昨日はお昼過ぎに散歩に出た。
もっと早い時間に出たかったけど、まだ肌寒いしいいかなと思って。
行きは、風が強くて歩きにくく大変だった。
いつもと違うコースにしようと、遠くまで歩いた。
晴れた日は、目の老化で光が眩しくて、帽子や日傘が無いと歩きにくいし頭痛がする。
もともと、子どもの頃から曇った日でも紫外線に敏感だった。
外に出ると目をいつも細めていた気がする。
後部硝子体剥離が進んできてから、急に眩しさが強くなってきた。
ドライアイは改善してきているけど、またすぐ悪化しそう。
風と眩しさと戦いながら歩いた。
目的地まで行って、折り返す頃にはどんどん気温が上がってきた。
すでにかなり体は温まっているし、汗がたらたら出てくる。
なるべく日陰側を歩いてはいたが、息があがり辛くなってきた。
たいした距離ではないし、この程度で?と情けなくなった。
頑張れと自分にはっぱをかける。
途中、立ち止まると逆に苦しくなりそうな気がして、
スピードは落とさず、呼吸をしっかり意識しながら黙々と歩いた。
初めて歩く道だから、先が見えず苦しさを感じるのだろう。
慣れたらどうってことはない。
途中、道に迷ったりした。
家に無事に帰れるのか、熱中症で倒れたら恥ずかしいなとか思いながら歩く。

無事に帰宅したのだが、本当に情けなかった。
寒い冬の日とか、涼しい時間帯なら良かったと思う。
夏なら無理しないで、休憩したと思う。
我慢は禁物なのはわかっている。
ハアハア言いながら歩いている途中、
以前飼っていたわんことのある日の散歩を思い出した。
昨日と似たような事があった。
家を出た時は涼しかったのだが、
帰り道に急に暑くなってきて、自分の方が頭がぼーっとしてきたのだ。
その時には、家の近くまで来ていたから良かった。
もうすぐだ、しっかりしようと思いながら、真っ赤な顔をして歩いていた。
わんこの方がしっかりしていて、おぼつかない歩調の私を、
ぐんぐんと引っ張ってくれた。まるでしっかり頼れる杖だった。
私の様子を察したのか、いつもならゆっくり歩いていくのに、
家に向かってどんどん一目散に歩いていく。
犬自身も暑くて早く帰りたかったのかもしれないが、
本来私がひっぱるはずのリードを、逆に私が引っ張ってもらっていた。
そのシーンを思い出しながら、昨日もワンコに引っ張ってもらっているつもりで歩いた。
なんてことない、帰宅したら意外に平気で即落ち着いた。
たいした距離じゃなかったし、自分が情けないだけ。
季節の変わり目、激しい温暖差に体が戸惑う時期だからかも。
汗はびっしょりかいていたので、シャワーを浴びてすっきりした。
何だか、馬鹿だわ私。と思いつつ、
これから暑くなる時期、昼間しか行けない時は
大型ショッピングセンターを歩くしかないかなあ。