りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

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喉の痛みと頭痛はすっかり消えた。
暖かく、天気が良くなったことも関係あるかな?
とにかく冷えと乾燥には気を付けよう。
 
最近、母の若い頃の夢をよく見ている気がする。
内容は覚えていないけれど、
夢の中で、母から必死で何か頼まれるような、
こうして!と何度も言われている様な。

母の夢は、何かのメッセージかなと思いがちだったけど
最近の夢はそんな感じじゃなくなってきた。
自分の中の古い記憶や、願望やらが見せる夢の様に思えて来た。

メッセージ的に感じる時ははっきり覚えているし、何か違う。
亡き親友の不思議な夢の様に、説明のつかないものだ。



それにしても、帰省するたびに、故郷は暗く寂しくなったなと思う。
奥さんの存在は、どのお宅でも太陽で、
家の中を明るく、温かくしてくれているから。
失って感じる存在の大きさ。
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マッカートニーローズの蕾が、夏ならさっさと咲いて
1日で散ってしまうのに、今は温度が低いのでなかなか開かない。
早く開いた花を見たいけど、逆に長く楽しめるから良いかな。

香りがとっても上品。
さすが、上級薔薇?は違うなあなんて勝手に思い込んでいる。

棘もあまりないし、茎も葉も綺麗だし、
その代わり、あまり成長は早くない。(私の育て方が悪いのかも)
クイーンエリザベスは、どんどん上に伸びて、
花も次々と咲いている。
これも、綺麗な濃いピンクで良い香りがする。

もし、自分が入院したり、長い旅行にいくとなると
この薔薇達はどうなるのだろう。
ペットと同じで、留守をする時、いつも植物の事が心配になる。

子ども達が協力してくれるかな。
忙しいから大変かもしれない、迷惑かけたくない。
その時は、覚悟するしかない。

この薔薇達が全て枯れたら、これ以上植物は増やさないようにしよう。
新たにペットを飼わないのもそれが理由。
心配事は少しでも減らしていきたい。



新生姜を2キロ頂いたので、甘酢浸けを作った。
いつもは、スーパーで小さい袋のを買って
ちょっとだけ しか作らない。

なので、沢山作る事に慣れておらず、
洗ってスライスし終わるまでが、長く感じた。
1人暮らしになって、長い時間キッチンに立つ事が減った。
時計を見ると、意外に時間はかかっていなかった。
何故かホッとする。

スライスしながら、結婚したばかりの頃、
紅生姜を沢山漬けていたのを思い出した。
が、子どももまだ小さかったし、なかなか減らず、
作るのをやめた。

その頃、結婚を後悔していた自分と重なって、
もう紅生姜は作りたくない。

10年位前に、遊びに行った道の駅で、お土産に新生姜を買った。
それ以来、毎年甘酢漬けを作っている。
焼き魚に添えたり、ちょっとかじってみたり、
おやつ感覚で食べる。
酢は身体にいいし、糖分はあるけど、
酢の物かわりに料理に添えると、口がすっきりする。
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子ども達も、小さい瓶に詰めて持って帰る。

紅生姜より食べやすい。
夫が存在しない世界になってから作り始めたので、
同じ新生姜でも、嫌な思い出は消え、幸せな思い出に上書きされた(笑)。

甘酢を作る時は、酢の臭いがするし、
生姜を洗って、スライス、湯がくと生姜の臭いが立ち込める。
家の中は生姜の香りまみれだ。

2キロなので、大きな瓶を用意したが、
よく考えると、冷蔵庫保存するので入らない。
慌てて、家中の空き瓶を探し、洗って消毒。
普段、瓶はどんどん捨てているが、
可愛い形の物は、取っていた。良かった。

