昨夜ちょうど眠りについた時に、弟からの電話で目が覚めた。
夜中の電話はどきっとする。
起こされた事もあり、私の声は不機嫌になってたと思う。

父に何かあったのかと思ったが、それに近かった。
「昨日、父を訪ねたら様子がおかしかった、
エアコンもつけず、食事も食べて無さそう、ぼーっとしていて
話かけてもおかしなことを言う。もう一人暮らしは無理かなあ」
とのんびりした口調で言う。
体温や血圧は測った?と聞くと、思いつかなかったと冷静。

ただでさえ不機嫌な私は、明日すぐ病院に連れて行って、と強く言った。
熱中症、脱水、 栄養失調かもしれない。せん妄がでているのはやばい。
老衰も進んでいるし、危険だ。と言ったが、弟はフーンと無反応。

これまで何度も予想して、
父を守る作戦を今まで弟には言い続けてきた。
介護サービス、施設申し込みなど、これまで何度もチャンスはあった。
介護認定の申請は、父も納得し手続きしたのに、
弟が勝手にキャンセルしたこともあった。

連絡先になって、あれこれ役所と連携するのが面倒だとか。
その方が自分も楽になるし安心なはずだけど、
弟の場合、何もしていないから
楽になるんじゃなくて、責任がかかってくるのが嫌なのだ。

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昨夜の電話は、世話したくないから私にやってくれ、
と言いたかったのだろう。

だから、さっさと介護サービスを受けさせて、
施設に入れてれば安心だったし、父の為にもなったのに。
最近も見学までは行ったが、父がごねるのは当然で、
それを理由に弟は何もしなかった。
最初から入れる気が無かったのだ。

今になって、「施設に即入れたらいいね」と言う。
この前、何を聞いてきたの、空きがなくて待たされるのよ、
それまであなたが世話をするのよ、
だから早く申し込みをした方がいいと言ったよね、とつい文句を言ってしまった。
弟は、本当に聞きたくない事は聞いていないのだ。

先日の施設の申し込みも、私が手伝うと言ったが、弟に断られた。
今更なに?としか言いようがない。
私はもうやる気は無くなった。何をやっても言っても無駄だったから。

今の父は私のことは忘れている。会ってもわからない。
全ては両親の自業自得。弟も。
                             続く