高校の同窓会名簿が届いた。
すっかりご無沙汰で、実家に帰っても
なかなか友人に会えない。
今回も落ち着いたら会って帰ろうと思っていた、なのに
父に追い出された。
名簿で、知っている友人を探す。
卒業して長年たつので
半分は住所欄は空白だ。
そうだ、彼女はどこにいるのかな?と
K美の名前を探した。
以前書いたK美だ。
すると、亡くなっていた。
ただ亡くなった事しか書いてなく
詳しくはわからない。
縁をきっていたが
まさかの、ショックを受けた。
K美は生命力が強いイメージ。
自分の好きな生き方をしていたはず。
何だか、馬鹿みたいだなあ。
どんなに勝組になろうと頑張ってそれをゲットしても
死んじゃったら何もならないじゃないか。
こんなに早く。

良く考えて見ると
高校時代で一番一緒にいたのはK美だ。
後から離れたけど。
大学時代の親友も、亡くなった。
どうして私の仲良かった人は
寿命が短いの。
この世が修行の場としたら
彼女らはもう卒業したの?
でも、家族が残っているよ。
悲しみ、寂しがっている。
いくら縁がきれた相手であっても
居なくなるなんて、そんなの嫌だ。
自分もいつ何があるかわからないとは前から思っている。
でも、大事な子どもたちを
まだ残してはいけない。
死ぬのは怖くなくても、
家族を悲しませるのは嫌だなあ。