自分が30代位まで、母にお土産やプレゼントを渡した時、
喜ぶどころか「こんな物欲しくないわ」とけなされる事が多かった。
本人は気が付いていないけど、いつも言葉にとげがあり、
何をしても怒鳴られている気がした。
父は母の言葉使いを品が無いと注意していたが、変わらなかった。
子どもの頃は、私の誕生日になると
「あなたのせいで疲れるわ、お祝いなんてしたくない」と叱られた。
実際、何もせず、親からプレセントを貰う事も、お年玉も無かった。
自分が生んだのに理不尽だよな。ならうまなきゃ良かったのに。
なんて今なら言い返すけど、子どもの頃は、自分の意見を言うと
睨みつけられ、黙れと怒鳴られた。

弟の誕生日は全然違い、笑顔でパーテイをしてあげていた。
自転車を何台も買ってあげたりしていたが、私には最後まで何も無し。
理由は娘だから。
差別した結果、何も意味が無かったな。
小さい頃、あまりに辛くなると、心のドアを閉じていた。
全く親の声かけに反応しなくなる。
はっきり覚えている。心の中の鉄の扉ががしゃんと音を立てて閉まる感覚を。
鉄仮面みたいに固まった私を見て、
母が慌てていたの事も覚えている。きっと怖かったのだろう。
どうしたら心を開いてくれるのか、必死になっていた。
その時だけは優しくなるが、すぐ元に戻るの繰り返し。
私は、成長期なのに全く食欲がなく、
成長が止まった時があり、痩せて小さく、近所のママさんから
母は虐待を噂され、悩んでいた。本人は全くそんなつもりはなかった様だが。
思春期に荒れなかったのは、友人が良かったのと部活で発散していたおかげ。
そのうち、早く親から離れる為には県外に進学だという目標ができた。
父が教育熱心だったのを利用したという感じ。おかげで夢が叶った。
無理かと思っていたけど、県外に行かせるという意外な結果で父に感謝した。
あのまま家に縛り付けられ、
何をするにも口をだされ、支配されていたら
私は間違いなく壊れていたと思う。
親に暴力をふるうか、自分を傷つけるか、精神を病んだと思う。
そうなる前に、家出をして行方不明になったかもしれないが。
最近、子どもの頃の自分があまりにも可哀想になってきて、
子どもの自分を今の自分で抱きしめてあげたくなる。