私の質問に対して、ミカさんは、「あれ?その話?私が喋ったかな?へへっ」と笑って誤魔化していた。(話はそれるが、大変な事が起きた!とか、遂に!とか、もうダメだ!みたいな派手なタイトルのブログが、実は何でもない内容で、やられた~と思ってしまう時がある)それ
人生色々~小説みたいな本当の話
縁がきれた ミカさん(2)
ミカさんに、説明会に出る様に言われたから急遽行ったけど説明以外の特別な話は無く、行く必要は無かったこと。ミカさんが、来ていなかった事。などを電話で話した。すると、へへっと笑って「行きたかったんだけど、下の子がお腹壊しちゃって~」と言うだけのミカさん。そ
縁がきれた ミカさん(1)
これまで、仲良くなった友人達は、皆尊敬できるところがあり、大人で素敵な人ばかり。今になるまで残った友人は、学校の同級生と独身時の職場の人、ママ友、最近の職場の人など。いつのまにか、縁が切れた人も多数。その中で、今思えば、(自然と縁が切れて良かったのかも)
K美の不幸
高校の同窓会名簿が届いた。すっかりご無沙汰で、実家に帰ってもなかなか友人に会えない。今回も落ち着いたら会って帰ろうと思っていた、なのに父に追い出された。名簿で、知っている友人を探す。卒業して長年たつので半分は住所欄は空白だ。そうだ、彼女はどこにいるのか
ある50代後半の女性の話 (3)
それからしばらくして、あの人がいつにまにかいなくなった。長い休みでもとったのかと思ったら辞めたと聞いた。誰にも挨拶もせず、いつのまにか辞めていた。理由は「体調不良」とのこと。具合が悪くて、休んだまま退職したのだろうと誰もが思って、それなら仕方ないねと話し
ある50代後半の女性の話 (2)
その人は、1人暮らしをしていた。お孫さんがいるらしく「孫ちゃんが可愛いの」と嬉しそうに話す時があった。ある時、彼女と一緒に組んだ仕事の経費の精算で「私が一緒にだしておくから」と紙を渡されすぐに自分の分を書いて、彼女に渡した。それから3か月後、上司が私に注
ある50代後半の女性の話 (1)
だいぶ前だが、私は体調を崩して休職していた時期があった。下の子が小学校に入学した頃、職場に復帰した。まだ完全な回復はしていなかったが働かないといけないし、薬を持ち歩き、何とか乗り切っていた。その職場に私が復帰してすぐに転職してきた女性がいた。当時50代後
あや子さん(6)
あや子さんと職場の部屋が別になった事で、顔を合わす機会も無くなるし、自然に私の事も忘れてくれないかなと思っていた。流石にアパートには来なくなり、職場でもエレベーター近くで見かける程度で、ほとんど会話する事も無くなった。このまま彼女が会社を辞めてくれたら…
あや子さん(5)
その後も、あや子さんは小さいトラブルを起こし続けた。彼女の事を良く言う人は誰もいなくなった。仕事帰りに仲間で飲みに行くと、誰もが彼女を辞めさせてほしいと愚痴った。私は別の部署に異動となり、あや子さんと会う機会が減った。私宛に、時々先輩や他の社員さんから個
あや子さん(4)
あや子さんのロッカーに、専務あての荷物が置いたままになっている理由がわからない。しかも箱がはみ出していて、ハンカチはかけてあったけど、見つかってもおかしくはない置き方だ。盗む意識があったなら、中身を出して、箱を捨ててもっと確実に隠すだろう。それに、封をし