最近、老眼がうっとおしくて仕方がない。
強度の近視のせいか、老眼鏡は必要なくて、
近くを見る時は裸眼で良く見える。
その度、いちいち眼鏡をはずすのが面倒なのだ。
老眼鏡にかけ直す必要が無いだけましではあるが。
物が良く見えないと言うのが困ってしまう。
先日アップルのお店に行った時も、
アイパッドに色々記入させられた。
テーブルでゆっくり記入できたから良かったけれど、
カウンターでお店の人の前で、ここにサインをと言われると
ぼやけて見えないので、また眼鏡をはずす。
眼鏡をはずして、顔を画面に近づけている姿は老婆そのもの。
買い物中も、値段が見えないので、いちいち眼鏡をずらして
品物にじーっと顔を近づける。
白内障の手術をすれば、目のレンズを交換するので近視は無くなる。
老眼はそのままだから、老眼鏡が必要になる。
父が白内障の手術をした後、老眼も無くなったと言ったので、
弟が医師に聞いたところ、元々乱視があり、その関係で~みたいな説明を何かされたとか。
(正確にはよくわからない。使ったレンズの関係もありそう)
そんな話を聞くと、早く手術をしたくなってくる。
白内障はまだそこまで進んでないし、手術は怖いし不安だけど。

母は72歳位に1週間入院し、両目続けて手術した。
今は、日帰り手術が普通みたいだし、
父はだいぶ遅れて日帰りだったが、弟が車で連れていき
ずっと付き添ったからできたこと。
私は母みたいにできることなら入院したい。
その方が楽だし安心だし、子に迷惑をかけなくてすむ。
目の調節機能も衰えているのを感じる。
歩いていても、うす暗い道は歩きにくくなった。
足元がおぼつかない感覚になる時がある。
ああ嫌だなあ。いつまでも自分は若くて元気と思いたくても
老化からは逃げられない。
一人暮らしをしていると、寝込んでいざ病院に行くとなった時、
自分の場合は子ども達が近くにいるので心強いけど
仕事を急に休ませることになったり、余計な心配をかけてしまう事になる。
まだ自分達の生活で精一杯な時だし、
子等が定年になるくらいまでは面倒をかけたくない。
が、あまりに先が長い。
それまで自分は元気で長生きできるだろうかと自信が持てない。
その前に夫が間違いなく迷惑をかけるだろうが、
それでも、せめて私より先にそうなってほしいと結局そこに話が行きつく。
夫さえ何も問題の無い人だったら、
今頃は、お互い支え合って平和に生きていたのだろうが。