甘酢漬けの入った小さい瓶を、ゴロゴロと冷蔵庫に並べて終了。

見た目はすぐにでも食べられそう。
1週間後にはばっちりだと思う。
甘めにすれば食べやすいのかもしれないけど、
糖分を気にして、少し抑えめ。

さて、今年はどんな味になるかな。


心静かに過ごしたい時は、ジョージハリスンのアルバム、
”オールシングスマストパス”を聴く。
ジョージの音には、朝の澄み切った爽やかな空気を感じる。

ジョージの曲で一番好きなのは、
”ビウェアオブダークネス”

一番苦しかった頃、
車の中で涙が出そうな時、ジョージの曲が流れてきて
頑張れ、と励まされている気がした。

1990年前後、ポールに続いてジョージがクラプトンと来日公演した時、
嬉しすぎて、2回観に行った。
今は亡きジョージ、あの時行ってて良かったと思う。
肉眼でビートルズのメンバーを見るチャンスがあったという事が
子どもの頃には全く予想もしていなかった。

大谷選手を初め、世界で活躍する(した)人達に
楽しみを与えて貰って、この人達と同じ時代に生きていて良かったといつも思う。
それも平和だからこそ。
子どもの頃は、今の平和な生活が永遠に続くと信じて居た。

昭和、平成、令和と変わったけれど、
まだまだ戦後からはそう長くは経っていない。
こんなにすぐに、戦争が身近に感じられる世の中に戻るとは。

人間は愚かだと思う。
生まれながらにして残酷な人間が一部存在する様だ。
ある人にとっては、残虐な行為であっても、
その人にとっては、それが正義で正しい行動になる、
絶対に分かり合えるものではない。
平和な生活を営むという事の大変さ、当たり前ではない事が
とても怖く感じるこの頃。
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残酷とまではいかなくても、
世の中には、一部人格が歪んだ人間が存在する事を
もっと早くに気が付くべきだった。
話せばわかる、変わるなんて期待してしまう事が
深みから逃げ出せなく原因の一つ。
(国同士の外交は別)

瞬間的に、これまで夫の変な行動を思い出す時がある。
何かにつけてトラブルに巻き込んできて、
お金をださずに脅して来たりする夫にうんざりし、
もう関わりたくないと限界だった時、
「あなたと関わるのが怖くなった」
と夫に言ったことがある。

そう言われた夫の反応は嬉しそうだった。
「そうか、怖いのか、ふふっ」と笑った。
自分の事を、強いとか、力があると認めたと
奴隷化に成功したと勝手に誤解したのだと思う。
「やっと俺の価値をわかったか」と言いたげだった。

そういう愚かな反応を見て、夫の異常さを確信した。
そして、夫の言う事を信じない。
全て嘘で演技だと思った方がいい。
と自分に言い聞かせた。

それまでの夫からの悪影響は、まだ私に残っていた。
嫌な卑屈な人間から早く元の自分に戻ろうと言い聞かせていた。
結構大変な作業だった。
離れていて本当に良かった。

自分をリセットしたい時、
本来の自分らしさを取り戻したい時、
私はジョージの曲を聴く事にしている。


海外の連続ドラマはお休みして、洋画を観た。
実話物は、ラストに本人の映像や、その後の人生が流れるのがいい。
なので、久しぶりに実話物を観た。

「127時間」と言うタイトル。2010年。
原作はアーロン、リーラルストンの自伝「奇跡の6日間」。
(ネタバレ)
主人公が険しい岩山をキャニオニング中に、
滑落して右手を岩に挟まれてしまう。
僅かな水と食料で生き延びながら、脱出する為に色んな事をやってみる。
岩は動かないし。手も壊死してくる。

もう今日はだめだろうと諦めながら、
自分のそれまでの人生を振り返る。
家族、友人、恋人に妄想の中で話しかける。
ビデオにも自分を録画し続ける。

やがて、これは自分の因果応報で、
こうなる運命だったと思い始める。

岩を削ろうとしたり、腕を切り取ろうとしても、
ナイフは全く切れず、役に立たない。

日が経つにつれ、主人公の顔色、目付きなどがやつれてくる。
地震などの災害現場でもこんな感じなんだろうなあ。
でも、この広大な山では、誰も来ないし、声も聞こえない。
どんなにか、恐怖で惨酷な体験か、これが実話だなんて。

