久しぶりに友人に会い、ランチした。
この土地に来て長い年数の間、色んな友人ができたけど、
環境が変わる度に段々疎遠になっていった。
この人は、何があっても定期的に誘ってくれる大事な人。

高校、大学の親友は二人共若くして亡くなり、それだけでも自分の孤独感は消えない。

地元を離れなければ、幼馴染や親族とのつながりで
今でも賑やかにあれこれ付き合いが忙しかったかもしれない。

心の通じる古い友人は、日本全国本当にあちこちにいる。

自分があちこちと県をまたいで引っ越ししたのもあるし、
友人達も引っ越し続きで、 会いたくてもすぐに会えない距離に離れてしまった。
結婚後、お互いの家族に遠慮もあり、自由の無い時期を経て
今やっとやりたい事ができる時期に来ている。

一人はやっと今年会えそうだけど、他の人とはいつになるかな。

昨日会ったのは、10年位前からの付き合い。
彼女の人生も壮絶だし、菩薩の様な優しさで人の為に尽くす人。
でも、しっかり自分を持っている。

持病があるし、身体も弱いのに私よりも活動的。
昨日も「自分の家系は寿命が短く、私も遺伝で病気持ち。
あと何年生きられるかわからないから
今のうちに会いたい人に会い、行きたい場所に行こうと思ってる。
家にこもっていてもつまらないしね。」
と、親族や同級生とよく遊びに出ている話をしていた。
aig-mid22910-03b-xl_TP_V

羨ましいのは、実家からかなりの財産を相続したそうだ。
額を聞いてびっくりした。
生活も雰囲気も地味で節約して生活しているし、
お金は、沢山いるお孫さんの教育費など今後色々援助する為に使うそうだ。
それでもかなり残るはずだが、子どもさん達に残してあげたいと思っているのだろう。

その気持ちはよく理解できる。子ども達には苦労させてしまった。
何か罪滅ぼしをしたいと。私もいつも思っている。
私もお金があれば助けてあげたい。
そうしたくてもお金の無い自分が悔しい。
それどころか、仮にお金があったとしても、それをも奪おうとする夫の存在に悩む。

友人には、夫の事を一部しか話していないけど
「籍だけは抜かない方が、遺族年金や生命保険の面ではいいんだけど」
と言われた。
それはきちんと夫が稼いで年金を払ってきて、多額の生命保険をかけていればの話。

彼女の前提が「まともに働いて稼いで充分な年金がもらえる夫」であり、
まさかうちの夫がそそれすらやってない男だとわかると、唖然としていた。
それもそうだけれど、縁の切れない子ども達を守る事を考えると
その方が良いのかも、そして、絶対に夫より自分が長く生きる事だと結論付けた。
「一日でもいいから絶対に自分が後に残ること」と。

私と彼女とでは、経済面での安心感が全然違う。
お金があれば解決できることがある。
でも、彼女が言うには「最近、子ども達が私のお金を当然の様にあてにするから、
お金がどんどん無くなりそうで、ちょっとブレーキをかけているの」とのこと。
なるほどなあ。あまり気前良くしすぎると、お金だけの関係になりそうで怖いかも。
弟の事を思い出した。
無い自分からすれば、羨ましいことには変わりないけど。

ランチが終わった後も会話が続いてしまい、
お店をでた後も、外のベンチで自販機のお茶を飲みながら話をした後、別れた。