暖かくなり、薔薇の花が咲き始めた。
マッカートニーローズは、蕾の数が増えた。
他の薔薇も、次々と花を咲かせようとしている。
2種類のジャスミンも満開で、薔薇の香りもして幸せ。
雑なお世話しかしていないけど、
一応定期的に剪定したり、落ち葉掃除もして気にはしている。
もし私に何かあったら。この花達はどうなるのだろう。
子ども達は、仕事で忙しいしすぐ近くに住んでいる訳では無いので
毎日の世話は無理だろう。その時は仕方が無い。
家の周囲が荒れると、住民に何かあったとばれてしまう。
夏は水やりが気になり、長い留守もできない。
台風の前には、鉢を移動するのも大変。
思えば、それが嫌で植物を減らしていくつもりだった。
最近では、新しい植物は薔薇しか買っていない。
他は、勝手に増えていくと言うか、剪定した時にちょっと土に刺した物が
育ってきて、同じ花が増えて居るだけ。
切った枝を捨てられなくて、つい増やしてしまう。
全く植物が無いのも殺風景だし、それ位の趣味は持たないとつまらない。
負担にならない程度に減らしていこう。
夫と縁がきれないうちに、私に何かあったら、夫は即ここに居座り、
この花たちも家の中もだらしなくゴミ屋敷にされてしまう。
責任からは逃げるが、人から奪える物はごっそり奪う人。
人には、●テイカー(taker)~自分の利益の為だけに人から奪う人、と
●ギバー(giver)~人に利益を与えると自分にも与えられる事を知っている人、がいるそうだ。
完全に夫はテイカーだ。
こういうタイプの人は、人の財産、人生までごっそり奪おうとする。
最初の出会いで、よく観察し、違和感や直感で見抜けば良いのだが。
若い頃はお互い未熟だから、無理な話だ。
私や私の親から根こそぎ奪える物は奪うつもりだったのだろう。
仮にどれだけ奪っても、すぐに浪費し、
まるでギャンブル依存症みたいに、次々と奪い尽くしても満たされない事だろう。
夫と私とでは、幸せの観念が違う。
絶対に一緒にいてはいけない相手だと確信している。
上の子から今「今夜一緒に食事しよう、お寿司を買っていくから」と連絡があった。
こう言う事が、最高の幸せ。これ以上何も望まない。
今の平和を守りたい。