結局、短い別のナイフで腕を切り落とし、脱出する。
なかなか切れず、痛みにもだえながら必死で生きようとするのだ。
私なら諦めると思う。パニックになって発狂するか気を失うだろう。
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凄い気力と生命力。
登山家だったので、それなりの知識や覚悟もあったのだろう。

遭難して、苦しんで、傷を負って、助かったという単純なストーリー。
尿も泥水も飲んで、骨を折り腕を切り落として生きた若い男性の物語。

助かった話だからこその楽しめる映画なのだけど。

泥水をがぶがぶ飲むシーンとか、どうしているのだろうと
つい俳優の事を気にしてしまう。
撮影、大変だったろうなと。
そんな心配ばかりしながら観てしまう。

ラストのご本人登場では、役者とそっくりのイケメンさん。
もうだめかという時、妄想に出て来た未来の妻と子は
現実に表れたと語る。

もうだめかと思った時に
自分の未来が見えたと言う不思議。
脳が生きる為に妄想を見せたのかもしれないが、
それが現実になったという素晴らしさ。

説明のつかない不思議な偶然を体験すると
人の脳には何か未知の力があるのではないかと思えて来る。



朝晩静しくなったら、植物が急に元気になってきた。
緑が濃くなり、花が咲き始めている。
我が家は1年中花を咲かせる植物が多いが、 
春よりも花が元気で綺麗に見える。

夏の間、猛暑に耐えてたね、
よく頑張ったねと誉めてあげたい。
毎日、たっぷり水やりしながら
それぞれの顔?を見て、元気かなとチェックしている。

枯れかかっていたものが、綺麗に蘇っていると嬉しい。

薔薇は皆元気だ。
マッカートニーローズは、成長がゆっくりだけど花を咲かし続けている。
香りは最高。
クイーンエリザベスは、強い。
どんどん背が伸びて、2メートル以上はある。
上を見上げると、てっぺんに花が咲いている。
時々、剪定をちょっとする時、
切った茎を土に刺している。
そこから葉が出てきた。

他の薔薇も元気。

かつて、別の薔薇が満開になり、見事な時があったが、
その後枯れてしまった。
突然枯れてしまう事があるので、
今元気でも油断はできない。
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旅行をしたり、実家に帰省した時、
花の水やりが気になってくる。

夏ならすぐ枯れてしまうだろう。
留守するならできれば冬の方がいい。
大事な用なら枯れるのは仕方ないと諦めるしかないが、
花も犬みたいなペットと同じで、
話しかけて来る気がして可愛い(やばい人?)

話は変わり、車の芳香剤、あまり使わないけど、
ダイソーにローズの香りの(送風口に差し込むタイプ)の芳香剤があった。
安いから変な香りだろう、と思いながらも
試しに買ってみた。
これが、意外に良かった。
自然の草っぽい香りというか、素朴なローズの香りだった。

子どもの頃から、何故か薔薇が好きで、
よく薔薇の花の絵を描いていた。
家には庭は無く、薔薇も無かったのに。

貧しく、息苦しい家庭の雰囲気の中で、
高貴、裕福、最高の美、の様なイメージに憧れたのかもしれない。
お嬢様に憧れていたのかも。

特に薔薇を学問的に勉強したりとか、
そこまで関心を持った訳ではなく、何となく好きというレベル。

今でも高貴なプライドの高そうな薔薇は好きだ。
手入れすると必ず棘で怪我をする。
気安く触らないで、と言われている様。
またそこがいい。
薔薇の様な女性になりたかったと思う。もう手遅れ('A`|||)




とある(日本の)ミュージシャンのライヴのチケット、一緒にとろうか?
と子どもから聞かれた。
子ども達が良くカラオケで歌い、CDも聴いていたので
私まで好きになったアーティスト。
年齢は私の方が近いし、ビートルズの影響を受けていて
作品に親しみを感じるし、アーテストの人柄も好きになった。

