実家の父のベッドを見たら、気分が悪くなった。
テーブルには、弟が置いたパンなどの食べ物が手をつけられないまま。
本当に放置されていたという感じがした。
飲み物は冷蔵庫に沢山あったが、力尽きて飲めていなかった。

どんなに辛かっただろう、助けてくれと言いたくても動けず
電話もできなくなっているし、
じっと耐えていたを思うと、悲しくなった。
(弟にはあんなに注意していたのに。大丈夫、元気になったと言った。
しかも弟は内緒で旅行に行っていた。嘘をついたのか弟の認識がおかしいのか)

面会はできたが、父は、相手が誰か認識できず、
耳も聞こえるが、言葉が理解できない様だった。
それでも、自分でどうにかしようと、人に頼らず立とうとしたり
看護師さんの指示に従おうと、どうにか頑張る意思を示し、父らしいなと思った。

前回会った時よりも、かなり衰弱していて
老衰で仕方のない事だが、すっかりガリガリになっていた。
ootama_FP03770_TP_V

私は、疲れやストレスからなのか、一日頭が重くて目に力が入らず、
いつもの血流不足みたいな状態で、時間があると弟宅では横になっていた。
抑えている弟への怒りや父への悲しさ、自分の無力感へのストレスもある。

一晩寝ると回復したので良かったが、
弟から「一旦帰っていいよ、しばらくは入院するし、
施設に移動する頃にまた来てくれたらいいから」と言われた。

私が体調悪そうにしていたせいかもしれないし、
面会に制限があり、いても何もできないこと、
亡くなるのを待つみたいで、ずるずるいてもなあと思い、
予定変更して、帰ることにした。

父は私を看護師だと思っていたらしく、
話しかけてくれたので、会話はできた。
言葉にならない言葉だったけど、言いたい事はわかった。

まずは、安心して気が抜けた。