りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

カテゴリ:つぶやき > 思うこと


我が家のガクアジサイが咲き始めている。
薔薇もゆっくりと咲き続けているけど、この時期に楽しみなのはやはりアジサイ。

アジサイの生命力の強さは凄い。
だいぶ前に小さい花を切ってもらった茎を土に刺したら
どんどん成長し、花を咲かせ、剪定して切った茎をまた刺したら
更に増えて、毎年大きく綺麗な花を咲かせてくれている。

今、三つの株がある。
一つはピンク。二つは鮮やかな青。
土のPH度で色が変わるから、一つは石灰でアルカリ性にしてピンク色に。
ピンクなら中性かな?

青はとても綺麗な青で、
花の形は可憐で美しく、まるで人工物のよう。
内側の小さい花の集まりが本当の花で、
外側を囲んでいる花に見える物(装飾花)は、がくなのだそう。
誰がこんな凄いデザインにしたの?と言いたくなる。
自然界にある全ての生き物って色鮮やかで、色んな形、役割があって天才的で感動する。
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葉には毒がある。
口に入れる事は無いから大丈夫だけど、
自然を舐めたらあかんということ。
以前、料理店で間違えて紫陽花の葉を使い、
客が中毒になった例をテレビ番組で見た。

若い頃は、関心を持つものが違ったので
アジサイには見向きもしなかった。

今は、季節を植物で感じることに喜びを得られ、
愛おしく思えて来る。

これも歳をとったせいだと思う。
ヤダヤダ、歳をとりたくないと思いながら、
若い時とは違う目線で色んなものを見たり、感じられる余裕?ができたってこと?
良きこととしよう(笑)



買い物でまたイライラ。
レジの時に、肉の上にほかほかの惣菜を乗せられた。 
見えない所でやられているし、
こちらはじーっと見ている訳では無い。

品物をマイバッグに入れようとして気がついた。
肉のパックは熱で膨らんでいた。

またか!と怒りが沸いたが
レジは混んでいて自分も急いでいたので
直接後から店にクレームをいれようと思いながら帰った。
店によっては、苦情を書いて入れる箱が置いてあるが、
この店には無かった。

ホームページがあるならそこに書けるだろうか。
こういう店だから無いかな。

定期的にこういう人に出会ってしまう。

自分が買い物していれば、わかりそうなものだが。
それとも、全く気にしないのだろうか。

トイレハイターと、別々に台に乗せたのに、
カゴの中に、食品と一緒にくっつけて入れるレジの人もいる。
一緒にしても、中がこぼれない限り、大丈夫なのはわかっている。
でも、気分的なもので、品物の外側が汚れているかもしれない物と
食品と一緒にはできないと思うが。

一緒にしてもいいですかと聞いてくれる人もいるし、
それが当然だろう。
プロなのだから。

何も気にしない人は、その場で注意しても
こっちが神経質で、面倒臭いクレーマーと思うかもしれない。
自分は気にしないからそういう事ができるのだと思うから。
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こちらは常識、思いやりだと思っている事が
人によっては、その程度のことでと感じ方が違うこともある。

だから店では、思いやりレベルを徹底して統一してほしい。
お店で差がかなりあるのは、そこの違いかな。

お弁当のお箸をレジの人が床に落として(泥が付いた床)
拾ってそのままお弁当に乗せたのも唖然とした。

その人は、自分なら同じ事をされても気にならないのだろう。
だからと言って、世の中皆あなたと同じじゃないのよ、
交換した方がいいと思うよと言いたかった。

これからは、なるべくセルフレジでやろう。

仕事に慣れてきて、緊張感が欠けて来るとやばい。
そんな時が危険なのでは。
ヒヤリハットが起きたり、大きな失敗をしたり。

仕事だけじゃなく、何でも同じ。
気を付けよう。


ちょっと外に出て用事を済ませ
室内に戻ってしばらくしてから、
身体に熱がこもってる館覚がしてきた。
 頭痛とほてり、だるさが出てきて、汗はかいていない。

軽い熱中症かもしれない。
水分をとり、薄着になり、ほてりは取れてきた。

夜と昼の温度差、室内と外の温度差が大きくて
身体がついていかないのだろう。
体温調節がいまくいっていない。

倒れる訳にはいかないので、
とにかく籠った熱を出し、水分補給。

そう言えば、外は暑かったのに、汗が出なかった。
いつもなら、すぐにびっしょりになるのに。

後から体調が狂うので用心しないと。
ちょっとした油断が後で後悔することになるから。

自分一人だけだと、つい手抜きになりがちな食事。
最低でもこれだけは摂ろうと食材を意識して
栄養失調にならない様にはしている。
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ネットフリックスで、面白くてシリーズの長いドラマを見つけると
しばらくはそれが楽しみになる。
夕食とお風呂を早めに済ませ、
ノンアルコールかお茶、たまにアイスクリームを寝室に持ち込み、
パジャマでゆっくり観るのが最高に幸せな時間。
1人暮らしを楽しんでる実感が湧くひととき。

