昨夜は深夜に目が覚め、それから2度寝をした。
長く眠ったはずなのだが、一日中だるくて眠かった。

眠れず苦しむよりは、眠くなる方が幸せだけど、
だるさは困る。

季節の変わり目のせいだろうか。
エアコンが寒く感じるようになってきて、
身体の芯が冷えているのかも。

せっかく過ごしやすい季節になるのに、体調を崩したくない。
似た様な年齢で1人暮らしをされている方のブログをのぞくと
謎の体調不良になっておられる。

今の自分と同じ年齢の母を思い出し、参考にする。
今更だけど、あの時の母が今の私と同じ歳?と驚いてしまう。
アルバムで当時の写真を見ると、記憶よりも若く見える。
自分が年を取ったということだ。

あの頃の母は、不定愁訴が次々と出て、
心療内科に通ったり、精密検査を受けたり、
かかりつけ医に点滴をしてもらったりと
老化への不安におびえていた。
「ああ、歳はとりたくなくものだね」
と、よく言っていた。

長生きはしたけれど、もっと生きたかったと思う。
若い頃から足が悪いのに、頑張って運動をしていた。
とにかくよく動いていた。昔の人は皆さんそうだよね。

父がいてストレスはあったから、精神的に縛られていたとは思うが、
経済面の心配もなく、父に頼り切っていた点では恵まれていた。
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父の定年後は、夫婦で日本中を旅行もしていた。
私の老後ではありえないこと。
夫に完全に騙された、裏切られた感がある。

母の話に戻すと、私がブログに書いている様なことを
母は私に電話で吐き出していた訳だ。
今、当時の母の話を思い出している。
眼科、耳鼻科、整形外科、マッサージ、色々通っていた気がする。

私は母ほど、病院には行かないけど、
これからだんだん不調が出てきて、通わざるをえなくなってくるのだろうな。
精神年齢が肉体年齢についていけない。
皆そうだよね。老化なんて他人事だったのが
気が付くと自分のことになってくる。

これまでは、未来の事を夢みて楽しい想像をしてきたけど
気が付くと、音楽の好みが変わっていたり(ロックからジャズとか)
昔を思い出す懐メロを聴いて、郷愁に耽ったりしている。
過去を思い出している。

でも、今こういう時間が自分には必要だと思う。
 
そしてやっと、私も母と同じことを思う様になった。
ああ、歳はとりたくないものだな。