りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

カテゴリ: 夫のこと

夫が「車を手放すことにした」と自分から言ってきた。


「車を手放す」という言い方がひっかかる。


「手放す」と聞けば、大事な物を仕方なく売るとか、処分するみたいなイメージを持つ。
夫は私にそう思わせたいのだ。またかって感じ。

真実は、車を「買い換える」のだ。こちらに連絡がきたからばれている。
ばれたと知らずに、「手放す」と言ってくる。

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確かに「手放す」というのは嘘ではない。その後、「別の車を買う事を言わないだけ」だ。

仮に、「買い換えるなんて聞いていない、手放したと言っていたじゃない!」と私が文句を言ったとしよう。言うつもりもないが、夫は常にそこまで考えている。

私が勝手に妄想したのが悪いと言うだろう。

「手放したと言ったのは嘘じゃないだろう、誰も買い換えないとは言っていない」と言う予定なのだ。いつもその論法なので、こちらは慣れている。

ばれなければばれないで、妻は自分が節約して苦労していると思い込むから、どっちにしても便利な言い方だと夫は思っている。

こういうずるい言い方、政治家がよくやる様な?

面倒臭い。勝手に先回りして言い訳してくるレベルが低すぎる。黙って普通に義務を果たせばよいだけ。

子どもの制服代や学費まで、そう言って送金拒否したなあ。

この言い訳を先に考えて行動する癖は、どう考えても夫にとって損だろう。

夫は自分が一番怖いのではないか。

一番真実を知っているのは自分だから。

いつも自分に責められているんじゃないか。

家族への責任から逃げても、嫌な職場から逃げても、自分が全てを知っているはずだ。

いくら記憶を塗り替えても、心の奥底には真実の記憶が残っている。

自分からは逃げられない。誰も助けられない。




夫からメールが来た。

こちらからの家族の為の送金関係、夫の借金の返済の連絡は無視するが、自分の事となると命令口調で指示してくる。

「印鑑証明を送れ」「住民票を」「戸籍謄本を」などと時々頼んでくる。そういった大事な書類をこっそり取り寄せる事は面倒なのだろう。印鑑登録証もここにある。

理由を言わずに頼まれても、簡単には引き受けない。信用できない。


何をするかわからない。ただでさえ、すぐに詐欺商法に乗っかる人。

理由を聞くと、母親の相続関係に使うとか会社で必要だと言う返事が多い。

今回は、「車を手放す事になったから必要。」と自分から先に理由を言ってきた。


車を買っていた事なんてそもそも最初から知らない。いつのまにか買っていた事を知った。

しかも2台も。ばれた時、「あれ?言わなかったっけ?」ととぼける。
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結婚当時、夫はローン会社からの催促の電話に対して
「あれ?振り込んでませんでしたっけ?おかしいな。今から調べてみます。」
ととぼけていた。

私に内緒の借金だったが、目の前で電話を受けてばれた時だった。

平然と「こうやってとぼけると、相手は簡単に騙せるよ。これでいつも誤魔化せる。教えてやる」と言った。私はこんな人だったのかと落胆した。

そんな私の反応を見ても、人の気持ちを読み取れない夫は、自慢気だった。

私に自分の手の内を見られた事に気が付いていない。同じ事を私にもしてくるし、騙せると思っている。

そういうところの配線が外れている。

再び強い督促がくると

「返したつもりだったんですよ。ただの勘違いじゃないですか。そんなに人を疑うなら、今後返しませんよ。いいんですか。回収できなくて困るのはあなたでしょう。こっちは返す意志があると言っているのに!」

と逆切れしている。いや、キレている演技だ。誰にでも、いつも同じやり方なので、私から見れば、何て白々しい、と呆れる。さっさと返済すればいいことだ。自分が100%悪いのに、催促する相手が悪いから返さないと理由をつける。


話をすりかえ、相手を責めて誤魔化すのは、私との話し合いでも同じだ。


人生の体験を積み上げて人格を形成していく事ができず、最初の成功体験だけにこだわり、その時のやり方が絶対的方法と信じる。

子どもの時についた嘘で、大人に許してもらった体験があれば、それを大人になってもずっと繰り返していくのだ。

女性の実家のお金をあてにする性質も、最初の彼女がお金持ちで、相手の実家から色々してもらった事が、夫にとっては、「これが当たり前のこと」だとインプットされたのだろう。(と最近納得がいった)


