↑の続き

日本の健康診断の基準値は、厳しく設定してあるものもあり、
健康な人も病人とされ、不要な薬を飲まされる可能性があると批判をする人もいる。

母も、このパターンで不要な薬を飲んでいたのではないかと私は疑っている。
「家で測るといつも低血圧なのに病院では高くなる」と、いつもぶつぶつ言っていた。
その後、長い間血圧を下げる薬を飲んでいた事を知った。
母は薬を飲めば安心というタイプだったので納得していた。

コレステロールも同じ。年齢によって多少高くなるのは当然で
LH比が良ければ治療の必要は無いと思うのだが。
数値が基準内で正常と言われても、LH比が悪くて実は危険な状態の人もいる。
健康な人が要治療とされ、正常とされた人がそうではなく見逃されてしまう説もある。

色んな説があるので曖昧だけど。簡単に薬漬けにされるのは避けたい。
(これは私個人の考えであり、全てに当てはまるものではない)

でも、健康診断は受けるべきで、とても大事だと思う。
健診が無ければ、病気を見逃すこともあるだろうし、
数値を意識することで、生活習慣を見直すきっかけになる。

義妹は、BMIや腹囲を減らす様、指導されるのが嫌で、
健康診断を受けるのをやめていた。
もし、受けて居たら聴診器で肺の異常を指摘されたかもしれないし、
レントゲンで早期発見ができたかもと思うが、今更言っても遅い。

今回、急遽場所が変更になった部屋は、暑くて狭くて早く出たかった。
内診の医師は声が枯れてて聞こえず、自信なさげで本当に医師?と違和感あり。

聴診器をあてられた時、思い出したのだが、
心臓の音は、服の上からでもよく聞こえるらしいので、
かかりつけの病院でも、今日の医師もブラウスの上から音を聴いていた。
昨年の担当の医師は様子が変だった。
服の上からでいいだろうと思っていたら、
服をあげてと言われ、胸に手をあてられキモくて違和感があった。
(お爺さん医師)
zubotty0614DSC_9564_TP_V

視力や聴力の検査は順番待ちの人のすぐ目の前で行うので、
他の人の「右の耳が聞こえてませんね」と言われている声が丸聞こえ。

追加の心電図の検査担当者は、ベテラン看護師さん的な優しい人だった。
私は何も言わないのに、向こうから
「本当は血圧は低いのでしょう?皆さんそうなのよね。
今だけ高血圧が出て、指導対象で、追加検査と言われる人がものすごく多いんですよ。
無料で追加の検査が受けられると思えばお得ですよ。この検査で終わりですから、
帰りはお店を見て回り楽しんで行ってくださいね」
と笑顔で話しかけられた。

ちょっと不機嫌だった私は、それで気分はすっきりした。単純。
そう言えば、検診会場に入る前から終わるまでに、何人かに話しかけられた。
知らない人に、気楽に声をかけて貰うのは嬉しい。
ある人は「私病院から集団検診にかえたけど、やっぱり嫌だわ、次はまた病院にしようかな」
と言っていた。私と似た様な事を感じたのかも。

念の為と思って、前日の朝食以降何も食べて居なかったのでお腹ペコペコだった。
終ったら真っ先にフードコートで食事をし、買い物をして帰った。

たった1日の絶食だったのに、食べたい物を食べられる幸せを噛みしめた。
後は、血液検査の結果が送られるまで不安な気分が続く。
少しでも数値が良くなっていますように祈ろう。