りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

カテゴリ:つぶやき > 思うこと


雨戸の調子が悪く、ある位置まではスムーズに行くのに
一定の場所にくると引っかかってしまい、
元の場所に戻す事ができなくなった。

古い住居なので、ガタが来ているんだろうなあと思い、
ネジを調整して何とかなるかなと色々いじってみた。
戸車の調子はスムーズな気がするが
途中で止まってしまう。
元の位置に戻す事もできなくなった。
立往生?状態。

レールを見ても異常なし。
上の桟を見ても特に何も無く見える。

じゃあ、やっぱり雨戸に原因があるのかなと
外して調べる事にした。

外すとき、片方の下の部分がひっかかり、
思い切り「えいやっ」と外したら、はずみで戸車が外れた。

チェックしたが、綺麗で破損も無い。

どこが悪いのかわからない。
とりあえず、戸車を交換してみようと思った。 

今朝、他の雨戸を動かしてみたら
他のも同じ場所で引っかかる。
という事は、レールか桟に問題があるということ。

最初に雨戸を外してなければ、これがわからなかったので
外して正解だった。

レールは掃除したし、問題無し。
上を見上げると、四角い物がネジで止まっている。
他の場所にもついているが、それはじゃまにならず、通っていたはず。
でも、今回はそこで引っかかっている。
ネジを閉めて見たが引っかかる。

緩めたら、ネジが下がり益々ひっかかるよねと思ったが、
それをを外してしまおうと、ネジを外した。
その四角い物は外れなかったが、雨戸は通る様になった。

他の部分を見ると、ネジが緩んだ状態でついている。
そこをすいすい通る。
ネジを閉めたら引っかかり、緩めたら通る。
???と思ったが、問題は解決したのならいいじゃないか。

外れた戸車は、元の穴にはめればOKだったので
交換する必要も無く、そのまま使った。

力を入れて抱えて、再びえいっと雨戸を取りつけ、終了。

嘘みたいに、スムーズに動くようになった。
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サッシの枠の上の桟についている部品のネジの加減で
こんなトラブルになるのを知った。

ちょっとだけ、ネジをゆるめたら、即解決。

引っかかった雨戸を外さないと発見できなかったというのが
ちょっとだけ面倒だったけど。

業者を呼んで、修理を頼まなくて良かった。

その四角の部品は、雨戸の外れ止めだった。
そんな物がある事も知らず、無理やり雨戸を動かそうとしたり、
戸車が悪いと思い込んだり、
無駄なエネルギーを使って、下手すると壊していたかも。

こういう作業は好きなので、
簡単に解決したから良かったが、
いつまで、自分でこんなことができるかなと思った。

まめに動くご主人がいるお宅なら、
やってくれるんだろうなあ。と思ったが
我が家の場合は、夫がいても、ろくな結果にはならない。
お金がかかりそうになると、
我慢しろと言うだけで、修理したければ自分でやるように仕向けられるだけ。

仮に夫が自力で修理したとしても
不要な部品を沢山買い込んで、無駄使いするだけ。
自分が買い物をするのは浪費してもいいらしい。
いじった結果、どこかがおかしかったり、
ずっと感謝の言葉を要求されるので
居ない方が良い。

これまで、私がDIYで修理した時(安くすませたいのと、好きだから)
夫は、見ない、聞かない態度にでる。
つまらない事で、僻む。
どんな場面でも、夫が居なくてもいい、むしろ居ない方がいいと
思うだけだ。

そんな事を思いながら、雨戸の悩みが解決し
勉強になったことが、些細な事だけど、嬉しかった。


自分のブログは、愚痴ばかり。
まあ、元々愚痴を吐き出す目的で始めたのだが、
愚痴ばかり書いていると、自分が嫌になってくる。

スポーツをしたり、汗をかいたり、身体を思い切り動かしたら
気分がすっきりして、どうでも良くなってくるかも。
実際、そうだった。

身体を動かすと嫌な事は忘れられる。
つまらない事に感じて来る。

今みたいにちょっと歩く位ではだめだなあ。
若い時みたいに、仲間と一緒にスポーツをして
走り回って、終わった後にランチをして~みたいな生活だったら
全然違った事だろう。

