「栄光のバックホーム」がネットフリックスで配信開始されたので早速観た。
最初は淡々とした流れで話が進むので、ちょっと物足りない感じかなと思ったが
話が進むに連れ、涙無しでは観られなくなった。
元阪神の横田選手の実話。
彼の事は何度かテレビでも話題になり知ってはいたが、
映画となって改めて観ると、やっぱり泣いてしまった。
素直な人柄、野球一筋に真面目に努力してきた若者に
どうしてこんな試練がと思うと、歯痒くて仕方がない。
次々と襲う病気、苦しく辛い闘病生活は想像を絶する。
支えるご家族に対しても同じ。
理不尽すぎて納得がいかない。
映画の冒頭とラストシーンで、星空を見上げながらお母さんが語る言葉が
胸に響くだけに、悲しい。
ご本人は当然のこと、ご家族、特にお母さんの頑張りには本当に脱帽するし、
自分だったらここまでできるだろうかと、見ていて辛くなった。
何故この子がこんな病気にと、もっと早くに病院で検査させればよかったと
母親なら自分を責めるだろう。
お姉さんが「これが弟の人生、自分を責めないで」とお母さんに話すシーンには救われる。
自分もこのお母さんを見習って、もっと強くならねば。

(C)2025「栄光のバックホーム」製作委員会
映画の撮影中に横田選手は亡くなった。
本人に観て貰うことは叶わず、残念だ。
何度も辛い治療を乗り越え、講演もし、
本を出し、悩む若い人を励まし、頑張り続けた彼の生き様は凄いし
こうやって映画の中でまた多くの人を励ましてくれる。
いつも思うけれど、どうして真面目で良い人が辛い目に遭い、
人を傷つけたり、悪事を働く人がのほほんと生きているのか。
神様なんていないと思えてしまう。
そうそう、この映画では、脇役で、次々と大ベテラン俳優が登場する。
「え~次はこの人が!どんだけ贅沢~」と脇が豪華すぎて、
途中でくすっと笑ってしまった。笑う場面じゃないのに。