整理する様に言った。
「極秘の書類だから、信用できる人にしか頼めない」
と話す社長に、Aさんは、まだ入って間もないパートの自分に
大事な仕事を頼むことへの違和感を感じた。
aig-ai230706275-xl_TP_V

仕事を早く終えてさっさと帰ろうと思っていた。
仕事を始めてしばらくして、
社長が後ろから近寄り話しかけて来た。
外は暗く、事務所に2人しかいない状況が嫌で、
早く帰りたかったAさん。

聞こえないふりをして、仕事をしていると
突然、社長が襲って来た。
強引に押し倒され、抵抗しても上から抑えつけられた。
悲鳴をあげると社長は怖い顔つきで
「最初からそのつもりだったんだろう?僕と付き合えば、待遇良くしてあげるよ」
と言ったと言う。

「馬鹿にしないでください!」
と言うのが精一杯で、振り切って逃げ帰ったそうだ。

この件は、ご主人に話してはいないそうだ。
自分に隙があったとか、
思わせぶりをしたのではないかとか
責められそうな気がしたそうだ。

社長を訴えても、未遂だし、証拠もない。
あの所長のことだ、嘘をついてとぼけるだろう。
誰が私の話を信じてくれるだろうかと不安だったそうだ。  続く




ジャニーズ問題は根が深い。
加害者は1人だったかもしれないが、
似た様な人格の人間はある意味共犯として今も裏で動いているのではないかと
想像してしまうほど、おかしな事になっている。

ジャニー喜多川は、とんでもない犯罪者。
それを日本中で見て見ぬふりをしてきた恐ろしさ。
かなり前に北公次が告発した時から
ずっと疑問に思っていた。
まさか、あれからもずっと、高齢になっても犯罪行為を続けていたとは。
そんな変質者、性犯罪者が堂々と権力を持ち、
被害者を飼いならし、利用して巨万の富、名声を得ていたなんて。
それができる日本と言う国だったなんて情けない。

何もかも掘り返せば、とんでもない事実が出てくるかも。
犯罪者が国のバックアップを得て、
亡くなった時に、天才的能力の持ち主だの、
魅力的な人だったのと褒めたたえられるなんてあり得ないから。

本人が生きているうちに、マスコミが取材しまくって、
性加害の実態を暴き、加害者は逮捕され、
懲役300年位の判決を出て、財産は全て被害者への保障に使い、
事務所は解体、所属タレントは全て別の事務所へと。

それができていればよかったし、すべき事だった。
PAK_houdou9V9A7884_TP_V

この問題がすっきりしない、イライラするのは、
ジャニーがこの世にいないからだろう。
加害者本人からの謝罪と刑に服すところを見て、
きちんとした保障を本人から受けない事にはすっきりしない。
本当に、最後まで最悪なハラスメントをしたジャニー喜多川。

被害者でもある売れっ子タレントに責任を負わせ、
成功者として表の顔として出させるやり方も
人生を狂わせられた被害者への更なるハラスメントになっている。

何も変わらない会社の支配体質はそのままで、
タレントもスタッフも、誰かに(記者会見に出ない当時のマネージメント担当者?)
支配されている事に気が付かず、
何が正しい生まれ変わり方なのか、支配から解放されるとはどういうことか、
分からなくなっているのではないかと思う。
(あくまでも、個人の想像と考え。)

ハラスメントをする人は、そこら中に存在する。
普段は、温厚で魅力的で謙虚な人。(を演じる)
一旦、本性を出すと、脅し、懐柔、洗脳、依存関係にして離れらなくする。
DVの手口は皆同じ。気が付いて逃げられたら良いのだが、
逃げられない相手に対して、弱味に付け込んで行うから悪質なのだ。

かなり前だが、知りあいから聞いた酷い社長のセクハラ被害話がある。
ジャニーと似た様なものだが、もっと幼稚で愚か。
被害届をだせば良かったのにと言いたかったけれど、
証拠の動画も無く、嘘で誤魔化されるのはわかりきっていたし、
被害者の方が悪いかのように責められる可能性もあり、
泣き寝入りだったそうだ。
                     続く