引越した先で、友人を作って、サークルを作り、
楽しく過ごせた時期もあった。
が、夫が転職するたび、引っ越しをさせられ、
今の土地では、夫の勝手な行動で生活が一変、
自由も時間も無くなった。

それでも、色んな人と出会い、楽しい時間はあったが、
常に心に重い物があり、友人の誘いを断る事が増えた。

弟夫婦の様に、親を利用しまくり、子どもも預けっぱなしで
仕事も遊びもしたい放題できたら
とっくに夫なんかさっさと捨てていた事だろう。

仮に実家が近くにあっても
親は私にはさほど協力しなかったと思うし、
夫が世間体の悪い相手だという理由で、
助けるどころか、地元に住むのを嫌がっていたと思う。

産まれながらにして、損する人と得する人は決まっているのねと思う。

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また愚痴。自分が嫌になる。

最近は、夫と縁を切る事ばかりが頭にあり、
すんなりいかない気がして、へたすると住居も奪われそうで、
子ども達に被害がいくのも気になり、
それが、今の自分を愚痴っぽくしているのかも。

旅行に行きたい。
前から計画していたのに、コロナもあり、今度こそと思う。

旅行とは言えないが、先日、実家に行けたのは良かった。
こつこつと気がかりは解決していき、
計画は実行していこう。

旅行に行って、お土産を買うのも楽しみだ。
お土産を渡す相手がいるということは
幸せな事なんだと最近つくづく感じる。

夫みたいな自分さえよければいいと思う人は、
そんな風には思わないのだろう。
幸せの感じ方が違うのだろうなあ。
 


また遠くに住む友人から喪中葉書が届いた。
ご主人に不幸があったとのこと。

先日も書いた↓が、私の友人の旦那様が早くに亡くなるケースが多すぎる。


熟年夫婦になろうかという時の不幸。
その後は、逞しく、しっかり生きている友人達。
おひとりさまになるには、早いよと思うが
各々が、自分らしく新しい人生を楽しんでいると思う。

自分の親の世代は、子ども時代に苦労しているが長生きで強い。
でも、その子の世代の我々は、
食品添加物、農薬、環境によるアレルギーも増え、
寿命が短くなっているのではないかと感じてくる。

ストレスや運動不足、食生活が豊かになるにつれ、
人間の肉体がだめになってきているのかも。
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今日葉書が届いた友人は、御主人と歳が離れていた。

お見合いで、嫌だったが周りに説得され、仕方なく結婚したと言っていた。
結婚後は、ずっと後悔しており、一度は小さい子供をつれて、
離婚を決心し、実家に帰ったそうだ。
今思えば、彼女の話では、旦那さんがDV傾向にあったと思う。
実家に逃げ帰ったが、離婚を反対され追い返された。

行くあてのない彼女は、
旦那さんの元へ帰り、それからは我慢の結婚生活よ、と言っていた。
子どもさんの成長を楽しみに、
気持ちを切り替え、それなりに幸せだったのだろう。
我が家と違い、きちんと働いて給料を奥さんに預けてくれる旦那さんだから。