この返済についての演技も、たまたま最初にそれで許してもらった事を、全てに通用すると思い込んだのだろう。

大人の世界で、子どもの言い訳なんて通用しない。そこがわからないところが致命的なのだと思う。


成功体験ではなく、最初の失敗体験も同じで、反省を知らない夫は、深く根にもち、恨み、コンプレックスとなり、関係のない人に復讐してそれを晴らそうとする。

それがモラハラ、DV、職場での失敗に繋がっている。

そのせいで、何をやっても同じ地点から動けない。どんなに逃げても言い訳しても夫は救われない。

自分が過去のこだわりにコントロールされている限り、夫は成長しないまま、関わる人達を巻き込んで、後始末もしないで人生を終わる事だろう。

いくら気が付いてほしいと訴えても、無理だった。気がつくのが怖いのだろう。夫を変えられるとしたら、義母しかいないと思う。

だがもういない。夫は義母が亡くなった時、悲しむ顔も見せず、むしろ解放されたようだった。

葬儀の時、親族に「悲しくない。なんかホッとした。」と言ったそうだ。あんなに母親の愛情を求めていたのに。求める必要が無くなったからか。いかに夫の心の中に重く存在していたか。

かと言って、何も変わっていない。


夫が他人なら、何の被害も与えられないなら、同情したと思う。それは理解した上で、これからも戦っていく。

年末の返事はせず、放置していた。

向こうからも何も言ってこず、結局帰ってこなかった。
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今朝、メールがきた。
「ハーイ!おめでとー!」
これだけだ。

この能天気さが理解できない。自分にとって思いたい様に思う癖がでている。


まあでも、これが救いになる時もあるけど。


しかし、何だろう。こういうテンションでいる神経もわからないし、家族の事は全く他人事と言うか。


こんなメールをするかと思えば、別人の様に意地悪をするのだから。慣れてしまった。もうどうでもいい。


初詣に行ってお御籤ひいたら大吉だった。めったにひかない大吉。良い事が起きるかな。


もうすぐ平成が終わる。

悪い事は年号の終わりと共に去りぬ…で、今年は皆様にとっても自分にとっても明るい未来を感じられる年になりますように。

明けましておめでとうございます
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予想通り、夫は帰宅するかどうかの連絡もなく、結局帰宅せず、私は子ども達といつも通り楽しく過ごしている。

このまま数年会わずにすむかもしれないが、突然向こうの都合で(世間体を繕う為とか何かしでかして、泣きついてくるか)会う機会もあるかもしれない。

夫のアパートの鍵を持っていた時は、こっそり行ってやろうかと思っていたが、今は引っ越してしまい、鍵も無く、それができなくなった。今はそこまでする気持ちも無くなった。

その時間と費用とエネルギーを自分の為に使いたい。旅行した方がまし。


籍だけ入っていて、実態は他人だと私は思っている。が、子ども達や肝心の夫はそうでは無さそうだ。

子ども達が、父親の存在だけでも必要としている気持ちも尊重したい。

話は変わって、初詣に行き、久し振りにおみくじで大吉を引いた。


今年は良い年になるかなあ。どうぞ家族が健康で明るく過ごせますように。




最近、右腕にしみが増えてきた。紫外線によるシミ、老化現象だと思う。

冬は長袖で隠れるので日焼けは気にしなくてすむのだが、ふと気が付くと左手で無意識に右腕をつねっている。痛くなるまではやっていないが、皮膚を指で擦ったり、ひっかいたりしている。

あ、またやっていた。と思い手を引っ込めるが、気がつくとまたやっている。

最近急に増えた右腕のシミは。紫外線のせいもあるかもしれないけど、この癖も関係あるかもしれない。


いつのまにこんな癖が。なぜ、右腕なんだろう。


私の中に心理的な何か闇があるのだろうか。考え過ぎ?