ポールはツアーを再開したが、来日はわからない。
高齢だし、もしかしてもうドームで会う事はできないのかと思うと
青春が終わってしまう気がして悲しくなってきた時だった。

ちょっと前までは、日本人アーティストのライヴには出かけて行ってた。
コロナ禍になってから、全くそういう楽しみも消え、
行きたいという気力まで失せてきていた。
チューリップのラストライヴはチケットが取れなかったし。

そこへ、お誘い。
チケット取れそうなら行きたい、と思ったのだが、
何と運悪く11月。
また用事と重なりそう。

先日も書いた通り、色々予定が重なっている。
避けられないのは父の世話。
今回は目の手術後の世話だけど、それが無くても高齢者なので油断はできない。
頑固に一人で暮らしているが、まともに食べていないだろうし、
目がよく見えていない様で、家は掃除もできていない。
私が実家に泊まりたくても、寝る場所も無いほど荒れている。

介護サービスを利用すれば安心と思い、
以前、説得して認定をうけるところまでいったのに
弟が勝手に断ってしまった。

父の事を常に意識しながら、旅行にも行く事になる。
いつ何があってもすぐ帰省できるように。
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以前、職場の同僚が、社員旅行中に急にバスから降りて
帰宅したことがあった。
何があったかは内緒にされていたが、
ご主人が危篤になったという連絡が入り、亡くなっていた事を後から知らされた。

この時、もう意識も無くいつどうなるかわからないと医師から言われていたのに、
彼女は何故旅行に参加したのだろうと、
こうなる事は予測された事で、迷惑をかけるかもとは
思わなかったのだろうか、と心の中で思う人もいたと思う。

もう危ない、と言われてもピンとこないし、
そんな馬鹿な、まだ大丈夫よと思ってしまうのかもしれない。
私も母の時、そうだった。
だから、いつもの通りに何も無いつもりで明るくふるまう。
彼女もそうだったのかも。

父の事も気にせず、旅行すれば良いのかもしれないが、
先日も書いたように、コロナ、インフルが蔓延し、
マスクをしない人が増えているので今はやめておきたい。
父よりも自分が先に寝込んでしまったらとんでもないこと。

今も夫はSNSで、コロナもワクチンも陰謀だ、
マスクは不要とわめいている。
だから旅行も宴会も遊び回っていた。
(今は細かい様子がわからないが同じだろう)
なのに、何故ピンピンしているのか。
真面目に気をつけている自分が馬鹿みたいじゃないか。

でも、自分を信じて、自分の考えに従っていく。


海外ドラマを見過ぎていつも眼精疲労になるので、休養として
アマゾンミュージックで、色んな曲を聴いて楽しんでいる。
テレビ画面に歌詞が出るので、カラオケの練習になる。

最近好きになった曲があって、練習しようと声を出したら全然出ない。
焦った。喉が締め付けられる感じ。
以前より声を出す機会も減ってるし、
老化が一番の原因だろうけど、これはヤバいと思った。

コロナ禍になってから、カラオケも長く行っていない。
カラオケは健康に良い。
誤嚥防止にも良いし、有酸素運動だし、ストレス発散できるし良い事ばかり。
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私の場合、誤嚥が一番気になる。
楽しみながら、自然に喉が鍛えられるなら最高じゃないか。
問題は、歌が下手なこと。
元もとが女性にしては低めでハスキー、大声を出すのが得意では無い。
中間の高さの声も出ない。

カラオケに行っても下手なので恥かしく、率先して歌う事はあまり無い。
あの空間が好きで人の歌を聴くだけで楽しいからいいのだ。
私みたいな人間は、1人カラオケがいいかもしれない。

家でカラオケの練習しているのが近所に聞こえてないかな。
うるさいかも?変な声が聞こえると騒がれそう?
小さめの声でも出さないよりはいいかも?
これも有酸素運動だ。