毎年、家族写真の年賀状が届くようになり、安心していた。


ご主人をきちんと見送り、添遂げた友人たち。
コロナで大変だったと思う。

よく頑張ったね。お疲れ様!と遠い土地から手を合わせた。



コロナが落ち着いている今だ!と
何かに焦っている今日この頃。

帰省できただけでも良かったと思えればいいが
あんなストレス溜まる短い旅?では、気分が晴れない。

帰省は何度もしてきたのに
地元の友人には全く会えていない。

気分的にそれどころではなかったということか。
 会っとけば良かった。

これからいくらでも会えると思う事にしよう。
今後は、帰省の目的を自分の自由な遊びに変えよう。

コロナ禍になってから自宅にこもることが元来好きな自分は
家で海外映画、ドラマ観放題生活。

せっかくの良い気候と休みも、
家に籠り、ついだらだらと見続けてしまった。

今回は、デイズニ―の観放題。
海外ドラマ、”LOST"にはまっている。
飛行機が無人島に墜落、生き残った乗客たちの島でのサバイバル生活の長い物語。

ファイヤーステイックで、テレビで見ているので
ニュースや他の番組を全く見ない。

見逃したテレビドラマは、見逃し配信で見れる。

朝が早いので、ニュースは朝見ている。
(まだ眞子さんのこと、やってるんだ。
不愉快になるので、もう見たくないのだけど。)
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こうやって、人は動かずとも欲しい物が手に入り、
人の手を使う職業は無くなっていくのだろう。

レンタルをしに、ツタヤまで行き、店内を探して歩き
店員さんに受付し、持ち帰り、家で観て、
また返却に行く、という手間が省けるのだが
忙しい人、動けない人には良いのだが
そういうアナログな作業が無くなるのはどうなるのだろう。

自分は、今運動不足や人とのコミュニケーションが減ってきて
面倒でも、自分から出かけて行き、探して歩くあの作業も
楽しかった気がしてくる。

パソコン、スマホ、テレビ画面で探すより、
作品を作った側の苦労?は伝わる気が。
大袈裟かな。考え過ぎ?

楽をしたい癖に、いざそうなるとやっぱり面倒な方が良かったと
勝手だな、と、自分に対して思う。

歳をとった証拠だなあ。
動かなくなる、楽をするのが怖い年齢になってきたということか。

コロナ禍をきっかけに、肉体的な衰えを感じたり、
健康に不安になった人も多いのではないだろうか。

自分のこの焦りは、今後の生活の不安もあるのかも。
夫が相変わらず馬鹿で、嘘つきな無計画男、老後は悲惨だろうし
早く縁を切りたい、と思う焦りと
今後の自分の生き方も見つめ直しているからだろう。




離れた土地にいる友人から 、喪中はがきが届いた。
もうそんな時期になってきたのか。

年々、喪中葉書が多くなり、そういう年齢になったという事だろう。
親の不幸ならともかく、ご主人の不幸を知る時は驚く。

最近では、年賀状のやり取りも段々減ってきているのに、
働き盛りの年齢でご主人が亡くなった人は、5人もいる。

残された友人達は、いずれも子どもさんをしっかり育て、
元気で明るく過ごしている様だ。

母は強し。
私みたいに、夫が居ない方が救われるような妻とは違い、
友人らのまともなご主人が、何故早くに?と納得がいかない。

昨日届いた喪中葉書は、
私と同じ、お母様の不幸だった。
コロナ禍で、友人もなかなか面会できなかった事だろうな。

同じ頃に同じ体験をしたんだな。
そう思うと、人には寿命があるのだから
親を見送るのは当たり前の事なんだなあとしみじみ実感した。
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私が、いつまでもすっきりしなかったのは
亡くなる2日前まで、電話で母と話せていたからだと思う。

かなり、脳も衰えていたはずなのに
母はしっかりと話していたから。

コロナでなかなか会えなかったという事、
介護をもっとしたかったという心残り。

それでも、理想的なお別れができた。

母は、最期の瞬間、悲しみより、幸せな瞬間、空間を与えてくれた。
友人はどんな気持ちでいるのだろう。
色んなお別れの形があると思うから。

私の場合、近くには友人がなかなかできず、
仲良しの友人は、日本中のあちこちに居る。
年賀状はお互いの近況を知る大事な手段。

私もそろそろ、喪中葉書を出そうと思う。



久し振りに、本当に久し振りにカラオケに行ってきた。

コロナが落ち着いている今のうちに!という事で
気候も良いし、誰でも同じ事を考えて居るのでは?

