梅雨でも頑張ってウォーキングはやっている。
小ぶりになった時に、傘をさして雨用の靴で外に出る。

帰る頃には足元、手の先は濡れてしまい、
背中は汗で濡れている。
それでも平気。
ショッピングセンターを歩くのも良いけれど
外を歩く方が気持ち良い。

数日前から、古いネガの整理をしている。
子ども時代に父が写した写真のネガも貰っているし、
学生時代には、カメラを買って頻繁に写していたせいで
物凄い量のネガがある。

無造作に3箱に分けて押し入れに置いていたのを
ファイルにきちんと整理して、わかりやすくしようと思った。
ネガを入れた紙の袋に、日付、内容のメモをしていたので助かった。

光に透かしてネガを見ると、そこには昭和が溢れていた。
学生時代の自分の活発さに驚いた。
あちこち旅行に行ったり、色んな場所に出かけていた。
学校があまり楽しくなかったから、その反動だったのか。
若い頃にそれで満足したから、
今そこまで旅行にこだわらないと言うのはあるかも。

お金は無かったはずなのに、就職してからも友人とふらっと旅に出ていた。
景気の良い、活気のあった時代、社員旅行も海外とかあちこち行っていた。
あの時代に独身時代を過ごせて良かったと思う。
今の自分とは別人みたいだ。若い頃は皆そんなものかな。
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全てのネガをチェックして、不要な物は処分し、年代別にファイルした。
自分の歴史を巡るタイムマシンに乗ってきた様な感覚で、
時間があっという間に過ぎた。
流石に頭がぼーっとして疲れた。

ネガを使ったのは、デジタル化するまでの期間だけど、
もし今も使っていたらどれだけの量になっていた事か。

アルバムには写真が残っているし、
いずれ、全てを子ども達には処分してもらえたらいい。
捨てやすくする為の整理だ。

CD,DVDも処分したい。
一部を残して大胆に捨てたいけれど、
貰い物が多くて勝手に処分できないのが問題。
大量のカセットテープ、ビデオテープは以前処分した。
貴重な記録だけ編集して保存。
押し入れがすっきりするので、気分爽快。
昭和のLPレコードはお宝として残している。

残す物は、思い出詰まった宝物ばかり。
でも、いくら大事に保管しても、
火事や災害で一瞬にして全てを失うことだってある。
片付ける度に、いつもその事を思う。

いつ家の中の物全てを失うかわからないのなら、物に執着しても意味がない。
物を大切にする事自体は良いけれど、
いつ無くなっても慌てない覚悟を持ち、大事な物は心の中に残しておけば良い。