とにかく気をつけよう。見た目も悪い。夏でも長袖を着ないといけなくなる。

これが子どもの行動だったら、口には出さないけどとても心配するかもしれない。

何かストレスが溜まっているのかなあと。


自分の事だと、たいした事じゃないと思ってしまう。
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夫は未だに爪をイジイジと噛む癖がある。


「もしかして爪噛んでる?」と聞くと「爪なんか噛んでいない。指を見ていただけだ」と言い張る。
慌てるわけでもなく、恥かしがる事もなく、とぼける。

夫は、仮の話、服を脱いでても、「服は着ているよ」と言う人間だ。最悪「服が勝手に身体から離れた」とまで言う。絶対嘘だと明らかなのに、平然と言う。

幼児が悪戯をして親に叱られるのを怖がって、嘘をつく事があるが、それと全く同じ事をおじさんになってやっている。

誤魔化すという事は、”してはいけないと自分でもわかっている”という事だろう。


子どもの時から、ずっと注意されてきてて、その都度こうやって誤魔化してきたのだろう。今更私の言うことなんて聞くわけないか。でも、人前でやったらみっともないと思うが。


夫が甘えたかった義母はもういない。今頃誰も注意する人のいない部屋で、思う存分爪を噛んでいることだろう。



続き

私は、帰宅した後、夫を責める気も起きなかった。それより、夫が自分をけなした私を非難してくるのかと思っていた。


現実は、夫はニコニコして「いやあ、流石だね。上手いね。その手があったかと思ったよ。」と言う。


「僕の事をわざと悪い風に話してさ、演技が上手かったね。苦労している可哀想な奥さんのふりするとはね。感心したよ。おまけにさ、君の演技のお陰で、向こうの本音がわかった。僕は騙されるところだった。被害に遭う前に縁が切れて良かったよ。」
と、全く物事の本質を理解していなかった。

確かにY氏は予想通り危険な人ではあったが、それをお前が言うな!だ。


私は嘘も言っていないし、演技もしていない。

あれが全て嘘だったと夫は思い込もうとしている。

そもそも、もし、私が乗り込んで行かなかったら、どうなっていたのだろうか。

自分のした事、人の忠告を聞かなかった事も全く反省していない。

何でも自分の都合の良い様に、物事を作り変える、絶望的な感じがした。


 ⇒ 続き


Y氏は困った顔をしていた。するとAさんが口を開いた。


「●さん、(夫)話が違うじゃないの。奥さんがこんなに真剣に考えてくれていたなんて有り難いわ。確かに●さんの事、私達も信用していた訳ではなかったし、誘って本当に大丈夫かしらって、Yさんと話していたのよ。能力の無いダメそうな人だとは思っていたのよね」

と、馬鹿にした口調で夫に向かって言った。夫の顔がひきつった。


「そうね。奥さんの心配は最もだわ。●さんがもし能力が無かったら、給料が無駄になるから、先に担保をとっておこうかなとも考えていたんだけどね。もういいわ。私も反対だったの。Yさんが、利用できるっていうから様子みていたけど、これではっきりしたわ。」

「Yさん、これでわかったでしょう。●さんは何の役にもたたないって。雇うのは辞めましょう。」

とY氏に詰め寄った。Y氏は、「そうだな。そうするか。」と言い、夫と離れる事に決めた様だった。

問題はあっけなく解決した。他にもはっきりさせたい事はあったが、愛人さんの反応を見ると、このまま問題も無くすんなり縁を切れそうだったので、特に聞かなかった。


私は頭が痛くなり、力が抜けた。


出されたお茶を飲んで、帰ろうとするとY氏が夫に言った。


「君にこんな奥さんがいるなんて、想像もしなかったよ。話と違うじゃないか。君はもっとしっかりしなきゃだめだぞ。家族を困らすなんて最低だぞ!」
と、説教していた。

Y氏の本音もわかった事で、どっちもどっちだなと思った。

私はこの人の妻だと思われる事が嫌だった。情けなかった。


帰る時のY氏とAさんの態度は、来た時とは真逆に変わっていた。

私に対して笑顔になり、夫に対しては見下した様な顔をしていた。

「奥さんにここまでさせて、情けない人ね。あんなに自分を立派な風に言っていたけどこの程度だったのね。ほら、私の言った通りだったでしょう」とAさんがY氏に話していた。

似た様な人達に自分からもすり寄って、しがみついていた夫。

女性の方が、直感が鋭いのかもしれない。Aさんも、夫に不信感を持っていて、Y氏に忠告していたわけだ。


夫はY氏と縁を切れた事が嬉しかった様で、帰宅してもずっとご機嫌だった。


私が夫をあんな風に言った結果なのに、全く気にしてない様だった。



 

