口内炎は、見た目はあまり変わらないが、
痛みはだいぶ軽くなった。
まだ柔らかい物しか食べられないけど。
胃腸は元気で食欲があっても、口に何かトラブルがあり、
食べたい物を食べられないのはストレスだなあ。
ダイエットにはなるけれど。
食べられないと言う事を考えると、
すぐに母の事を思ってしまう。
母は(口から食べ物を摂ると、腸閉塞を起こすので)
最後に腹痛で入院してからは、水分以外は口から食べられなくなった。
その1年前には、腸にできたリンパ腫を切除できたから
退院後は、普通の暮らしに戻れた。

手術後は、だるさはあっても、痛みも無かった様で、
母自身は自分の病気の深刻さをわかっていなかった。
再発してもまた手術すれば回復すると思い込んでいた。
なので、最後に入院した時は、また治療してすぐ元の生活に戻れると思っていた様だった。
見舞いにいった時「食事のリハビリで使うお箸とスプーンを持ってきて」と頼まれた。
私は、医師から母はもう2度と口から食べられない、先は短いと言われていたが、
最初の頃、母があまりにも元気で、希望を持っていたし、
認めたくない気持ちもあり、医師の言葉よりも母を信じることにした。
だから、母に嘘をついているという感覚もなく、奇跡を信じて居た。
2か月半、点滴だけで生きていた母。
最後は水も腸管を通らなくなり、苦しみ始めた。
今でも思う。
リンパ腫ができた場所が悪くて手術ができなくて、
ただ弱るのを待っていたのは間違いだったのではないかと。
つづく