テレビの番組は、誰かと一緒に楽しむ方がいいけど
アマプラやネットフリックス系は、
1人で楽しむ方がいい。

観ているうちにウトウトしてきて、
もう寝てしまうと思った時にスイッチオフにして眠りにつく。
そうやって眠りにつくのが気持ち良い。
体調が悪い時はそうないかない。
目覚めも悪いし、眠れなかったりする。

最近はそれがあまりない。快調はいつまで続くかな。

独身時代の1人暮らしを思い出し、
早く子育てを終えて、あの頃に戻りたいと長年楽しみに待っていた。
新婚の頃は、老後は夫と一緒にと思っていたが
いつしか、夫の存在は私の家族名簿から消えた。
もっとまともな人と結婚していたら
夫婦で過ごす楽しみもあったかもしれない。
家庭生活を一方的に壊された怒りが消える事はない。
(夫の孤独な末路を早く見たい。というか、すでにもう突入している?)

このささやかな1人で味える幸せをいつまで続けられるのだろう。
大災害?夫の突然の同居強要?
実家の事情?誰かの病気?
何が起こるかわからないけど、この幸せな日常が少しでも長く続きますように。



昨日は久し振りに1日中広範囲で動いていた。
送迎を頼まれ、朝から運転した後、別件で午後から市外へ遠出した。

運転は同じ姿勢でいるのが疲れるが、
降りては歩き、食べたり、人の家に行ったり、
小旅行したような長い日だった。

夜は疲れてへろへろかと思ったが、
腰痛も無く、意外にも身体が軽くほぐれた感覚になっていた。
これが毎日だとばてそうだが、
たまにだからこそ気分も身体も軽くなるのだろう。

この話を上の子にすると
「前はそれが毎日の事だったんだよね。
朝から夜まで家事、子育てに仕事、1人で1日中動いていたんだよね」
と、慰めて?くれた。
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若かったし、毎日動くのは苦じゃなかったし、
それが当たり前の日常で、
誰でもそういう時期はあるのよと答えたが、
子どもがそんな風に私に優しく話してくれたの事が嬉しかった。

母の日を意識して優しかったのかもしれないけど?
それでもいい。
もうそれだけで、何もいらない。
こんな幸せは無い。しかも独り占めだ。
(夫は自分でこの幸せを捨てたどころか、
子に感謝を要求する愚か者)

昨日、途中で買い物もした。
バッグがセールだったので、買った。
ブランド品でもなく、普段使い用の安いバッグ。
それだけでも買った後は嬉しくてワクワクする。
お金のかからない安上りな人間だ。

私は間違っていた。夫と結婚した事、
夫に洗脳されていた事、間違った価値観を持った事。
こんな人の為に自分を犠牲にしてはいけない事も。
買うのは安物ばかりでも、誇りは高く持ちたいものだ。


花の水やりや玄関先の掃除をしていると、
必ず?と言っていいほど、お隣さんの方からガラガラと窓をあける音がする。
窓に干した洗濯物を取り入れたり、
外が気になってるのかなと思い、
あまり気にしていなかった。

「トイレに入るとガラガラ、外に出るとガラガラと音がして、
覗かれてるみたいで気持ち悪い」と子どもが言う様になってから気にする様になった。

最初は、偶然だろうと思っていたが、
あまりにタイミングが合い過ぎている。
トイレに入った時、ガラガラ。
玄関のドアを開けたらガラガラ。
玄関の掃除、水やり、こちらが音を立てるとガラガラ。
すぐ外に出て来るようだ。

うちのトイレはお隣の庭先側に窓があり、
いつも少し開けているので、
ドアをあける音?気配?何故わかるのだろうか。思い過ごしかな。

我が家からは、お隣さんは(裏)壁側なので、
お隣が気になる事もなく、顔を向ける事も滅多にない。
活動する方向が反対側だ。
向こうは活動方向が我が家の方なので、
目について気になるのかもしれないが、
わざわざあからさまに音をたてて、
窓をあけるような事をするとは思えない。

