弟から電話がきた。
実は数日前に、弟が父の施設入りをまたやめそうな事を言ってきた。
父があまりその気がないみたいだと言って、説得するのが面倒そうだった。
そりゃ父の立場になれば不安になるのは当然だろう。
かつて父は、母との別れが近づいた時、自分から施設に入りたい、
何かあった時が不安と言っていたのだ。
おそらく父の事だから、申し込みから準備まで全部自分でやると考えていたのだろう。
でも、もう今は自分で手続きや準備をする気力体力も無くなり、
新しい環境も不安になるのは当然のこと。
父は弟の病気の事を忘れている風だ。
私は、弟がいつまた倒れるかわからない不安と
私もいつ病気になるかわからないし、
そうなった時父はどうなるのかという事が気になる。

施設入りは弟の為でもある。父の世話がストレスと言っているのだし。
施設なら安心だ。
他の入居者との交流も父にとって良さそう。
「父には、手続きは全部こっちがやるから安心して任せてと話して、
背中を押してあげよう。その時は私も手伝うから」と話した。
その後、弟は良さそうな施設の見学の予約を取る気になった様子。
一緒に見学にいかないかと父に話すと、前に話した事を忘れており、
今度はその気になっていたらしい。
そこまで聞いて、とりあえずホッとした。
申し込みは多く、まだ見学もしていないし、
入居まで時間はかかりそうだけど、とりあえず第一段階に進んだ。
先日友人とも話したが、何でも「動けるうちにやろう」なのだ。