弟から連絡があり、実家のエアコンの付け替えが終わったようだ。
弟と一緒に買いに行ったのを父は忘れていて、
業者さんが来た時「修理は頼んでいない」と慌てたらしい。 
弟が一緒に買いに行ったでしょと言って、納得したから良かったけれど。

頑固に「買っていない、いらない、帰って」なんて抵抗されなくて良かった。
年相応の認知症は父本人が自覚し、気にしているからまだましな方だ。

家の中の写真を写して送ってもらった。
どこからこの荷物が出てくるのか、と思うほど全ての部屋に物が溢れている。
歳をとると誰でもこんな風になりがちではあるけど。
どこに何を置いたかわからなってくるし、
色んな事が面倒になってきて、手の届く位置に物を置きがちになる。
それは仕方がないことだと理解している。
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私たちが今まで寝ていた部屋も物を置かれたまま。
子や孫が泊まれる様にと母がいつも部屋を綺麗に整理して、
布団も沢山用意していた部屋はすっかり物置と化してきた。
空気の入れ替えもしていないだろうし、虫が湧いているかもしれない。
さっと行ってさっと掃除したら大丈夫な状況では無くなりつつある。

もし弟嫁が健在だったら、弟宅には行く事も許されなかったし、
今みたいに泊めてもらうなんて絶対無い。
なので、私や子どもたちは、帰省しても泊まる場所が無く
毎回ホテルを使う事になっていたことだろう。

実家があるのに、娘がお金を使ってホテルに泊まることを父は何とも思っていない。
お金が無いのに大丈夫かと心配することもない。
母とは正反対、だから正直、母が残る方が良かったと思う時がある。

これまでは、弟宅だけではなく、たまにホテルにも泊まる。そうするしかない。
実家なのにゆっくり過ごす場所も時間もないなんて悲しい。
弟が父に何も言えず、嫌な事から目を背けてきたのも原因の一つだと思っている。   続く