頻繁に外を見る癖があるのかもしれない。
水を撒いていると、ガラガラと音がした後、声をかけて下さる。

お隣さんはとても良い人だし、
お互い挨拶程度でしか付き合わず、線を引いているから
煩わしくない。
いざとなったらお互い助け合う気持ちはあるし、
恵まれた環境だと思っている。

声をかけてくれるのも、有り難いことだ。
普段、会わないので、私の方から滅多に声をかけることはない。
いつも向こうが、私が外に出ると、ガラガラと窓を開け、
わざわざ声をかけてくるというパターンばかり。
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お隣の奥さんが1カ月ほど留守された事があった時、
全くガラガラもなく、ストレスが無かったことは確かだ。
どこかで、いつもお隣に見られている様な無意識なストレスが
あるのかもと感じた。お互い様なのだけど。

嫌われるよりはずっと良い。
ただ、子ども達は気持ち悪がっているので、
変に意識してしまい、声をかけられた時、
あたふたしてしまう。

普通の世間話、お天気のことを話してすぐその場を去る。
先日もお隣さんが「暑くなってきたから水やりが大変ね」
と声をかけてきた。
その時も、ガラガラと音がし、あ、来ると思ったら
すぐ近くに立っていてびっくりし焦った。

とっさに「熱中症に気を付けないとね」
みたいな事を口走った。
優しい人なので、ちゃんと答えて下さり、
またそれに適当に返事して水まきを終えた。

おかしなイントネーションになり、
変な人と思われたかもしれないが、
あまりにこちらの予想通りに、出て来て声をかけるので、
意識しない訳にはいかない。

私が人見知りすぎるのかもしれない。
普通にもっとお喋りして、普段から仲良くしていれば
こんなこと気にならないはずだ。
母ならもっとべったりつきあうことだろう。

ご近所には神経を使う。
子どもが小さい頃住んでいたマンションは友人が出来て楽しかったが、
ご近所トラブルも多くて疲労した。
それ以来、ご近所さんとは線を引きたいと思う様になった。

偶然でも、ここまでタイミングがあうと気持ち悪い。
天然な人で、気が付いてなくて
無意識に行動してしまうのかもと思ったり。

まあとにかく、いつも笑顔で挨拶することを
忘れない様にしよう。



以前の職場は街の中心部だったし、
私服で色んな人に会う仕事だったので、
髪、服など、だらしなく見えない様気を付けていた。 
美容院にも定期的に行き、安くてもきちんと見える服を着て。
マニキュアをし、誰でも当たり前にしている事をしていた。
今より若くて痩せていた頃だ。
体調を崩すまでは、活動的に動いていた(というか動かざるを得なかった。)

その後、制服に変わり、肉体労働が増え、
身の周りを気にする必要が無くなって来た。
それからン年。今の自分はどうだろう。
体重は増え、パーマは何年もかけていない。
カットも毎月は行かない。
ヒールの靴やタイトな服は着れなくなった。

ぺたんこの靴とゆるめの服。
運転で日焼けし、手と腕はシミと皺。
体型も顔も変わり、何を着ても似合わなくなってる。

マスク生活もあって、お化粧が雑になり、
経済的な理由で高価な物は買えない。
アレルギーでネックレスもつけない。
服は普段着ばかり。それも激安品。
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今は、それで何も困らない生活。
仕事を減らして、家にいる時間が増えると、
人付き合いも億劫になってきた。
気持ちは旅行したい、早く行かねばと思っているのに動けない。
陽と陰、2人の自分がいる。

子どもが家に住んでいた時は、留守を頼めた。
1人暮らしになったら長く留守ができると思っていたが
いざとなると全然違った。
2泊3日位なら良いけれど、
1週間以上は留守したくない。

その間の郵便物、回覧板、掃除当番など気になる。泥棒も。
一番嫌なのは、夫が突然帰宅すること。
留守中に来られたら、何をされるかわからない。
家中、粗探しするだろうし、
嫌な臭いを染みこませ、ゴミ屋敷にされる。

ぼろ家だけど、掃除し、換気し、
DIYで修理して誤魔化し誤魔化しどうにか維持しているのに、
夫があっという間にぼろ家にしていまう。
嫌な気を入れてしまう。
夫の、空間を不潔にする習性は病的なのだ。