3時間、たっぷり楽しんだ。

客が多かった。やっぱり皆同じ事考えてるよね。

店はコロナ対策をしっかりしていた。 
部屋の壁につけた換気扇は外に向けて回っており、
天井にはダクトがついているし、
ドリンクバーは、各自手袋をつけてボタンを押さないといけない。

油断は禁物なので、
手の消毒、マスク着用はマメにしていた。

参加メンバーは、ストレス発散できた様で
店を出た時の顔は皆すっきり明るかった。

普段は遊ばず、お酒も飲まず、節約し、
たまにこうしてパッと遊ぶのが自分にあっている。

第六波がまた来ると
憂うつで、窮屈な日が来る。

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そう言えば、職場の男性で、
コロナのおかげで飲みに誘われなくなって良かった。
飲み代がかなりかかっていたが、今は手元にお金が残る。
他の事にお金を使えるので、コロナもこういう点ではよいなあと
語ってる人がいた。

自分もそうかも。
ひきこもりがちでも、皆がそうなら気にならない。

うちの場合は、夫がコロナを口実に帰宅しないのが一番助かったが(笑)。
このまま一生、帰ってきませんように。


昨日の眞子さんとKKさんの会見に脱力。
もうどうでもいい。暗い気持ちだけが残った。

話題を変えて。
最近、起床と睡眠に入る時間がずれてしまっている。

朝は、5時前後に目が覚め、夜は9時にはうつらうつらしている。
我慢できないほど、眠くなる。

眠くなる、眠れる幸せ。
涼しくなったし、老化のせいもあるだろう。

ただ、これまでより、眠る力が復活してきたのが嬉しい。

太陽にしっかり当たった日は、特にぐっすり眠れる。
体内時計は正直だなあ。

かつて不眠になった時は辛かった。
精神的に参る時は、まず不眠が始まる。
睡眠は大事だ。
母が亡くなる前の兆候として、睡眠が狂いだした。
朝と夜の区別もつかなくなり、
寝たり起きたりを不規則に繰り返していた。

今、眠れるうちに体調を整えておこうという気がする。
なるべく太陽にも当たろう。

特定健診も受けないといけない。
実家から帰ったら、申し込もう。
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実家に帰れると思ったからか、
最近は、ベッドに入ると母を看取った時の場面が甦る。

今朝も朝早く目が覚め、お茶を沸かそうと
リビングに行き、ライトをつけた。

すると、LED電球が、チカチカと合図の様に点滅した。
不良品だったのか。
何で今頃、壊れる?
人によっては、これもラップ現象かと思うかな。

そういうことにした方が、あの世との交信みたいで楽しい。
母が、私が実家に帰れることを喜んでいるのかな、
もうすぐ会えるねと実家で待っているのかもしれない。


 


今は付き合いの無いママ友の1人のことがふと気になった。
家は離れており、子ども同士も連絡を取っていない。

前に、子どもに聞いたが、その家の子がどうしているのかを
他の友人に聞いても、誰も知らないとのこと。

突然電話するのも変だし、
家の前を通ると、誰かは住んでいる様子。

人付き合いの活発な人だったので
近況を誰も知らないなんておかしいと思っていた。

たまたま自分の周囲の人が付き合いが無くなったのだと思う。

しばらく忘れていたところ、
子どもから情報が入った。
ご夫婦と下のお子さんだけで、遠くに引っ越していた。
今まで住んでいた家には、上の子どもさん(成人している)が住んでいるとか。

今までの家は持ち家で、まだ新しいのだが、もう1軒買ったらしい。
御主人は高収入だと(聞いていないのに向こうから)話していたので、
もっと広い、良い家に住みたくなったということかなと思った。
羨ましい話だ。

引越した理由は、それだけではなかった様だ。
奥さんがご近所でトラブルを起こし、居づらくなった事、
末っ子の子どもさんが、学校でトラブルが多く、
親同士のもめ事に発展などなど…が原因で、
もうこの校区にはいたくないという事になり
遠くに引越したと聞いた。

そう言えば、このママ友と接触があった頃、
まだ下のお子さんは幼稚園だった。
子どもさんが、問題行動があると、何度も園長からママ友は説教されたとか、
「お友達にすぐ暴力を振るうらしいの、家でどんな育て方をしてますか、って言われるのよ、
失礼よね。頭にきたから、園長に文句を言ってやったわ」
と話していた。
その後、小学校に入学した後も、
色々トラブルが多く、毎日学校に呼び出されてると言っていた。