過去の知り合いの中にも、今思えばNPDだったのかなと
思える人がいた。

1人は、職場の先輩の女性。
勝手にライバル視したり、被害者になったり、
意味不明な言動が多かった。

会社指示でやらないといけない仕事も
「頭痛が酷いのに、あなたのせいで仕事をしないといけない」
と、しかめた顔で、私に文句を言ってきた。
自分の仕事なのに「あなたのせいで」という言葉の意味が不明だった。 

先輩は、私の属するグループのリーダーだった。
頭痛がするから、仕事したくない。→メンバーの応援の仕事。
→メンバーがいなければいいのに→あなたがいるのが悪い、という不思議な発想。
そういう面を見せるのは、いつも周囲に人がいない時。

例えば「AをBにして」と私に指示をして、
私がその通りにすると、
突然大声で「何やってるのお。だめでしょ」と叫ぶ。
周囲に人がいる時を狙って。

私が「あなたの指示ですよね?」と反論すれば
聞こえないふりをし、その声を打ち消そうと、
私の声を大声で消すのだ。

どうしたの、と周囲の人が寄ってくると
「この人、こんなことをしたのよ」と嘘をつく。
私は黙らない。「違う、この人の指示通りにしただけ。」
と言うのだが、また大声で消され、誤魔化すのだ。
「言い訳するのやめてえ。私を悪者にするの?」
と被害者を装う。
出た出た、こんな女性は私は大嫌い。と思う私は相手にしない。

しばらく時間がたってから、
他の人に別の場所で真実を伝える。

フライングモンキーという、いわゆるNPDの取り巻きには言わない。

年上の中立の人に伝える。
すると、他にも被害者がいて、私に訴えて来る。
「あの人、人によって全然態度が違う、裏表がある。
誰も信じてくれないから、黙っていました」
「あの人、おかしいから相手にしない方がいい」
と、次々と理解者も出て来る。
分かる人は黙って我慢し、わかっていない人達は取り巻きになり
ちやほやしている。取り巻きにはとても面倒見が良く、
良い先輩になっているから。フライングモンキーがいつも傍にいる。

ある時は、「面談をする」と私を別室に呼び出し、
急に優しい態度になり
「仕事での悩みがあるなら、今何でも相談してね」
と、仕事の話を聞きだそうとした。

では、と仕事で困っている事を相談すると、突然立ち上がり、
「もういい、気持ち悪いわ。何も聞きたくない」
と言って、どこかに去る。

あっけにとられた私は、彼女を探すと、
ある男性上司の机の前にいて、
「私、今こんなことを言われて、虐められました~。怖いですう。助けてくださあい」
とまた被害を受けた弱い女性の振りで大声で話しているのが聞こえた。
上司は、笑いながら聞き流していた。

仕事の相談のどこが、虐めなの?
と思ったが、他の人に聞くと
「彼女は、あの上司に気があるのよ。そうやってあなたを勝手にライバル視して
自分の気をひこうとしているの。」
と慰めてもらった。
既婚者なのに、気持ち悪いだけだったが。

その上司も、彼女の性質をわかっていたので
後からこっそり、私のフォローをしてくれた。

21830aIMGL00301941_TP_V

私が顧客への挨拶に、その上司と行く予定があると
当日の朝、彼女から電話がきて
「あなた1人で行きなさい。上司は私と別の所にいくことになったから」
と予定をかえてきた。

急な変更で
顧客に対して失礼になるのになと思ったが、
どうしても私と行かせるものかと
もっと大事な用件を作って、上司を説得したらしい。
執拗なやり方に呆れた。

人を勝手にライバル視し、
常に自分が一番でいたい、上司の注目をひきたい人だった。
表向きは、後輩思いで出来る人に見られていた。

「自分は良家の生まれで、職場で一番賢い」という自信が言葉の端々に出ていた。
職業や学歴差別もする人だった。

誰かが言っていた。
「あの人、いつもきどっているけど、食べる時は凄いのよ。ガツガツしているの。」
NPDは、本能的な欲が強い気がする。

今は、職場も彼女とも縁が切れているので
どうでもいいことだが、
あの頃、人格障害のことを知っていたら
観察して、勉強して、もっとうまく対応できていたかもなとは思う。

彼女には他にも嫌がらせをされたが、
他の人が守ってくれて、何の被害も受けずに済んだ。

私は、見た目が弱い人間に見えるのかもしれない。
こいつは何も言い返さないだろう、コントロールできると思われやすいのかも。
でも、反応が予想と違い、計算が狂って、
むこうから逃げ腰になっていくパターンが多いかも。

