りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

カテゴリ: 夫のこと

 ⇒続き


タイトルだけ見ると、まるで浮気の修羅場かと思われそうだ。


私は例え夫が浮気しても、こんな事はしない。なぜなら悪いのは夫だからだ。


浮気された方は、相手のせいにして、必死で縁を切らせようとする人は多いが、そんな事をしてもこんな種類の人間は懲りずに相手を変えて、また同じ事を繰り返すに決まっている。

問題なのは、相手のせいにする当の本人だ。


私は、Y氏も悪いかもしれないが、原因は全て夫にあるとわかっている。


なので、浮気相手に言うように「夫と縁を切ってください」なんて言う気も無かった。そもそも、仕事でお互い利用しようと寄り合った大の男の代わりに、奥さんがお願いにいくなんてこんなみっともない話は無いだろう。

夫はみっともない事を私にさせ、自分は被害者ぶって平気な顔だ。それも人としておかしいと思うだけだった。


私は、夫に利用されるのはもう嫌だった。だからこの時は、夫を助けるのではなく、Y氏を夫から救う目的で会いにいった。


私の内心を知らない夫は、面倒な事は妻にやらせ、あとからY氏には

「とめても妻がきかなくて、あんな行動にでてしまったんですよ。いつもこんな風で、妻には邪魔されるんですよ。僕はあなたとやりたいけど、妻があんななので…。すみませんね」

とでも言って、自分は良い人なまま、私を汚れ役にして逃げるつもりだ。

夫は、もし浮気をしても、同じやり方をするだろう。自分が相手を捨てたくなったら、「妻にばれて騒がれた」とか嘘を言い、妻のせいにして、自分はいい人のままで、綺麗に別れようとするのは目に見えている。全てがそうだ。

夫は、私の思惑を知らず、ニヤニヤしてついてきた。

Y氏の会社に着くと、来客用のテーブルに案内された。業務時間は終わり、シーンとしていた。

Y氏は私を見ると、睨み付け、いきなり「どういうつもりなんですか!私の何が気に入らないんだ!」と私に向かって怒鳴ってきた。




続き


とにかく早くY氏と縁を切らせたかった。


私の体調は良くなく、薬で何とか生活している状態。そこへこんなトラブル。私の感は当たっていたのだが、どうみても夫の自業自得。


薬でぼーっとしていた私だったが、もう自棄になっていた。とにかくY氏と縁を切りたいと言う夫。

私に話す事は嘘だろう。Y氏に断ってなんかいないと思う。

誘われれば軽くOKと言い、後先考えず良い格好をする。今更もう付き合いませんなんて言ってないだろう。所詮意気地なし男だ。

夫は、いざとなると本当に器の小さい男である。自分の些細なミスも、「自分は悪くない」誰のせい、子のせい、妻のせいといつも人のせいにする。責任をとる器も気概も無い。


Y氏に対してもきっとそうなのだろうと思った。


私の前とY氏の前では真逆の事を言っているだろう。


とにかく私はY氏の会社に乗り込んで行った。夫も一緒に。

 

続き


「はっきりYさんに、もう付き合わないと断ればいいじゃない」と夫に言った。

「言っているんだけど、無視して押しかけてくるんだよ。あの人、段々言う事が変わってきて、僕からお金を奪うまで付きまとう勢いなんだ。」と言う。


おそらくこの話には一部嘘がある気がした。

Y氏に何か弱味を握られているのか、すでにお金をいくらか渡しており、それを返してもらうには縁をきれないとか、何か訳があるのだろうと思った。

でも、このままでは、自宅にまでストーカーされたら困るし、Y氏と縁を切らせることが先だと、夫を責めるのは後だと思った。


この頃の私は、夫のストレスで、精神科に通院中だった。

あんなに注意したのに、何をいまさら私に泣きついてるんだ。勝手な事ばかりして、この人と結婚してなければ、どんなにもっと充実した生活を送れただろうと、夫との生活が地獄に思えた。



Y氏が役員待遇で雇うと言ったって、小さい個人商店。


Y氏も夫と似ている。自分の事を大きく言う。すぐばれるのに。


私はY氏を危険だと警戒した。でも、夫はまだべったりしている。このままでは何か被害を被るのではないか、と感じた。

夫は簡単に詐欺にあう。子どもに学費が必要な時でも、学費以上のお金を詐欺師に寄付し、そのまま平気でいる。騙されたとも思っていない。都合の悪い事は記憶から消している。


