昨日の夜 、NHK教育で糖尿病について放送していた。
自分もいつそうなるかわからないし、関心があったので観た。
私の印象では、癌より厄介と感じる病気。
食事や運動療法もそうだが、最近は良い薬があり、改善する人も多いようだ。
が、種類によってそうでない人もいる。
悪化が進むと血管がぼろぼろになる。
失明、脳梗塞、脳出血、心臓疾患、腎不全、手足の壊死もよく聞く話。
西城秀樹が重度の糖尿病だったそうだ。
いつだったかな。同窓会コンサートに行った事がある。
秀樹は目も悪くなっていて、真っ黒なサングラスをかけ、
足もふらつき、椅子にすわったまま歌っていた。
(おそらく口パク)
何度かの脳梗塞、目の病気も糖尿病が原因だったのだろう。
元気だったら、いつまでも素敵なナイスミドルだったろうに。
あんなに元気いっぱいに見えた人でも、
糖尿病のせいで寿命が縮まり、脳梗塞後は別人の様になった姿を見て、
この病気の怖さを感じた。
友人が、何年か前に糖尿病になったと言った。
とてもそうは見えず、すぐ良くなると思っていた。
いつ会っても、元気で普通に食事やお茶をする。
食後には薬を飲んでいるけれど、病気持ちには見えない。
仕事も人一倍頑張っている。
生活改善や薬で回復すると信じていたから、私は気にしなかった。
2年ほど前に女がつぶやいた。
「糖尿病になってしまったら、寿命が短くなるみたい。
計算したら、私はあと15年しか生きられない。
お医者さんに聞いたら、否定しなかった。」
そう言われてもピンとこず、彼女も笑っていて、
まさか、こんなに元気なのに冗談よね、と私は言葉がでなかった。
調べてみたが、糖尿で無い人との平均余命にそれほど差は無いようだ。
ただ、糖尿病にも種類があり、西城秀樹の様に若い時に病気になってしまい、
進行していくと寿命が短くなる可能性もあるだろう。
先日会った時も、友人は「なかなか薬が効かなくて、お医者さんも困っていたわ」
と話していた。
私は最近、食後の血糖値の急上昇を防ごうと意識はしている。
食後1時間以内に動く。軽い体操をしたりとか。
糖分の取りすぎにも気を付けて、運動を短時間でも毎日する。
体重も減るし、身体全体の調子が良くなる気がする。
友人は自分にはあと10年しか残っていないなんて言うけれど、
大丈夫、もっと長生きすると信じて居る。
医学はどんどん進歩している。昨日の放送もそう言っていた。
それよりも、持病と全く関係の無い事で
ピンピンしていた人が急にという事もある。
私だっていつどうなるかわからない。
とにかく夫より長生きしたい、それだけ。