最近、寒くない日は、まだ薄暗い早朝に散歩する事にしている。
狭い危険な歩道を歩くので、車や人が少ない早朝が安全。
沢山歩きたい日は、公園に行く。
この時期、肌寒い早朝には、公園も人がほとんどいないのでラッキー。
夏よりもずっと歩きやすい。
帰る頃には身体は温まり、汗ばんでいる。
最初暗かった空が、次第に明るくなり東の空が真っ赤に染まっていくのが
本当に美しく、毎日が感動の連続。
朝早い時間が好きなのは、これがあるから。
季節の変化、美しさに触れるのも散歩の楽しみの一つ。
最近、公園に行く度に見かける小柄な男性がいる。
毎日、全身黒い服。
黒いパーカーをかぶり、前かがみになり速足で歩いている。
一見、ふらついている様にも見えるが、歩くスピードはかなり速い。
弟みたいに軽い脳梗塞か何かをして、リハビリで運動をしているのかな?
少し半身が不自由にも見えなくないが、
もし弟が歩くならあんな感じに見えるかもと思った。
私も速足で歩いているけど、あっという間に追い越される。
その時に必ず、挨拶をしてくれる。

全体の雰囲気から想像すると、定年退職した後だろうか。
黙々と何週もコースを歩くこの方は、公園で見かける人の中でも一番人柄が良さそうな印象。
人それぞれが醸し出すオーラみたいなものがあって、
何故か、この人には人格の良さを感じてしまう。
この人が公園にいると、ほっとするのだ。
ただ、遠くに姿が見えるだけで、何の接触もないのに何故だろう、不思議。
先日、その男性が、公園のコースから外れた場所を歩いていたので
何をしているのだろうと思ったら、公園内のゴミを拾って歩いていた。
公園は管理が行き届いており、掃除や草木の手入れはまめにされている。
ゴミは滅多に落ちていない。
その中でゴミを探しながら拾っていたのは頭が下がる。
やっぱり良い人じゃないか。
人格の良さがオーラに出ていたなと思った。
(人を避けているような雰囲気の人なので、そう思うのは私位かも)
こんな風に人間観察しながら散歩するのも面白い。
(自分も他の人から見たら、変な人と思われてるかもしれないのに )
いやいや、夫だってこれ位のパフォーマンスはするかもしれないし、
簡単に自分の感覚を信じてはいけないぞ、と自分に言い聞かせるもう一人の自分がいる。
嫌だ嫌だ、人間不信になってしまっている。
想像するだけだし、これ位ならOKよね。