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末っ子だけは、ご主人が甘く、何をしても怒らない、
お金を使う事を惜しまず、
我儘放題だと言っていた。それが原因かどうかはわからない。
問題が起きる度、引っ越ししていたら大変だと思う。

お金があって、御主人の理解があるからこの方は恵まれている。
外ともめても、家族の絆はしっかりしており、仲良いそうだ。

それが一番の幸せだろう。姑と同じタイプ。旦那さんがずっとそばについていてくれた。

このママ友は、自分にあう結婚相手を選ぶ目はばっちりだったんだなと思う。
これからこの家族がどうなるのか、
幸あれと祈るしかない。いつかどこかでばったり会うかも?
その時、お互い笑顔で話せたらいいな。


ああ、宝くじが当たらないかなあ。
私も遠くに家を買って引越したい。呑気に1人暮らししたいなあ。
勿論、夫には言わずに。
その時は、他人になってるし。

と、夢に逃げる私なのだった(笑)



以前買ったままタンスに仕舞い込んでいた、ワンピースを着てみた。

暗い色は似合わない気がして、1年中明るい色を着ている。

冬のセーター類は黒を着るが
ブラウスやワンピースは明るい色の物が多い。

顔が地味なので、気分を高揚させたいというのもある。

コロナになって、好きな服で外出する機会が減った。
バーゲンでかなり割引された時にしか買わないから安物だけど。
着ないで大事に取っておく癖がある。

断捨離するのに、着ないまま処分なんてもったいない。
部屋着、寝間着にでも、とにかくどんどん着る事にした。

で、そのワンピースを着た自分の姿を鏡で見て、ショックを受けた。
老けたなあと。わかっていたけど。
明るい色や柄はもう似合わないかも。
若い時は、似合っていた色も
年齢を重ねていくと、老化を浮きだたせてしまう。

もっと早いうちにどんどん着ておけば良かった。

タンスを見ると、全ての服が自分の顔に合わなくなった気がする。

いつまでも若くありたいと思っても、それは無理。

コロナ禍で家に居る事が多かったのもいけなかったかな。
姿勢も悪くなり、益々高齢者みたい。

今なら気候もいいし、感染者が少ないうちに
タンスに眠っていた服をジャンジャン着て、
外に出ようかなと思う。人に会うんじゃなくて、1人で。

好きな服で思い出した。
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母が永遠の眠りについた後、
病院で身体を綺麗にして下さり、私が準備した洋服を着せ、
化粧をして貰うと、まるで生きている様な艶やかな顔になった。

まだ母がしっかりしていた時、母に
「次に外出する時はどの服にする?このブラウスがいいなと思うけど」
と、綺麗な花柄のブラウスの話をしていた。
母は「もう服を着て外に出る事は無いと思うけど、一応それを用意しておいて」
と答えていた。

母が着る最後の服選びになった。

弟や父なら、何でもいいと適当に選んだと思う。

私が選んだブラウスは、母の年齢の人は着ないような派手な柄。
春にぴったりの花柄で、ピンク、黄色、青、紫、緑などの混じった
とても鮮やかな色のブラウスだった。

看護師さんが、私に、好きな色の口紅を塗って下さいと言い、
鮮やかなピンク色の口紅をぬってあげた。

派手目の花柄のブラウスを着て、ピンクの口紅の母は10歳は若く見えた。
それまでベッドで苦しんでいた母では無かった。

父が母の顔を見て「肌も綺麗だし、とても若く見えるね!」と、とても驚いていた。
この言葉は母に聞こえていた事だろう。
滅多に褒めなかった父からの、最大の褒め言葉だったと思う。
亡くなってから言うなんて。
でも、きっと母は嬉しかったと思う。