夫もそうだ。
最初に私をなめてかかったのだろう。
洗脳から解け、抵抗し始めてからは、
ターゲットにする相手を間違えたと後悔したのかも。

人に意地悪をして、責任もとらず、
逃げてごまかせるなんて甘い。
他人は縁を切って終わり。
夫は人生を狂わせたのだからそうはいかない。

(こわっ。)そう、怖いんだぞ、と思わせる位でないと駄目な相手。



あるDV被害者のツイートを見て感じる事があった。

「俺が〇んでもいいんだな!」
「〇ねばいいのか!」
「〇にたいよ」と脅迫して相手をコントロールするDV人間が多いということ。

入院患者の中にも、看護師に対して
「〇んでもいいのか」と脅す人が多いそうだ。

そう言えば、夫は誰に対しても
窮地に陥ると、そんな事を言う。
夫の場合、弱ったふりをして被害者ぶる。

私も結婚するまでに、何度か脅された。
今思えば嘘ばかりだった。

今なら「どうぞどうぞ。ご自由に。」と笑って無視するのだが。

あの頃、まだDVという言葉も知らなかった。
「そこまで自分を必要としているのか」と
騙されてコントロールされた訳だ。
HIRO92_tukinomieruoka_TP_V

今では、夫の嘘は私には通用しないと、
少しは感じている様だが、
油断して?脅す作戦に出る時がある。
「どうぞ」「またそれですか?」と返答すると
慌てて撤回してくる。

馬鹿じゃないかと余りの稚拙さに悲しくなる。

まだ、他人に対してもその手を使って、嫌われていることだろうなあ。

少し前の、母の私への口癖「私はいつ〇ぬかわからない年齢だからね」も
それと同じだったのか。
「いや、私の方が先かもしれない」と言い返してとぼけてきたが。

私にとっては、脅しに近かった。
皮肉なもので、いざ本当に先が無い状態になったら
真逆の事を言いだす。

DV人間の「自分はもうすぐ〇ぬ」という脅しは
その気も、状況でも無いからこそ言えるのだと思う。
騙されてはいけない。






納得のいかない気持ちを抑えながら、
ママさんは新しい職場を見つけ、働きだした。
あんな会社、辞めて良かったわと思うことにし、
前を向いて行こうと決めたという。


そんなある日、一緒にリストラされた元同僚から連絡が入った。
これを見て!とラインが送って来た。

そこには、元会社のサイトで、先輩がブログを書いており
その内容が
「人がやめてしまって、困っています。
僕1人では無理です。求人をしてますので
誰か、応募してください」
と書いているのだ。

「辞めさせたのは自分なのに。
社長に(人が多くて人件費が無駄。自分一人でやれますから)
と言って、くびにさせたのに。何言ってるのか。
公にこんな事書いて
辞めさせた人に、嘘がバレバレになる事もわかってないわね。
と言ってやりたいわ」
と、頭にきて愚痴ったと言う。
JUN208TEXTURE1985_TP_V

突然解雇になって、子どもを抱えているママさんが
どんなに不安になったか想像もしない先輩。

自分が誘って入社させ、気に入らないとくびにさせた先輩。

嘘つきで
自分を守ることしか頭にない人。

「もう縁が切れたから良かった。
あんな人と一緒に仕事していたら
病んでたわ」と最後は笑い飛ばしたそうだ。

それにしても
人間が小さい、子どもっぽいおじさん。
どこにでもいるんだねえ。

ママさんのこれからの人生に幸多かれ!と祈った。





先輩は、給料がでなくなるのに、会社に残る?
本当かなあ?
子どもさんもまだ小さく、奥さんが働いているといっても
先輩は家事や育児を手伝うパパでは無いそうだ。

離婚もあるかもなんていう噂もあったが
奥さんの稼ぎをあてにして
無給で会社に残れるのか?

