季節柄、色んなイベントが多く、
子ども達に車の送迎を連続で頼まれている。
早朝の場合は、涼しく道も空いているので気楽。
夕方の渋滞時でしかも西日の強い変な暑い時間帯は、本当に疲れる。

まあでも賑やかになるし、車の中でお喋りできるから楽しい。
子ども達が小さい頃は当たり前の事だった送迎が懐かしく思い出される。
自分はあと何年運転できるかわからないし。
そのうち、年老いた私を子ども達が病院へ送迎する日が来る。
今でも何かあったら、そうなる。
できるだけ世話にならないよう気を付けるつもりだけど。

自分の両親は、車を運転しなかったので、親に車でどこかに連れて行ってもらったり、
当然送迎もして貰っていない。
子ども時代の思い出は、何か悲しい、上から抑えられて何も言えなかった印象が強い。

時代が大きく変わったせいもあるけど、
自分は我が子にはできる事はしてあげたかった。
お金が無いから大したことはできなかったけど。

1日1人で過ごすだけで、長い間1人ぼっちでいる様な錯覚を起こす。
何だかんだと頻繁に子ども達と交流しているのに。
そんな時、父を思う。
最近の父は、弟の話では、以前の様に活発に動かなくなり、
家でぼーっと過ごしている様だ。

父は、スポーツマンで元気で長生きを目指して努力してきた。
先に母がいなくなり、友人達も亡くなり、今では人付き合いも無い。
こんな孤独な生活になるなんて、想像していなかったと思う。

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自分としては、最初は実家に定期的に帰るつもりだったが、
最初に父に拒否されたし、人を家に泊めるのが疲れるのだなと感じてやめた。
交通費がかかる事も理由の一つ。

せめてもう少し、旅費が安ければなあ。
父が寝込んだらそうはいかないが。今は弟に任せるしかない。

子ども達と何だかんだと交流している事を優先してしまう事も原因。
本当に寂しさを感じる生活をしていたら、お金がかかっても強引に帰省したり
旅行したりして気を紛らわしていたかもしれない。

子ども達から色んなイベントや旅行に一緒にどう?と誘われていた。
その頃は体調に自信が無く、断った。

あまり早い時期に予定を組むと、もし行けなくなったら迷惑をかけるので
自分一人の計画なら良いけど、誰かと一緒となると緊張する。
あまり考え過ぎない方がいいかな。悪い癖だな。

今思えば、若い頃、何も考えず日本のあちこち身軽に行っていた自分は怖い物知らずだった。
すでに過去にバンバン行動しているので、今焦ってどこかに行きたいという願望が薄いのかも。

まあ、ぼちぼち実行しよう。
一つづつ、気になっている事を済ませていくしかない。