涼しい時間が良いかと思い、友人と午前中に会ってきた。
パッと見た時、やつれて見えた。
髪を結んでいたせいかもしれないけど、
病み上がりなのだし、辞めたいけど今は仕事を休めないとかで
疲れているのかもしれない。
(勿論、そう感じた事が伝わらない様に気を付けたが)
最初は声も弱々しく聞こえたが、色々お喋りしているうちに
元気になってきた様に思えた。
自分の事だけでなく、子どもさんの家庭の事でも
色々あって心配事が続いている、何故自分の周りにこんなに嫌な事が続くのか
と、いつもは見せない弱気な表情を見せていた。
しばらくの間、黙って友人の話を聞いていた。
友人は話し尽くしたのか、しばらく沈黙する時間があった。
コーヒーをお替りしたタイミングで
「時間大丈夫?疲れてない?」と聞くと
「まだまだ話したい。もう少し一緒にいて」と言われて安心した。
術後、休む暇なく大変だったようで、ストレスも溜まり、疲れているのだろう。

私は、つい自分の愚痴を話してしまい、はっと気が付いた時は手遅れだった。
暗い話をしても向こうは迷惑だろうに。
それに前にも話した同じ内容。またかと思われた事だろう。
何か面白い話題があったら良かったけど、
結局愚痴の発散の場になってしまった。
別れる時は笑顔でまた会おうねと手を振って別れた。
会って良かった。本当に。
いつもなら、すぐ車に乗るのに、
友人は私が車を出すまで、私に手を振り続けてくれた。
友人はまだまだ病気の治療が続くし、
再発率が高い部位であることや、転移の不安も残っており
心が折れそうと言っていた。
なのに自分の事よりも人の心配やお世話までしているのだ。
これまで、何度か手術をし、私生活でも色んな苦労をしてきた人だけど。
いつも明るく気丈にふるまっている。
私なんて甘ちゃんすぎて恥ずかしい。
友人の話がショックすぎて、ピンとこないし
何も言えないので、結局全然関係のない話題をしてしまう。
こんなしょうもない私でも、長い間、友人でいてくれて本当に有難く、感謝しかない。
涙が出てきた。