朝早くに用事があり、まだ外が暗いうちに 起きると
リビングで下の子が寝ていた。
別の部屋に布団を敷いておいたのに、部屋と布団が冷たいからか
リビングのこたつで寝た様だ。
すぐに用事を済ませて帰ると、下の子は起きたところだった。
朝食を食べながら、同級生の話をしてきた。
大企業に就職した同級生の数人が、会社を辞めてしまったそうだ。
理由は人間関係なのかと思ったら、そうではなく、
ビッグモーターや、ダイハツ同様の企業の不正や、
過労死レベルを超えた異常に多い残業への不満だった。
全てが優秀な一流企業かと思ったのに、
実はブラックだったという事らしい。
憧れて入った企業の体質に対する失望。
このままでは、事件になっても、自分達が尻尾斬りされるだけ。
良い給料を貰えるからどうにか我慢してきたという。
終活を必死でやり、やっと内定を貰えた会社、しかも大企業。
周囲も親も喜んでくれた事だろう。
大きな夢を持って頑張って来たのに、
実態は最低だったというこの子達のショックはいかばかりだろう。
確かに昔から仕事なんてそんな物と言えばそうかもしれない。
が、もうそんな根性論は通用しない。
報道特集でも、過重労働で鬱になり命を絶った若い医師の労働実態を
取り上げていた。観ていて怒りが湧いた。
亡くなった医師のお母様は、自分を責めておられた。
心配して、そばについてあげて、休職を勧めておられたそうだが、
本人は、とてもそんな事を希望できる職場では無いと
無理をし、悲しい結果になってしまった。
病院側の無責任な酷い対応に、未だにこんな古臭い考えの老害な野郎どもがいるのか、
と我が事の様に腹がたった。

我が子の友人の1人は、過重労働で追い詰められており、
SOSのラインを送って来たそうだ。
すぐに親や労基など、誰かに相談する様に話し、
今度、気晴らしにどこかに出かける約束をしたらしい。
そこまで企業の犠牲になる必要は無い。
社員を大事にしてくれない会社、訴えを聴かない会社に我慢する価値はない。
命が最優先だ。
そして、いくら給料が良くても、上がっても、
税金、社会保険でがっぽり取られ、全く楽にならない、
働く気が失せて来ると訴える若い人の声も良く聞く。
我が子もそうだ。
大人達のせいだ。申し訳ない。涙が出るほど悔しい。
日本はここまでダメになったかとうんざりする。
少子化はこのままではどんどん進むだろう。
信じても裏切られ、希望が持て無いのだから。
腐った政治家達、権力者達をどうにかしなければ良くならないだろう。
選挙の大事さにもっと多くの人達が気が付いてくれたら…。