お金の無いふり&帰宅せず寂しがらせてお仕置きしているつもりなら。
(馬鹿みたい)
しばらくは帰宅しないと思いたいが…。

でも、1人旅には行くぞ。
何を着ていこうか。久し振りの刺激。
まともな服が無い。安物の普段着は沢山ある。
パーテイにいく訳じゃないし、普段着で旅に出よう。



これだけ生きていると、
仕事でも何でもどこでも「ヒヤリハット」体験というものを何度もする。
その瞬間、冷や汗たらたら…、良かった~無事で、とほっとはするが、
しばらくは動悸が止まらず、頭は自分を責める言葉で一杯になる。
その恐怖やらが、いつまでたってもなかなか消えない。

こんなに普段気を付けているのに、
何故、あの時油断したんだろうと不思議になって分析する。
自分の場合いつもと違う状況で、何かに一瞬気をとられる時が多い。

誰でも一度は体験するのは、車の運転じゃないだろうか。
 最近だけなら老化かな、視野が狭くなっているのかなとか思うけど、
自分の場合、若い時から体験しているので老化だけでは無さそう。

自損もダメだけど、
相手がいる場合、何事もなく本当に運が良かったと思う。
タイミングが悪ければ事故ってたとヒヤリとする事がある。

そんな時、何かが守ってくれた気がして
これを機会に気を付けよう。と戒める。
でも、また忘れた頃にひやっとする事が起きる。
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運転歴は長い。これまで無事故でこれたのは、運が良かっただけと思う。
元々運転は好きでもなく、できれば乗りたくない方。
仕事でやむなく乗っているうちに慣れて来たという程度。

どこへでもじゃんじゃんドライブできる人が羨ましい。
でも、運転好き、車好き、と言う友人はよく事故を起こしている。
何度事故しても懲りず、車好きのまま。
私なら、自信喪失して、運転が嫌になりそう。
運転好き=上手という事では無さそうだが、
性格の違いなんだろう。
それだけ距離も乗るから確立の問題もあるかもしれないけど。

自分の運転で、ひやっとするようなことがあると、
何であの時ちゃんと見てなかったのだろうとか、
自分の事なのに自分じゃない気がして来る。
自分が情けなくなる。
目のこともあるし、早めに免許返納するかもしれない。

ヒヤリハット体験は、気のゆるみや自信過剰、油断を反省する良い機会。
たまたまそれで済んだからラッキーだった、
次からは、気を付けようと自分に言い聞かせ、
その時の恐怖を忘れないで置くことが大事。
しばらくは落ち込んでしまうけど。




以前、自分には変な偶然がよく起こる話を書いた。
(本当に凄い確率の事なので、またいつか、詳しく書きたい。)

先日もまたそんな事があった。
夕方、知人と近所のファミレスに行った時のこと。
平日で夕食には早い時間帯だったので、お客はほとんどいなくて空いていた。
 
注文した物がテーブルに運ばれてくる頃に
段々客が増えて来た。
隣の席に店員さんが二人連れの客を案内してきた。
その一人をちらっと見て、一瞬、あれ?似ているなと思ったが、
平日のこんな時間、こんな場所にいる訳ないと思ったし、
あまりジロジロみれないので、勘違いと思って気にしなかった。

食事をしていると、隣から声が聞こえてくる。
特徴のある声。やっぱり我が子だ。
仕事している時間だし、住所や職場からも遠いのに
何故、ここにいるの?と思ったが、
もし、そっくりな他人なら迷惑だろうし、
いや、我が子でも、仕事の打ち合わせとか
大事な相手だったら、親が顔をだして邪魔したらまずい。
このまま知らん顔しとこうかなと思った。
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で、しばらくとぼけていたのだが、
隣から会話の声が聞こえてくる。
相手の人はどうやら、仲良しのお友達で、
仕事じゃなさそう。
深刻な話をしている風でもないし、楽しそうにしている。
なら、大丈夫かなと、とりあえず、ラインを送った。

向こうは全くこちらに気が付いていない。
「もしかして、今○○にいる?」
と送信した。
「そうだけど、どうして?」
「隣を見て」
えーっ!と言う顔で、凄い偶然だねと笑った。