先輩は胡散臭いが、
社長の話は真実だろうと思っていた。

仕方なく、ママさんは会社を辞め、
失業保険を受給しながら、次の仕事を探す活動を始めた。

ママさんが辞める話は、信頼関係のあった顧客にとって
衝撃だったらしく、
責任を感じたママさんは、自己都合ではなく
リストラだと説明せざるをえなかった。

すると、顧客から
「え?あなたと先輩の仲が悪くて
どうしようもなくなって
あなたをくびにしたと社長から聞いたんだけど」
と、どこに行っても言われたのだ。

社長は、小さい自分の会社の景気が悪いという情報は
流したくないと思ったのだろう。

ママさんにしたら
会社のイメージを守る為に
まるで自分に非があるように
先回りして顧客に言い回っていた社長に
不信感を持った。

が、顧客は、よくわかっていて
先輩のでたらめな仕事ぶりで
自分たちも被害を受ける事が多かったので
ママさんの方を信じた。

そして、「仕事が見つからない時はうちに来て」
と、誘われたり、惜しんでくれる言葉に救われたという。

ELL95_rakuyoushitahanotex20141127082038_TP_V

ママさんと同時に、数人のパートさんがリストラされた。

どの人も、先輩が嫌だったから
せいせいしたと、割り切って辞めて行った。

経理の人は残っていたのだが
ママさんが辞めた後も
個人的に付き合っていた。

その人から
「先輩は、給料でなくなるけどやめない、って言ったのよね。
あなたを解雇しないでくれと社長に頼んだがだめだったと言ったのよね?」

と聞かれたママさんは、その通りと答えた。

すると
「それ、嘘よ。先輩はしっかり給料をもらっているし
減らされもしない。あなたを守ろうとしたなんて嘘。
自分が辞めさせられそうになったから
あなたや、自分に不満を持ってる人を辞めさせる様に仕組んだのよ。
確かに会社は苦しい状況だけど、
こんなにリストラするほどではないわ。
先輩は、自分の給料と立場を守る為に
人件費が無駄だと、自分一人でもやっていけると
自分に不満を持つ人を排除する為に
社長を説得したのよ。
昨日、社長と先輩の会話が聞こえてわかったわ。」


社長は、数人の能力あるまともな人を切り捨て
自分の事しか考えない先輩を選んだのだった。








高校の後輩でもあることから
このママさんは、他の社員さんよりも
先輩には言いたい事を言える親しい関係ではあった。

なので、他の人の先輩への不満の聞き役になっていた。

社長は、社内で先輩への不満が溜まっていることは知っていた。

だから、ママさんには何とか我慢してほしい、
辞めないでほしいと時々、声かけをしていた。

ママさんは、先輩へのイライラが溜まると、
社長が理解してくれているから、何とかしてくれると
自分に言い聞かしていたという。

仕事ぶりは滅茶苦茶なのに、給料が他の誰よりも多い先輩の待遇も
皆が不満を持つ理由の一つだった。

ママさんが、皆の代表になって
社長に相談に行く事が増えた。
その度、うまく丸め込まれるような感じになっていた。

人がやめては補充、やめては補充という繰り返し。

そんなある日、ママさんは社長から「話がある」と
呼び出された。
mitte602015_TP_V

話は、「コロナで会社がやばいことになってきた。
リストラや給与の減額をしないと倒産してしまう。
君の給与も減らさないといけなくなった。1人で子どもを育てる君には
酷な話だと思う。もし、やっていけなくなるなら、今のうちに次の仕事を
探してほしい。」
というものだった。コロナが影響する仕事ではないと思ったが
社長はそう言う。

先輩は嫌いだったが、
仕事は好きで乗ってきた時だったので
ママさんは辞めたくなかった。
でも、生きていくためには稼がないといけない。

ショックを受けて帰宅すると
夜に先輩から電話がきた。

先輩は、
「社長から聞いただろう?僕が誘って入れたのに
こんな事になって、申し訳ない。
会社がやばいのなら、どうしようもないからなあ。
僕も、給料がでなくなると言われたけど、
妻が稼いでるし、社長に恩があるから
無給でもやめませんと答えたんだ。
会社が立ち直るまで、残って社長を支えると言ったんだ。
自分の給料もでなくなる僕には、君を助けることが
できなかったんだよ。」