⇒続き


夫の仕事の内容、待遇を聞いたところ、Y氏は少しうろたえた。

そして「ちゃんと給料だしますよ。彼の能力に期待してますからね」と言った。

「具体的に教えて頂けますか?役職なら何を?お給料は幾らですか?」とすぐに問い返す私。
夫から聞いた”資金を出せと言われた”話は、ここではまだ聞かない事にした。


Y氏は、むっとして「なぜそんな事を聞くのですか?私を信用できませんか?」と言う。
横でAさんが頷いている。

「夫に期待して頂いているのはとても有り難く、感謝しています。でも、もし夫が期待に応えられなかったり、ミスをして迷惑をかけた場合はどうなるのでしょうか?夫に期待されている能力とはどんなところでしょうか?」としつこく粘ってみた。


Y氏は、おそらく私をなめていたのだろう。最初にいきなり怒鳴りつけたのも、力で何も言わせなくしようと思っていたのだろう。思っていた通りの人だった。

「家族の生活がかかっていますし、これまでも夫には転職される度に振り回されてきましたので、慎重にならざるを得ないんです。Yさんがどうのという問題ではないんです。今も職場でトラブルがあり、じきに辞める事はご存知ですよね?それなのに夫を評価するというYさんに対して、夫は期待に応え、絶対に裏切れないと思うのです。夫がまた同じ失敗をし、御迷惑をかけるのではないかと不安なのです。」と説明をした。


夫が横にいるのに、言いたい事をそのまま言っている自分は、自棄になっていたと思う。


すると「う~ん、そうですね、給料は○○円位かなあ」とY氏がぼそぼそ言い出した。


それは意外に少なかった。「役員にすると言われた」というのは嘘だったのか。


夫が「エッ?そうだったっけ?」と声を出した。


Y氏は「様子を見てから少しづつ上げていくよ。」と言う。


「個人の小さい会社だからね。大変なんですよ。給料を貰えるだけの仕事をしてもらわないとね」とY氏は夫に向かって言った。

「と言う事は、能力が無いと思われたら、給料はカットか無しになるのですか?」と私が聞くと
「そうだね」とY氏が開き直った感じで答えた。

この時の夫の気持ちなんてどうでも良かった。夫はただ黙って聞いていた。


Y氏も夫も、予想外の展開だったのか、表情が暗くなっていた。



⇒ 続き


夫は、私のせいにはするだろうとは思っていたが、まさか「いざとなったら自分だけ実家に帰って親に食べさせてもらう」って、何だ?

何でそこまでY氏に言う必要がある?というか、そんな事、普通考えるかい?本音か?だろうな。夫なら。

家族がいるのに、自分だけ帰る?まあそんな男だとは思っていたが、まさか年金生活の老親に、「食べさせてもらう」とか、馬鹿じゃなかろうか。

一番働き盛りの健康な男だよ?

精神科に通っているのは私。それを言うなら私の方でしょ。


一瞬頭がパニックになったが、薬で頭がぼーっとしており、体調が良くなかったのが、この時は逆に良かったと思う。

怒る気力も無かった。

それに他人の前で夫婦喧嘩も馬鹿らしい。
夫には後からじっくり話せばよい。(話し合いにはならないだろうが)

それより、話をさっさとすませて帰りたかった。


Y氏が言いたい事を言い終わり、少しすっきりした様子で私に問いかけた。

「奥さんは、いったい私とご主人の仕事の話の何が気に入らないんですか?」

Aさんも、「私も聞きたいです!」と身を乗り出した。


その前に…Y氏の事務所に来てから感じた事があった。


テーブルにつく前に会話を交わした夫とY氏、Aさんとの何気ない3人の様子を見ていると、かなり親しげなのだ。私に愚痴っていた事と違う気がした。

私と夫は夫婦なのに、私には敬語でぎこちない夫、私1人が他人であとの3人が兄弟みたいな、そんな違和感。



前から思っていたが、夫は精神的に家族と他人の区別が無い。

普通なら、態度や雰囲気でこの人が奥さんで、子どもだなとわかると思う。

だが、夫はその場しのぎで、感情を大事に保つとか、いわゆる人情を持っている感じが無く、人との関係を積み上げていく事ができない。


自然の風景を見ても、何も風情を感じない様な、じわっと感情が込み上げる様な事の無い人なのだ。
子どもの成長に目を細めるなぞ、ない。

あるとしても、それより別の計算が優先されるのかもしれない。

感動するふりは上手く、大げさだ。


どれだけ一緒にいても、一日しか会ってなくても関係ない。その場で、相手にどう振る舞えば自分に得か、で態度を変える。



今会った他人が、お世辞を言ってくれ、利用できる相手と感じたら、家族より親しくする。

簡単に大げさに「こんな幸せな気持ちになった事はないですよ!」「あなたみたいな人は今までいませんでした!」などと口にする。
(若い時の私はそれを見抜けなかった。今なら簡単にわかるのに。)


