夫は、以前、人と揉める度に、自分を守る為の嘘やごまかしのやり方を
私に披露して自慢していた。こうやって嘘で相手を陥れるんだとか、
こうすれば自分を守れるとか。人を騙すのは簡単だと。
その手口を見せた私に同じ事をするなんて笑ってしまう。
「近いうちに帰って同居できそうだよ、嬉しいだろう」
自分の立場を誤魔化そうとする時(嘘がばれたりお金の話など)
にはいつもこのセリフを言う。嘘だとわかっているけど。
最後に言ってきたのは2年前、もう誤魔化される訳もなく逆手に出た。
「わざわざ帰らなくても、私がそっちに引越すから」と返事した。
絶対に夫が思いつかない発想で、嘘には嘘で返す(笑)。
私の予想外の返事に計算が狂った様で無視が始まった。
夫の計算では、
私が「同居は嫌だ、帰って来なくていい」と正直に返事すればしたで、
”自分は同居したかったのに妻が拒否した”という証拠ができる。
仮に私が同居をOKする返事をしても、夫には都合が良い。
夫には妻の反応はこの2つしか予想できなかった。
引越した事も3年経った今もまだ言わない夫。
私が行けば、多くの嘘がばれてしまう。
支払うべきお金を払わないまま私に押し付けたままだし。
私に引っ越し費用や旅費を出す位なら自分で使いたい。
同居中の妻の生活費を出したくない。などなど、
不都合が多過ぎて呼べないに決まっている。
まあ、とっさに言い訳を色々するだろうけど。
私が夫の方へ行く、と言えば同居の拒否でもなく
その返事を無視してしばらく音信不通になる夫の方が妻を拒否していることになる。
(ざまーみろ) (´▽`)
いちいち本気にして、夫の手に乗せられていた過去の自分が悔しい。
骨折した事も全て終わってから連絡してきたのもそう言う事だ。
保険給付金がなければ黙っていたと思う。
自分の所に来られたら困るから。
会いたくもないし、どうでも良い。全て夫の自業自得。
向こうでは「家族に心配させたくないから骨折を黙ってます。
自分が我慢すればいいことです」
みたいに世間体を繕っていることだろう。
「心配かけたくないから」の言葉、こういう人間が良く使う言い訳の言葉。
相手に罪悪感をもたせるずるい言い方。
夫はこの言葉は「やりたくない時に使う言い訳に便利」と口にしていた。
本当に困った時、多額の借金を抱えたり、
寝込んだりお金に困ったら、有無を言わさず妻子に尻拭いをさせるつもりだろう。
絶対お断りだ。
先日、子ども達が「二度と帰って来てほしくない。顔も見たくない」と言っていた。
大人になって自立したからこそ、怒りを素直に吐き出せる様になったのだろうか。
その言葉の後「お母さんがどれだけ苦労してきたかわかっているよ」とも言ってくれたが
もうそれ以上言わなくていいからと心の中で思いつつ、涙が出そうになった。