と、さも、心配したかのように話したと言う。

今更、しらじらしいな、どこまで本当かなと
醒めた気持ちで聞いていたママさん。






近所の若いママさんから聞いた話。

シングルマザーで、娘さんを一生懸命育てておられる。


数年前、リストラにあい、次の仕事を探していた時に
高校の先輩から「自分の会社で人を募集しているから来ないか」と誘われた。

自分がシングルで、休日を子どもの生活に合せたいこと、
急な病気で早退することもあること、
を正直に伝え、それで良いなら応募しますと答えた。

先輩は、「大丈夫。学校行事は休んでいいし、
子どもさんの事は配慮する。社長にも許可をとったので
是非、来てほしい」と熱心に誘って来たという。

なかなか職探しも難しい中、有り難い話だったので
先輩の会社に入社した。

入ってみると、先輩はだらしなく、能力の無い人で
仕事もまともに教えられず、
その上、自分を良く見せようとばかりして
顧客の前で、部下やこのママさんを
わざとけなし、自分を上に見せようと躍起になる人だった。

学校行事や子どもの事は理解があると言っていたが
それも嘘だった。

休みであろうが、運転中であろうが
お構いなく電話がかかってきて
どの内容も急な用件ではなかった。
066AME0226_TP_V

なのに運転中でも、携帯にでろと怒鳴った。

先輩は、平気で携帯をかけながら運転をし
コロナの今もマスクをしない。

自分のミスは部下のせいにし
部下の成績を自分のものにした。

人が続かず、すぐに辞めていく、
だから彼女を誘ったのだ。

後輩なら言いなりになると思ったのだろう。

ところが、きちんと仕事をしてきた彼女には
先輩のしている事が許せなかった。

いつしか彼女の方が、仕事を把握し、顧客の評価が
上がり、信頼関係ができてきた。
先輩は、それが面白くなく
その上、彼女から自分のミスを指摘されたりするようになり
彼女が邪魔になった。

必死で、「こいつはダメで」「こいつのミスで」と彼女を陥れる嘘を
まき散らし、「僕じゃないと駄目ですよ」とアピールに必死になった。


周りは、わかっていたが
上司が先輩に何か弱味を握られているようで
何も手を打たなかったので
益々、調子にのっていった。


眼鏡氏は外回りの営業担当でほとんど社内にいない為、しつこく個人を攻撃する様な行動はなく、特に大きなトラブルもなかった。

だが、忘年会で酔ってしまい、隣に座った女性に絡んでしまった。

堂々とセクハラ行為をしており
「やめてくださいよっ!もう!怒りますよ!」と普段おっとりした感じの経理担当の女性、B子先輩が抵抗していた。

が、眼鏡氏はヘラヘラとして「いいじゃん~。B子ちゃ~ん」とくっついていた。

周りの人も「おい、いい加減にしなよ。嫌がってるじゃん」と注意した。

「だいじよーぶだよねー。女は男に尽くすものだろ。本当は嬉しいんだろ」と聞く耳もたない。

「さっきからやめろって言ってるでしょ!馬鹿にしないでください!やめなかったらビールを頭からかけますよ!」とB子先輩が怒った。

「へえー、そんな事できるの?やれるならやってみなよ。女のくせに生意気なんだよ。」
と眼鏡氏はヘラヘラと言い返し、セクハラをやめなかった。

すると、B子先輩は目の前にあったビールのジョッキを取り上げ、眼鏡氏の頭上から中身をぶっかけた。

ジャバーっと頭からビールをかぶった眼鏡氏。皆が唖然としている中、B子先輩は帰ってしまった。

ドラマのワンシーンみたいだった。

眼鏡氏は「何だ、あいつは。ダメな女だ。けしからん、女は黙って男の言いなりになればいいんだよ」
とぶつぶつ言いながら、酔いが醒めた様だった。

それを聞いた他の女性達、私も含めて怒りが爆発した。

「女性を馬鹿にしないでください!何言ってるんですか!あなたはどれだけの人間なんですか?明日、B子先輩に謝ってくださいよ。謝るのはあなたの方ですよ!」
と抗議した。
そこへ、他の男性社員が「そうですよ。眼鏡さん、やりすぎですよ。女性を馬鹿にしすぎです。」と応援に入った。

眼鏡氏は、おとなしくなり、濡れたからもう帰るとすねて先に帰って行った。

その後、残ったメンバーで宴会をやり直したのだった。

翌日B先輩に後のいきさつを話したら喜んでいた。そして眼鏡氏から御詫びがあったと聞いて、こちらもホッとしたのだった。


今日の教訓!☆注意してもからんでくる人には我慢しないではっきり抵抗しよう。差別的言動を受けたら抗議しよう。

↑このページのトップヘ