色んな方のブログを目にしていると、
子どもが自立後、夫婦は完全別居で、1カ月に1~2回、
夫婦で食事する様な理想t的な卒婚生活を送っている人がいるそうな。
卒婚とは、夫婦関係が破綻している訳ではなく、
お互いを尊重し合いながら、離婚せずにそれぞれ自立した自由な生活を送る事らしい。
本当にそんな生活ができるご夫婦はどれくらい存在するのだろう。
それぞれちゃんと生活できる経済的余裕があり、
依存せずに自分の世界を持っているご夫婦であれば、可能だろう。
嫌っている訳でもなく、会いたい時には会えて、
どちらかが病気になったり、助けが必要な時には助けあい、
いざという時には、夫婦として表に出る。
そんな理想的な老後、誰でも憧れる。
定年後とか、子育て終了の年齢になるまで、お互いを認め合い、
どちらかが、別居したいと希望した時に
相手が理解を示すかどうかも大事な条件。
一見、形だけは我が家は完全別居で、
卒婚状態と言って誤魔化せる状況。
これは理想的な老後なのだと思えばよいのか?
と一瞬思ったが、いやいや、全く違う。
どこが卒婚だ?最初から結婚生活とは言えなかったし
お互い認め合ってもいないし。
第一、別居は話合いもなく、一方的に落しつけられた形。
夫の表の顔はフェミニストのふり、実はミソジニー男。
夫に卒婚と言う言葉は存在しない。
私も自分を誤魔化してはいけない。
同居よりずっと救われているのは確かだけど。
完全に縁を切りたいだけ。
結婚する相手によって、こんなに人生変わるものかと
若い時には想像できなかった。
子どもができると、自分だけではどうにもできない弱い立場になること。
そこに付け込む悪い人間が存在すること。
予想もしていなかった。
相手がどうであろうが、自力で自分の事を守れると思っていた。
結婚前の自分に今の自分がその事を話しても
当時の自分には理解できなかったかもしれない。
育ち方によってターゲットになるタイプなら
どんなに気を付けても、結果は一緒だったと思える。
生まれ変わりたくはないが、もし生まれ変わるなら
次は結婚しない方が良いみたいだ。
どんな親の元に生れてくるかにもよるだろうけど。