夫にとって義実家だけが本物の家族。
それが、あの「自分だけ帰る」発言に表れている。

結婚後の仕事も住居も人間関係も、”逃避の連続”。本人は、”成功の連続”と自分を騙す。


本人は、素晴らしい自分像を妄想して絶対正しいと信じている。


妻は元々他人だから、それでも良いとしても、子どもに対して無償の愛を持てない、目の前の都合の良い他人の方が楽という感覚の持ち主。

そんな現実を、またもやY氏を通じて感じてしまった。

質問を受けて、私はゆっくりと話し始めた。

「私は、Yさんの事をそもそも良く知りません。先日、やっと夫から話を聞いたところです。それで今日話を聞きに来ました。一緒に仕事をやろうと誘ってくださったそうですね。」
と言う事から始めた。


確かに私は自分の直感と、忠告してくれた人の件もあって、Y氏と夫がこそこそ何かやっている事に不安を感じていた。だが、夫はいっさい私には話さず、反対したとしても無視して行動してきたのだ。


Y氏に反論する気はなかった。騙されているのはY氏も同じなのだから。

Y氏に、夫にどういう仕事をさせようとしているのか、待遇はどうするのか、これからどう生活が変わっていくのかを聞きたかった。

夫が私に話した事が嘘かもしれないので、まずは真実を確かめようと思った。


 

 ⇒続き


Y氏のこの言葉、挨拶もそこそこにいきなり怒鳴るなんて、失礼だと思った。

一応来客ではないか。


それに、予想はしていたが、私が悪者になっている事ははっきりした。


夫は私には内緒でY氏とつるんでいたし、私は二人の会話なんて何も知らない。何をどう怒っているのか意味もわからなかったが、夫が自分をかばうために、また私のせいにした事だけはわかった。


予想はしていたが、まさかここまであからさまに言われるとは。


夫の方に顔を向けると、焦っておりニヤニヤして黙っていた。夫はバツが悪い時はニヤニヤする癖がある。

私は「すみません、何を怒っておられるのか良く分かりません。私は今体調が悪く、薬で頭がぼーっとしていますので、うまくお話ができないかもしれません。」ととりあえず言った。

すると夫が「そうなんですよ。具合があまり良くないんですよ。」と言う。

(誰のせいで私をこんな目に合せているんだよ)と腹がたったが、その夫の態度を見てY氏は益々機嫌が悪くなった。


そこに噂に聞いたY氏の愛人らしき女性Aさんがお茶を持ってきた。
そしてY氏の横に座って「さ、話し合いを始めましょうか」と言った。

なんでこの人が関わるの?と思ったが、AさんもY氏と一緒に何か企んでいたんだなという事はわかった。

どう見ても、(全く付き合いの無い私がY氏とAさんに対峙しているこの場面はおかしいよね!夫として自分の尻拭いをさせ、関係の無い妻をこんな場に立たせるなんて最低だよね!)と思えて、情けなく、横で他人事の様にヘラヘラしている夫にほとほと嫌気がさした。


「●さん(夫の名前)から聞きましたよ。あなたは、私の事を嫌って、●さんと私が一緒に仕事をする話を壊そうとしているそうですね。ご主人が私に泣きついてきましたよ。奥さんが邪魔をして困ると。このまま奥さんの言いなりになると、自分は仕事も何もできなくなる。生活費を稼ぎたいのに妻が邪魔をするから、生きていけない。実家に自分だけ帰って、親に食わせてもらおうかとまで思っている、と悩んでいると私に相談してきたんですよ。奥さん、ご主人の邪魔をしてダメじゃないですか。私の事まで妨害して!」

とY氏が一気に話し始めた。


夫はニヤニヤしながらも目は焦っていた。



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