車に乗った時に、大声で歌うのが一番かな。
こういう事も1人でいるからできること。
1人暮らしはやっぱり最高だ。



我が家には小さい古いテーブルライトが2個ある。
かなり前に、電器店で投げ売りしていた物。

それぞれ、リビングと玄関の常夜灯として使っている。
シェードが濃い色なので、明るめの電球をつけても周囲は暗い。
明るい色のシェードに交換しようかなと思い、
色んなお店を見たが、サイズもデザインも値段もなかなか合う物がない。

買った本体よりもシェードが高いし、それならスタンドそのものを買う方がまし。

思いついたのは、自分で作ってみる事。
失敗しても遊びみたいで楽しいし、小学校の工作みたいだ。
透明で、形が綺麗に作れて、丈夫な材質の物があるかなと考え、
クリアファイルを思いついた。

ほんのり色付きやイラスト付きのクリアファイルも使えば綺麗かもしれないし、
余ったものが沢山あるから、失敗しても惜しくない。

試しに、透明なシンプルなファイルで作ってみた。
1枚の板状に広げて、スタンドにすっぽりかぶせる円筒にする。
不要部分は切り、セロテープで仮止め。
更にその上から、余っていた障子紙を巻き付ける。
ほんのり半透明になり、良い感じ。
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上下の端の始末として、これも家にあった銀テープ(装飾用)をくるりと巻き付ける。
何かについていたフリフリレースの飾りを物置から出してきて、
上の部分に飾りつけた。

簡単にできた。家にあった余り物だけで。1円も使わず。
内側の固定器具は作れないので、筒をすっぽりスタンドにかぶせる形。
ライトをつけると明るくて、可愛くなった。

もう1個も同じ様に、今度は模様入りのファイルを使った。
同じく上から障子紙を巻きつけた。模様がうっすらと浮き上がり、
なかなかいいじゃない?
と、1人満足して楽しんだ。

取り外すのも、ぽいっと手で取るだけだし、
壊れたらまた作ればいいし。
人が見れば、安っぽい工作物にしか見えず、
貧乏人の家らしいのだろうけど、お店で売っている高いシェードに比べたら
これで充分だ。
立派な応接間に飾るインテリアを意識するなら、私も
ちゃんとした物を買うだろうが、
我が家では、この程度の物が似合うし、気に入った。

飽きたり、誰かに笑われたら、また本来のシェードに戻せばいい。

それにしても、以前は物が安かったなあと今つくづく思う。
このスタンドは、タダ同然な値段で買えた。
今では絶対そんなに安く買えないと思う。

ささやかな事だけど、頭と手先を使う工作もたまには脳トレになっていい。


昨夜は、バスケがまたまた盛り上がった。
どんな競技でも、ワクワクするのはいい気分転換になる。
お陰で、気分よく眠りにつけた。

そして別の番組もお楽しみで録画した。
NHK、チューリップの50周年ライブ特集。
以前も密着番組があり、その続きと言った感じ。
ツアーが始まった頃は、少し不安気な表情だった財津さんが、
これが最後と言って、無事全国を回り終えた達成感と幸福感で溢れた様子だった。
ツアーは大好評で、私の様にチケットが手に入らなかった人の為にと
追加公演を行うらしい。(私はそのチケットも手に入らないけど)

番組内でライブ映像を何曲か、綺麗な映像と音で観る事が出来た。
財津さんも語っていたように、懐かしい曲を聴くと、タイムスリップできる。
ビートルズも同じ、ポールが高齢になった今でも世界ツアーをするのは
ファンの人生と共に音楽があり、ファンと一緒にタイムスリップしようと言う事だと思う。

ポールが今でもビートルズを生で聴かせてくれるなんて、奇跡みたいな体験。
チューリップも、私にとっては青春の思い出の一部。
当時の事を色々思い出す。そして今となるとその頃の両親の事も。

