学生時代に知り合ったT美は、裏表のないしっかりした人だった。お互いのアパートを行き来したり、徹夜で話し込んだり、何か通じるものがある親友だった。卒業後、T美は、私とは離れた土地で暮らしていたので、当時は手紙のやりとりでお互いの近況を報告しあっていた。と言っ
人生色々~小説みたいな本当の話
別れても子どもは相続人
子どもは、「別れた夫の相続人」であることから逃げられないという現実にぶちあたった友人がいる。どこのお宅でも一見順調そうに見えても、何かしら悩みはあるもので。友人Bさんは、息子さんが小学生の時に離婚した。旦那さんの浮気と暴力に悩んだBさん。浮気相手の女性が家
離婚に成功したH子
子供さんが就職するのを待って、H子は離婚を言い出した。別居している間、ご主人から電話で「お前のせいで、自分の生活費が無くなり、お袋の年金の世話になってるんだぞ。お袋に謝れ!」と言われたそうだ。それまでの彼女なら、言い返さず、黙って耐えたのだが、別居して目が
幻覚が見え始めた~別居へ
H子宅は、税金も払えなくなっていた。ご主人は借金を申し込もうとして、それが原因で断られた。帰宅して「お前が税金払っていないから金借りられなかったじゃないか!」とどなられたらしい。ご主人は、彼女が何か言おうものならどなりちらし、暴言を吐くので、彼女は何も言い
友人H子がDV夫と縁を切るまでの話
友人H子の話だが、県外の故郷に帰って以来、お互いなかなか会えずにいる。一人暮らしで働きながら、次の人生を楽しみ、頑張っている様だ。彼女が離婚するまでには、壮絶な戦いがあった。彼女は、結婚するまでは、「こんなに幸せでいいのかな」と思える人生だったそうだ。彼女