最近よくアレクサに声をかけて、アマゾンミュージックを聴いている。
いつもジョージやポール、クラプトン、エルトンジョンなどだが、
久しぶりに、学生時代に好きだった日本の曲を選んでみた。
例えば、チューリップ、オフコース、伊勢正三など。
ビートルズの各メンバーの日本公演がなかなか叶わなかった頃。
(ウィングスのチケットは手に入れたのに、ポールは捕まってしまう。)
チューリップのライブによく通っていたのも懐かしい。
今も、あの頃の様に仲良しグループでライブ通いしたらどんなに楽しいだろう。
(今はライブも子ども達と出かける方が気を遣わず楽しい)
アマゾンミュージックで流れて来るのは、 意外に新鮮な曲ばかりだ。
同じ歌でも、ライブバージョンや、歳をとってからのリメイク版、
好きな洋楽のカバーとかもあって、楽しめた。
違うバージョンで耳にするとこんなに違うのかと感動する。

お互い?若くて元気で無理ができて、公私共充実していた頃の歌をきくと、
自分もアーティストも歳をとったなあと感じてしまい、寂しい。
あの頃の日本も今と違って活気があった。
学費だって税金だって、今よりずっと少なかった。
今の方が改善されている事も多いから一概には言えないけど、
若い人たちの未来への期待が違ってきた気がする。
そんな世の中にした私達大人の責任なのだけど。
若い頃に活躍していたアーティストや俳優が
まだ若いのに亡くなると、明日は我が身の様な気がして気分が暗くなる。
自分の若き日も一緒に消えて無くなるような、
もうお前の時代は終わったんだよと言われている様な気がしてくる。
だから80歳すぎてもなお、海外ツアーを続けるポールは凄い。
セットリストもほとんど変えずに3時間近くも歌い、演奏する。
可愛いお爺ちゃんみたいになってるし、スタイルも格好いいままだし
彼の存在は心の支えになっている。
世界中のファンが同じ事を感じていると思う。
音楽の力、芸術の力は素晴らしい。