友人の手伝いで、近くに用があったとかで、
本当は、昨日の予定だったけど、今日に変更になったとのこと。
昨日だったら会えなかった。

どうでもよい、面白い偶然が私と子には良く起こる。
これが夫なら憂鬱な内容の偶然ばかり。
夫がそばにいないという事と、
我が家の笑えるどうでもいい偶然がいつも自分を幸せにしてくれている。



町内会の班長が先月末で終わった。
幹部の引継ぎが滅茶苦茶で、 
今月になっても私に仕事がきたり、昨年とやり方が違っている。
仕事と言っても大した作業じゃないが。

昨年、班長さんを決める担当の人が苦労されていた。
長年住んでいるのに、一度も絶対にやらないお宅があるそうで、
お願いにいくと、暴言を吐かれたと愚痴っていた。
今年は私に決めろと言われ、慌てた。
が、快く引き受けて下さるお宅がいて救われた。

自分もそうだったが、新班長さんも、わからない時は聞きに行きますと言い、不安気。
いつでもどうぞと答えていた。

すると、さっそく質問の電話がきた。
別の日にも、困りごとがあったそうで、愚痴をこぼしていた。
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その困りごとの内容は、
区長さんから受け取っていたはずの、集金時に使う書類が無い事。
集金に回ったら(この人があらかじめ配布した)集金袋が届いていないと
言われたとか。それも複数。

「自分はきちんとしたつもりだけど、
ご近所とトラブルになりたくないから
自分のミスとして、処理しようと思ってます。
書類も幹事さんに貰いに行くわ」
と、我が家の玄関先で話してくれた。

自分の時は、トラブルは何も無くて助かったが、
さっそく悩んでおられた。
見ていると、手元に持っているバインダーの中がバラバラで
配布する紙も、よれよれになっていた。
こういう事務的な作業に不慣れなのかな。

集金さえ終われば役目は終わったようなものですから、
頑張ってください、またいつでも話に来て下さいと声をかけるしかなかった。

たかが町内会、されど町内会。

母や他の人みたいに、ママ友とか
ご近所さんと仲良しで毎日のように一緒に買い物に行ったり、
お喋りするような付き合い方を、私はしていない。
ご近所もそういう付き合いをしているお宅は無さそう。
きちんと線を引いて、人の家に深く入り込まないお宅ばかり。

まして我が家は、夫の姿が長年見えないし、
色々詮索されてもおかしくないのだけど、
誰も何も聞いてこないし、人の家に関心無さそうな
さっぱりしたご近所環境で救われている。
それが感じられただけでも、町内会に関わって良かったと思う。


最近、夜中にふと目が覚めた時の不安感が半端ない時がある。
急に子ども達のことが心配になったり、
ちょっとしたストレスに身体が反応する気がしてくる。
考え始めるとどんどん闇深く落ちてしまうので、
無理やり振り切って眠るようにしている。

もし自分が重い病気になって入院したら、
毎晩ベッドの中でそんな不安な夜を過ごすのだろう。

母は私や弟にベッドから電話をかけて気を紛らせていた。
弟の奥さんも、ぎりぎりまでラインのやり取りはしていたそうだ。

私はできないかもしれない。
家族に余計な心配はかけないように、
色々考えてしまい、我慢する気がする。
その時にならないとわからないから今想像しても仕方ないけど。
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思い出すと、子どもの頃は夜が怖かった。
うとうと眠りに入ると、暗闇が自分を飲み込もうと迫ってきて
恐怖で目が覚めていた。
子どもってそんなものだと思う。

そんな時、親が隣にいたりすると、
しがみついたり、触れたりして落ち着かせていた。
そういう幼児期の記憶が断片的にある。

子どもは常に不安感と戦っているものだ。
夜泣きをしたり、何かお気にいりの物を話さないのも、
不安と戦い、気持ちを落ち着かせる為だと思う。

自分は我が子には安心感を与えていただろうか。
不安感を消してやれてなかっただろうなと反省している。

本来は存在しているだけで家族に安心感を与えるはずの父親(夫)が、
逆に故意に不安を与える人間だったのも酷い話。
守るどころか害になる位なら最初から存在しない方がずっと良かったと思う。
ある意味、遠くに行ってくれたことで守られたと言えるし、
不幸中の幸い?とプラスに捉える様にしよう。

これからも、無力な私にできる事と言えば、
私のいる場所(子にとっては実家となる場所)がどこであっても、
いざと言う時の逃げ場、駆け込み寺にしてもらえたらなと願っている。

お金では助けられないけど、それだけは頑張って守っていきたい。

 

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