学費に使うより詐欺師に使った方が良かったようで、子どもにお金がいるよと言うと、わざとお金を捨てて、無いよと言えるようにしている気がする。


同じ事を毎回繰り返すから、そう思った。そこも人間として親として異常性を感じるところだ。
この頃、まさしく2人目の子が進学する時期で一番お金が必要になる時だった。

また夫は、「子どもに使う位なら、Y氏に渡そう、自分の為にもなるし」と考えているのではないかと不安になった。

夫は自分の思いたいように思い込む癖がある。Y氏の事を疑う私に必死で「良い人だ、自分を本当に評価してくれているのだ。役員になれば楽になる。このままなら会社もくびになり、路頭に迷うぞ、いいのか」と言うだけだった。


それから毎日帰りが深夜になり、様子がおかしくなっていた。


私にはY氏と一緒だという事を内緒にし、残業だと嘘をついていた。嘘はすぐばれた。


夫がやつれてきた。そしてやばいと思い始めた様だったが、今更私に「あなたの言う通りでした」なんて言える訳がない。自分の失敗を認めない人間だ。


だから、自分に責任は無く、Y氏が悪いのだという口調で

「Yさんは、雇ったら給料は沢山あげるよ、と言うが、具体的に数字を言わないんだ。」
「雇ってほしければ出資しろと言うんだ。請求する額が高額でとてもそんなお金ない(私の実家にださせろと暗に期待している)」
「最近毎日のように、お金を持ってこいと迫られている」
「僕が、躊躇すると、最近はストーカーみたいに会社の前で待っていて、仕事が終わった僕を車に乗せて無理やり遊びに連れていく。毎晩お金を使わされ、苦痛だ。」

と言い出した。


 

その危険な香りのする人はY氏。自営業をしていて、夫とは仕事繋がりの顔見知りだった。


偶然買い物中に見かけ、夫が私にYさんの事を紹介していたので知っていた。


見た感じは紳士的できちんとした風貌だったが、本当に直感で、危険な感じがした。

その時は、まさか夫と親しくなるとは思ってもいなかったので、気にしないで終わった。


それが、夫が職場に居づらくなった途端、噂を聞いたY氏は夫に近づいて来た。


最初は夫はY氏と親しくなった事を隠していた。

次第に帰宅時間が遅くなり、残業と言いながらY氏と一緒に毎晩遊びにつき合わされていた事がわかった。
次第に夫は、毎日疲れた顔をし、無理している感じに変わっていった。


噂で夫の能力や悪い噂は耳にしているはずのY氏が、なぜ近づいて急にべったりしているのか、しかも私に内緒で。どう考えても夫の性質を悪い意味で利用しようとしているのではないかと不安になった。


「Y氏は家族がいるが、愛人Aさんと暮らしている。その人を社員として働かせている。Aさんには二十歳の娘がいるが、その娘も雇っている、それが、2人共時給は最低賃金以下で働かせ、赤字になると人の貯金を使わせているんだよ。Aさんには旦那さんがいるんだ。Y氏は、自分の為なら誰でも利用するだと有名だよ。ご主人には、私から注意はしたけど、Y氏にすっかり頼っているんだよね。奥さん、大変ですね」

夫の性質を良く知る人が、私の事を心配してくれ、教えてくれたのだった。


夫の行動が日増しにおかしくなってきた。何かにとりつかれた様だった。

つまり、夫にとってはただの逃げ場に過ぎない、次の利用する相手でしかなかったY氏だったが、それを上回るY氏の夫を利用しようとする勢いに、調子が狂ったようだった。


私は、夫に忠告した。


最初は聞き入れなかったが、段々愚痴をこぼす様になった。

「Yさんが、僕の話を聞いてくれない」と言う。
「今日も、断ったのに勝手に話をすすめてきた」


その話の内容というのは、「一緒に仕事をしないか、役員待遇で雇うよ。君の能力を高く評価しているんだよ。」とY氏から誘ってきたのだという。

普通に考えて、あの時の状況で、こんな事を言うのは考えられない。胡散臭い。だが、夫にすれば、最高の逃げ場であり、自分は悪くないと思っているから、自分を見る目のある素晴らしい人だと有頂天になったはずだ。


わかっていないのは夫自身だけだった。



 

先日テレビの番組で、仲良さそうな60歳位のご夫婦が出ていた。たまたま街で声をかけられた風だったが、そこのご主人を見ていて思うことがあった。


15年ほど、単身赴任をされていたが、ある事がきっかけで退職し、家族の元に帰って自営業を始めたそうだ。


今、その仕事で出張中だったが、奥さんも一緒に連れて来ていて、空いた時間を一緒に遊んで過ごしているところだという。

なぜ退職されたのかと理由を聞くと、
「単身赴任で長男とはほとんど一緒に暮せなかった。ある時長男が、”うち、親父いねーし”、と人に言っているのを知った。これではいけないと思った。次男にも同じ思いをさせたくないと思い、仕事を辞め、家族と一緒に暮す事を選びました」


