無事に行ってきた2泊3日の旅行。
楽しかった。よく歩いた。
毎日ウォーキングをしていて良かったとつくづく感じた。
それでも、風が冷たい日は身体が冷えて筋肉痛みたいになった。
ホテルに帰り、すぐシャワーで温めたら良くなった。
行先は、以前住んでいた都市。(身バレしない様、詳しく書けず)
前に行った時とは全然自分の気持ちが変わっていて、
住んでいた頃の事を思い出しながら、
しみじみと自分の人生を振り返った。
そして、定期的に見る夢に出てくる場所を歩いた。
(どこに帰ればよいのか記憶が消えてしまい、
駅のホームで不安に襲われる悪夢)
「これは現実で、ちゃんと帰れる」と言い聞かした。
二度と悪夢を見ない様に。
今ではこの町での生活はただ懐かしさが溢れるだけ。
時の長さが美しい記憶だけを残してくれた。
あの頃の自分は今よりもずっと自分らしさがあったと感じた。
涙が出そうだった。

その他、観光を色々してきた。
何度も電車の乗り降りをしていたら、あの頃の感覚が蘇った。
今では、都会と全然生活状態が違うし、刺激も減り老化するはずだ。
かと言って、もう若い頃の様な動きも無理もできない。
帰りの飛行機が離陸する時、窓の外を見降ろしながら、
「さようなら(地名)」と声を出した。
もう来ることは無いかな、いや、お金さえあればいつでも来れる。
また来たくなったら、次は一人でふらりと行けばいい。
この土地と、会いたい友人のいる土地に思い入れがあるのは、
自分の人生の中でとても重要な時期に過ごした所だからだ。
自分を取り戻したくなった時に行けば元気になれそうな気がする。
そういえば「記憶が消え、帰れなくなり駅で立ち尽くす悪夢」は、
いつもこの2か所が舞台。
よくわからないけど、あの頃の自分に戻りたいという願望と
これからの自分の人生に対する不安の表れかもしれない。
(根底は夫が原因か「)
今回の旅行で自信がついたので、
またせっせと節約して旅費を貯めよう。
身体はクタクタでも心は満たされた旅行。
笑顔で昨夜帰宅すると、夫から郵便物が届いていた。
せっかくストレス発散してきたのに、一瞬で現実に戻ってしまった。