同郷の古い付き合いの友人から久し振りにラインが来た。
お孫さんの世話で忙しそうだったが、
連絡が来たので落ち着いたのだろう。
この前の懐かしい友人と連絡を取った時と同じで、
元気かなあ、病気だったらどうしようとか、
最近はまずそんな事を一瞬考えてしまう。
コロナ禍以降から、急に自分が老け込んだ気がする。
精神的にもだ。
テレビの特集で認知症や老化が進む特徴の中に
「人と会うのがおっくうになる」と言うのがあり、
ヤバイと思ってしまった。
そもそも腰痛が治らず、朝から突然ふらつく日があったりして、
旅行に行くのが不安になったり、
実家の方が気になったりして、半分それを言い訳に
やりたい事を後回しにしていた。
体操は毎日続けているので、以前より足腰は軽くなってきた。
が、会いたいと思っている人には、その気になればいつでも会えるのに
どこかおっくうになってきている。
定期的に子ども達が遊びに来るので、それで満足してしまい、
このままでは引きこもり、孤独になってしまうと危機感を感じていたところだ。
最近久しぶりに懐かしい友人二人と連絡がつながり、
パッと心が明るくなった。
心の通じる友人達は、遠くにいてすぐには会えない。
夫に振り回されて、何度も引っ越しをしなければ、
ずっと同じ土地で長くお付き合いもできて、
お互い助け合える様な事も出来ていた事だろう。
夫にとっては思う壺だったわけだ。

で、連絡をくれた友人は、今年白内障の手術をしたという。
私よりも若いのに早いなあと思いつつ、
同じ近視だったので、今度術後の視力について聞いてみたい。
誰とやりとりしても、まずは健康のことや老化したという話題。
お年寄りの会話みたいで、ああ嫌だと思ってしまった。
年寄りになりつつあるのは確かだけど。
まだ、子ども達と話す機会がある事で、脳には良い刺激にはなっている。
親と言うより、若い人に色々教えてもらっているという立場。
有り難い。皆近くにいてくれて感謝だ。
本当は、県外の大学に行きたかっただろうけど、
経済的理由で行かせてあげられなかった。
夫は学費すら出さず、無視していた。
子ども達は仕事に恵まれ、県外に行かなくて良かった、
できればずっとこの地で暮らしたいと言っている。
何もやってあげれず申し訳ないと思いつつ、
私にとっては本当に恵まれてた状況になっている。
連絡をくれた友人も過去に苦労して、自分を取り戻した人。
そのうち会って積もり積もった話をする日が楽しみだ。