そうだよね。普通のお父さんならそう思うよね。

でも、この方は、恵まれた方だった。最初の仕事は、官僚。辞めて始めた仕事は税理士。


能力のある人はいいよなあ。辞めるにしても、きちんと先の生活を考えてご自分の能力を活かしていける。しかも常に責任感に基づいての行動をされている。

仕事もハードで、ストレスが溜まりまくっていたとおっしゃっていた。何をするにしても、真面目に取り組む方なのが伝わった。


それに比べ、何の手に職もなく、資格もなく、ただ地元の国立大学をでたというだけのうちの夫は、自分はエリートと勘違いして、仕事を馬鹿にして嫌な事があるとすぐ辞めて、結婚も責任が重くて嫌になって逃げて、自分は社長になるべき人間だと言って、何の信念も無いまま自営を始めて失敗する。

子どもがどんなに苦労や我慢をしようと、目を背ける。「これではいけない」なんて思わない。

私が子どもの事を考えろと訴えた事もあったが、「誰のせいだ」とか「社長のせいだ」とか訳のわからない言い訳しかしなかった。


テレビのこのお父さんは、仕事でやむなく単身赴任だったわけだが、うちの場合は、自分から出ていったのも違う。


想像した。もし、この番組を夫と一緒に観ていたら、きっと夫はこう言っただろう。

「僕と全く同じじゃないか。やっぱり自営が一番だよなあ。僕は悪い人に足を引っ張られて被害にあったけど、この人は運がいいよ。」
と上から目線で偉そうに。


「全く違うよ。天と地の差ほど。」と言ってやったらどんな反応するだろう。
また「○○のせいだ!」とどこまでも自分を守るだろうな。


同じ別居生活でも、老後こうやって家族を愛しむ人なら苦労した甲斐があるだろう。



 続き


子どもが「そんな事したら、犬が怖がるだろうッ」と夫に言った。


すると夫は、フンと馬鹿にした顔でこう言った。


「犬なんて所詮獣なんだよ。なめられたら手に負えなくなる。最初のうちに棒でたたいたり、力でおさえこまないと躾けなんかできないんだよ。こっちがお前より上なんだぞと教えてやろうとしたんだよ。」



何を言っているのだろうと、唖然とした。

このまま夫を放置していたら、小さい子犬に何をするかわからないと思った。


「それは狂犬に襲われた時の話でしょう。こんな小さくて怖がっている犬に、そんな事して言い訳ない。それで犬に好かれるはずがないでしょ。愛情をかけて初めて信頼されるものでしょう?」

と私は怒った。


すると「だって、親父がそう言ってたんだぞ。うちでは最初に親父がそうやって躾けてから飼っていたんだ。」と言うのだ。


デター!
「お袋が言ったから!」「親父が言ったから!」~ お前さん、いくつなんだい?


「動物虐待じゃないの。うちはそんな事は絶対やらない。間違っている。あなたはこの子(犬)には一生嫌われたままだわ。犬好きの人とは思えない。」

と言って、夫にはわかってもらうまで、触らせない様にした。

夫の実家で昔飼っていた犬が、大きくて躾けが悪くてすぐに噛みついたりしていたのかもしれない。

危険を感じて、舅が犬をたたいたのかもしれない。それはそういう状況だったからと思わず、そのまま父親の行動が正しいと信じ、どんな犬でもどんな状況でも、同じ事をすればよいと思い込んでいる。


夫は、自分で積み上げた考えというものが無い。いつも人の真似なのだ。


犬に好かれるとか、犬好きとか言っていたのに、現実は真逆。夫は何をしてもこんな調子。


さんざん立派な事を言い、期待させといて大きく裏切る。

またか、ああうんざり。と疲労感が半端ない。



その後、あまり帰宅しなくなったので、犬との接触は少なくて良かったのだが、犬に好かれようと一応頑張ってはいた。

犬にはどこかのお客さん位にしか思われていなかった。


犬はまるで夫の事を把握していたかの様だった。

小さい体で、「僕が家族を守るんだ」と思っているみたいで、私を助け、癒してくれ、子ども達の成長を見守ってくれた。

夫よりずっと信頼でき、癒してくれる存在だった。


その犬も天国に旅立ち、寂しくなった。


夫に亡くなった事を伝えると「いい犬だったのに、ショックだなあ。」と言っていた。

が、その後、夫から宅配便が届き「犬の餌を貰ったから食べさせて」とメールがきた。


亡くなった事をそんなに簡単に忘れるものなのか。

嫌がらせではないだろうが、何をしても人の心をイラつかせる。

夫がふらっと帰宅して、家の犬と初対面した時の事だ。


小型犬で、まだ子犬。やっと、私や子ども達に慣れてきたところで、お気に入りのハウスのベッドにちょこんと座っていた。


「犬はどこ?」ときょろきょろ探す夫。ハウスを見つけ、すぐに犬の前に行って中を覗き込んだ。


知らない人に突然覗き込まれた子犬が驚くのは当然、「ウー」と言いながら警戒していた。


するとそれが気に入らなかったのか、夫は犬を睨み付け、犬に向かって「ヴ―ッ、ガオーッ!」と叫んだのだ。


臆病で震えていた子犬。やっと我が家に慣れてきたところだったのに。


突然こんな中年男が唸って来て、不快なはずだ。


当然、犬はおびえて、ワンワン吠えた。懐くはずもない。これのどこが犬好きで、犬に慕われる人なのか?