チューリップが解散して、世間から次第に忘れられていった時期があった。
財津さんのソロのコンサートには何回か行っていたが、
寂しいステージで、いまいち盛り上がらなかった印象がある。
同じ曲であっても、チューリップでないと駄目なんだなと思ったのを覚えている。

そして、アルバイト先に向かう途中、駅を歩いていたら姫野君が目の前を歩いていた事があった。
新しく作ったバンドのライブの為に、駅に到着したところだったのだろう。
ギターと大きなスーツケースを持って、1人でコインロッカーまで歩いていた。
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かつて、あんなに大人気で、どこでもキャーキャー言われて
遠い存在だったはずの人が、目の前にいる。
辺りに私以外、他には誰もいない。
何か話しかけようか、と思ったが、
チューリップのオリジナルメンバーが変わった頃から
自分は興味を持たなくなっていて、
話しかけたくても、言葉が何もでてこない、それにもうファンじゃないのに
失礼よねと思い、そのまま気が付かないふりをして離れた。

正直、芸能界って売れなくなったらこうなるのか、
厳しい世界だなあと、あの瞬間は思ったのだ。
熱心なファンの人なら、そんな事は思わなくて、
感激して話しかけたのだろうけど。

その後、再結成してツアーをした時には、ライブに行った。
あの頃、安部さんが痩せていたのが気になった。
でも、昔の好きな頃のチューリップに戻っていて嬉しかった。
それから、月日が過ぎ50周年。ファイナル。

最初チューリップを聴いた時「ビートルズのパクリじゃん!」と思った。
確かに彼等は強い影響を受けているし、作品にはオマージュ要素が強い。
が、私には、それがビートルズに会えない寂しさを埋めてくれる有り難い存在になった。
(そんな思いでファンになるのは他のファンに叱られそうだけど。)

音楽は常に人生と共にある。
芸術は人の生きる為の栄養、薬でもある。とつくづく思う。

我々ファンの中に眠っていた感情、
諦めていた心の若さを、一時的であっても
蘇らせてくれるアーテイスト達には感謝しかない。


海外ドラマ「ホワイトカラー」面白かった。
だいぶ前のドラマだけど、天才詐欺師がFBIのコンサルタントをして
多くの事件に貢献するお話。
ニール役のイケメン俳優~マットボマー、最近の姿も全然変わらず、
渋くカッコよさはそのまま。
他の俳優陣も皆イイ。

面白過ぎて、毎晩見続けたせいで
自分の何気ない動作が、詐欺師、スパイ的になるのが面白い。
歩き方は、キョロキョロと周囲に気を付けながらささっと。
細かい手先の作業をすれば、
盗聴器やカメラを仕込むスパイの手つき?

女性FBIのカッコイイこと。
あれだけアクションができたらいいなあ。

単純な自分に自分で笑う。
わざと1人でふざけている。

こういうドラマの影響は楽しいからいい。
ああ、面白かったと思える映画やドラマは最高だ。
暗い内容のものは、夢や目覚めがあまり良くないので、
できれば、またこういう明るいコメディも混じったドラマを観たい。
探すのが大変だけど。
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ドラマみただけで、影響うけるほど単純な自分だから
夫とずっと一緒に暮らしていたら、
今頃どんな嫌な人間になっていただろう。
いくら自分自身をしっかり保とうと思っていても、
夫に生活そのものを振り回されるだけで、精神状態は不安定になるし、
毎日、ソフトな語り口で笑顔で同じ事を聞かされていくと
(夫が洗脳する時は、小声で笑顔で話す)
無意識に同じ見方、考え方になっていくのが怖い。
今思えば、催眠術みたいだ。

話は変わり、夕方、家で少し熱中症ぽくなりかけた。
エアコンがきいていなかったので、設定を低くして、
水分をとってからぬるめのシャワーを浴びたら、すっきりした。

その後、美酢を飲んで更にすっきり。
毎日運動をしているのに、身体が重い気がする。
筋肉痛?本当に運動になっているのだろうか。
今日は、疲れたので夕方の体操はお休みした。



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