火葬されるまで、ずっとその服を着ていた。

自分の寿命を感じた母は「もう、今更化粧水つけてもね。」と肌の手入れを止めようとした。
諦める母に対して、私は
「いつも通りに、やり続けて」と頼んだ。
母の終わりを認めたくなかったし、諦めてほしくなかったし
化粧水をつけている限り、大丈夫と思いたかった。

母は、亡くなる前日まで化粧水をつけてくれた。
あの時「そうね、しに化粧の時、肌は綺麗な方がいいからね」と
冗談みたいに言い返した母。

「綺麗だよ。良かったね、お父さんも褒めていたよ。」と
お棺の中で眠っている母に声をかけた。

母は、望み通りの終わり方ができたのではないかと思う。

それを叶えるのは、本人の希望を良く知る家族の存在も大事だ。
(その後は、無視して父が独断でやっているけど。)

母の最期だけは、自分が手伝えて良かったかなと思えるようになってきた。
今、何もやらせてもらえないし、何もできないから尚更思う。

洋服の事から、そんな事を思い出したのだった。
 


先日、ばったり近所の人に会って、面白い?話を聞いた。

ご近所さんの娘さんが、最近近くのコンビニでアルバイトを始めたそう。
そこへ、別のご近所さんの男性がレジに来て
「〇円切手をくれ」とバイトの娘さんに言った。
この男性は、バイト中の娘さんの友人のお父さんだった。

レジの子の顔を見ても、誰だかわからない様子の男性。
娘さんは、男性をよく知っている。
が、知らないふりをしたという。

運悪く切手は売り切れていて、仕入れするにも日曜日だったのでできず、
その説明をし、御詫びしたそうだ。

すると男性は「何だとオラア!切手が無いとかありえんだろコラ!」
とネチネチと文句を言い出し、なかなかレジを離れなかったそう。

「たまたま、先ほどのお客様が買い占められてしまい、
日曜ですので仕入れもできないんです。申し訳ありません。
隣のコンビニに行かれてはどうでしょうか。あるかもしれません。」
と必死で説明するレジの娘さん。

おどおどして、新人ぽいアルバイトだと思ったからか、
そう言っても、男性は文句を言い続けレジから離れない。
店長は留守で、店は混んできていた。
その男性の後ろには長い列が。

(この人、さっさと諦めたらいいのに)
(混んでるのに、早くしてよ)
みたいなムードが客の顔に表れていた。

急ぎだったのか、切手が無くて困る気持ちはわかるが
バイトの子にからんでも、どうしようもないこと。
絡む時間があるなら、隣にもコンビニはあるし、車で探して回れば必ず買えるはず。

娘さんには、”ストレス発散に、若い子に絡んでる嫌なおじさん”に見えたという。

そのうち、諦めて男性は去ったのだが、
娘さんは、友人のお父さんがあんな人だったなんて、とびっくりしたそうだ。

その娘さんのママであるご近所さんも、
その男性が普段見せる顔は別人で、
いつもニコニコしていて、
ボランティア精神に厚く、
困ってる人を率先して助けるような人に見えていたという。
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ママさんは男性に顔を知られているので、
会うと、良い対応をされていて、
まさか、そんな面のある人とは知らなかった、という。

レジのバイトの人が、子どもの友人とは気が付かず、
ついボロを見せてしまった男性。

多分、自宅の近くのコンビニだということを
忘れていたのだろう。
どこで知りあいに会うかわからない場所なのに
とんだ失敗をした様だ。

自分は顔を知らなくても、あるいは忘れていても、
相手は自分を知っている可能性があるということを忘れてはいけない。

その後、ご近所さんは、この男性に合うと
笑顔で優しく挨拶されても、白々しく感じて
避けるようにしているのだそう。

どこで誰が見ているか、わからない、本当に気をつけよう。
と言うより、そういう二面性があったり、
人を虐めるような事をしなきゃいい訳で。

私は、もう手遅れかもしれない。
誰にも会わないし、マスクだしと思って
すっぴんで、お洒落もせず、買い物に出たりしているからなあ。
「あの人、酷いわね」と言われていることだろう(笑)。


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