もっとやり方があるだろう。本当に犬を飼っていたのか?また嘘か?と疑ってしまった。


子ども達も、夫の行動に唖然としていた。


その時、夫が驚く事を言った。    続く



前にも書いたように、小学生のT君が、友達の家の犬を虐待して、そこの家の人に見つかり強く叱られた事があった。それも一軒だけでは無かったのだ。

可愛がるふりをして、人が見ていない時に、犬の口に危険物を押し込んだり、もっと酷い事もしようとしていた。犬が怖くないのかと不思議だ。


動物を虐待する癖のある子どもは、エスカレートする危険性もあるので、気にかけ、注意して見守る方が良いと言われる。


その子の雰囲気から想像するに、何か悪戯をしてやろうとか、ストレスが溜まったからとか、寂しいとか、そういう感じじゃない。

無表情で、淡々と行動する。叱られてもきょとんとして、何が悪いのかなと思っている風に見えると聞いた。

たまに友達と遊んでいる様子や、トラブルがあった時の様子を見ていると、感情が無い様な、いつも無表情に近いイメージで、それで大人しそうで、影が薄くみえたのだろう。

嘘も平気でつくらしいが、嘘をつくような子に見えなかった。


こういう子どもさんに出会うと、環境よりも、生まれ持った性質というものがあるのかなと思ってしまう。よくわからないが。



犬の虐待で、思い出した事がある。


夫は大の犬好きだと自分で言う。

実家でもずっと犬を飼っており、自分に良くなついていたとか、自分の言う事しか聞かないほど犬との信頼関係があったなど、懐かしそうに話していた。


動物に優しい人なら安心かなと、そういう面でも夫の性格を誤解していたと思う。


結婚してからは、なかなかペットは飼えなかったのだが、下の子が小学校に入る頃、やっと飼う事ができた。


夫はすでに別居中だった。犬を飼った事は、また嫌味を言われるかと構えていたが、連絡すると、意外にも、犬好きだったからか、喜んでいた。


その時も自分は犬には詳しいとか、犬に好かれるタイプだとか自慢していた。


家にいないのに、まるで家族の中では自分が一番犬に懐かれるはずだと自信満々な事を言っていた。

ならば帰宅したらさぞ可愛がるのだろうと思い、最初のご対面の時はどうするだろうと観察することにした。   続く




別居していて、腹がたつ事はさておいて、結果として良かった、無事にここまでこれたと思える面もある。


精神的な苦痛はともかく、肉体的にどうなっていたかわからない。


故意なのか、無意識なのか、家族を危険な目にあわせる人なのだ。


車の運転でも、「子どもを乗せているのに、何やってんの。自分一人の時にやりなさいよ。」
と親族からも叱られたこともあった。


家族を乗せて高速での居眠り運転、山道での居眠り運転、スピード違反、エンジンをかけたまま、子どもを乗せたまま自分は外でガソリン入れる、子どもが降りようとしているのにドアをしめて、指を挟む、歩きタバコで子どもの目にタバコの火をあてる、(謝るどころか気を付けろと子どもを怒る)
海で溺れかけた子供をニヤニヤして助けない。
全く後ろを見ないで、車をバックさせ事故る、子どもを車に乗せたまま放置してどこかにいってしまう。などなどもっとあるが思い出すとキリがない。短い間でこれだ。


注意散漫な性格かと思っていたが、最近は故意にやった事もあるんじゃないかと思う様になった。


後方確認せずに事故った時は、「保険金狙いで相手がわざとぶつかる様に仕向けたんだ」と言った。
後ろの車は駐車していたのに。

”この人はおかしい”と流石に感じた。

相手の前では、誠意を見せてきちんと行動したので良かったのだが、裏では別人格になっていた。


事故しても反省しないから、事故の回数が多い。違反も多い。そういうお金の無駄も多い。


とっくに、事故で大怪我したり命を落としてもおかしくないと思えるし、免許取り消しになっても良さそうなのだが、不思議な事にそうなっていない。

そうなったら困るからホッとはしているが、運が強いのだろうか。生への執着が強いのかもしれない。



↑このページのトップヘ