早朝の散歩中、24時間営業のスーパーから買い物袋を下げて
杖をつきゆっくり歩く高齢男性を見かけた。
足元がおぼつかなく、進む距離はほんの少しづつ。
痩せておられて、今にも倒れそうに見えた。
入院する前の父もあんな感じだったのだろうか。
実家で最後に会った時は、良く動いていたから、足腰だけは強いと思っていた。
夏になってから弟に何度も父の様子を聞いていたが
大丈夫、自分で買い物に行って食べているみたいだしと言われた。
7月中旬までは元気だったと思われる。
1か月ほど弟は全く会わないで放置する時がある。
父本人が大丈夫、と言えば弟は、あ、そうで終わるし、
~したくないと言えば、本人がそういうからと放置する。
憎くてわざとではなくて、自分が面倒臭いと思うことから逃げる癖だ。
久しぶりに見に行って様子がおかしかったと電話がきた時、
私が「すぐに病院に連れて行って!危険な気がする」と言ったのをスルーした弟。
今もそうだが、様子がおかしい=危険、病気、と弟は思わない様で
ただ、変だ、おかしいよねと笑って話すのだ。

あの時、もう大丈夫、元気そうだからと言っていたが、今思えば嘘だったと思う。
もし、弟が一人っ子だったら、今頃父は家で孤独〇していただろう。
警察が来て、近所で騒ぎになり、家の中を観られて
近くに長男がいるのに、ここまで家が荒れているなんて、
ネグレクトかと呆れられてたと思う。
そんな最悪な事態を回避できたのは本当に良かった。
今朝見かけたご老人は、1人暮らしだろうか、それとも子どもさんと同居かな?
運動の為に1人で散歩に出て、ついでに買い物をしたとか?
どうか、父みたいな状況ではありませんように、と
お節介にも勝手に心の中で祈っていた。
今朝もスマホで音楽を聴きながら歩いた。
また意外な場所であの白い犬とおばあさんとすれ違った。
やっぱり妖精に見えてしまう(笑)
さっきまで父の事を思い暗い気分だったが、二人のお蔭で幸せな気持ちになった。