先日連絡がとれない古い友人の事を書いた。
今どこに住んでいるのかもわからない、
こちらに戻ってきて娘さんと同居しているかも。
近くにいるなら会いたい。
以前、向こうもそう言ってきたけれど、どうしたのだろう。

思い出せば、彼女に最後に会ったのははるか前。
私は下の子がまだ保育園で、友人は色々苦労してやっと離婚できた時だった。

夫が家を出て行ったばかりの頃だった。
夫は世間に「単身赴任で家族の為に働きに出た」と誤魔化していた。
現実は相談もなく突然勝手に出て行ったのだが、
後から責められない様にホラをふいたり、嘘ばかりついていた。

夫からの洗脳もあり、余裕の無かった私は、子ども達を育てるのが精一杯で、
きっといつかは良くなると夫のホラ話を信じようとしていた。

当時は、友人の方が大変で、話を聞いて励ますのが精一杯。
自分の愚痴や不安を話せるような状態では無かった。

だから下の子が保育園だった時のまま、お互い止まっている訳だ。
友人にとっての私の記憶は、あの頃の”何も家庭に問題の無さそうな
幸せそうな私”なのだと思う。

そこに気がついた。
友人は、今の私の事を~夫と仲良く二人暮らし、夫のお蔭でお金にも困らず
夫婦で旅行に行ったりの悠々自適な生活をしている~と思い込んでいるのかも。
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今回ラインを送ってもスルーなら、縁が切れたと諦めよう、
これが最後、しつこくならない様に軽く挨拶文を送ってみる事にした。

その前にもう一度考えてみた。
今「私は一人暮らしをしている」をまずは伝えようと。
それで何か感じ取ってくれないかなと。
簡単に挨拶と上の一言を付けたラインを送ってみた。

すると、今回はすぐに返事がきた。
「来週以降なら会えるよ、会うのが楽しみ」と。
2年も反応が無かったとは思えない感じ。
「あ、〇日は歯科だから、それ以外で」とか普通に言ってくる。
え?気分屋なの?こんな人だったっけ?
これまでやきもきしていたのは何だったの。

私が一人暮らしと知って気になったのかな。
色々聞かれるかもしれない。やっと話せる時が来た。
人の愚痴を聞くのが嫌いな人もいるので
会ってからどうするか考えよう。

まずは元気そうでほっとした。
それにしても気が抜けてしまった。

この土地に来て長く、沢山の人と友人になったが、いつしか疎遠になり、
継続して仲良くしている友人は居ないと言えるほど少ない。

会えば会話をする顔見知りは近所にもいるけど、友人ではない。
心通じる友人は県外のあちこちに引っ越してしまい、
自分も引っ越しが多く、会えなくなってしまった。
自分も含めて皆が引っ越さずにいたら、今頃どんなに楽しかっただろう。

貴重な友人の一人が戻ってきたのは嬉しい。
しかも故郷が同じ。彼女とは方言で話せるし親近感が違うのだ。

若い頃と違い、会うのも相手の健康状態や都合を考え遠慮しがちだけど
1年に数回でもいいから、お喋りできる友人がいるだけで幸せだと思う。