離婚調停は、経験者に聞くと本当に疲れるらしい。
相手も自分が正しいと主張する。
お互いの罵り合いになるし、辛い事を思い出して言葉にするのはきついと思う。
もしかしたら、夫はいつ裁判所から通知が来るかと内心びくついているかも。
自分が不利にならない様に、正当化する言い訳を考えている事だろう。
そういう事だけには神経を使う。
ぐうの音も出ないような強い証拠があれば話は早いのに。
でも、これ以上嫌な事にエネルギーを使いたくないのが本音。
このまま、すーっと煙の様に夫との縁と嫌な記憶が全て消えたら最高に幸せなのに。
先日、友人に夫の事を聞かれたので、
ざっと話したが、やはり話さない方が良かったかもと後悔した。
そもそも、全部話したとしても理解してもらうのは不可能。
似たような経験をした人であっても、
まさかそこまで酷い事をする人いるの?
話を盛っているのではと疑われても仕方がない。
相手との基準が違うのだから、期待するのが間違いだ。
それでも、この友人は親身になって聞いてくれて嬉しかった。
他人と家族の話をお喋りのネタにするのは、昔から好きじゃない。
愚痴を言っても、でも、と否定され、説教され、
子どもの事を聞かれ答えると、勝手にライバル視されたり、
何を言っても反応が面倒くさい。
こういうタイプの人には、わかってもらわなくていいから、
人の家庭の質問しないでほしいと思う。

世間で良く耳にする言葉。
「配偶者の文句ばかり言ってはダメよ。感謝しなきゃ。
誰でも不満はあるのよ、あなただけじゃないのだから、人に愚痴っても嫌われるだけ。
どうせ贅沢言ってるだけで甘えよ。そもそもあなたにも原因があるんじゃないの。
自分が変わる方が先。相手への見方をかえてみればいいのよ。」
人によっては、この言葉が最適なアドバイスになる場合もあるだろう。
だが、現実をよく知らない人が、良かれと思ってこういう言葉を発すると、
ハラスメント被害者は(性被害者も同様)どんどん不幸の沼にはまり、精神が壊れていく。
親切心が、加害に加担するのと同じで、暴力になってしまうのだ。
それは、”文句””愚痴”ではなく、”被害の訴え”かもしれない。
同じ体験をしていて被害者であっても自覚せず、
「自分と同じだからあなたも耐えるべき」と言う人もいる。
まだまだ、戦いを乗り越えた人、知識を得て気が付いた人でないと
対応を判断するのは難しいのかもしれない。
自分もこれまでに友人に良かれと思ってかけた言葉が、
相手を傷つけていたかもしれないと反省している。
今でも自分は未熟者であるし勉強中。
下手なアドバイスはやめて、まずは黙って耳を傾ける事の大切さを心に留めておきたい。