最近、夜中にふと目が覚めた時の不安感が半端ない時がある。
急に子ども達のことが心配になったり、
ちょっとしたストレスに身体が反応する気がしてくる。
考え始めるとどんどん闇深く落ちてしまうので、
無理やり振り切って眠るようにしている。

もし自分が重い病気になって入院したら、
毎晩ベッドの中でそんな不安な夜を過ごすのだろう。

母は私や弟にベッドから電話をかけて気を紛らせていた。
弟の奥さんも、ぎりぎりまでラインのやり取りはしていたそうだ。

私はできないかもしれない。
家族に余計な心配はかけないように、
色々考えてしまい、我慢する気がする。
その時にならないとわからないから今想像しても仕方ないけど。
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思い出すと、子どもの頃は夜が怖かった。
うとうと眠りに入ると、暗闇が自分を飲み込もうと迫ってきて
恐怖で目が覚めていた。
子どもってそんなものだと思う。

そんな時、親が隣にいたりすると、
しがみついたり、触れたりして落ち着かせていた。
そういう幼児期の記憶が断片的にある。

子どもは常に不安感と戦っているものだ。
夜泣きをしたり、何かお気にいりの物を話さないのも、
不安と戦い、気持ちを落ち着かせる為だと思う。

自分は我が子には安心感を与えていただろうか。
不安感を消してやれてなかっただろうなと反省している。

本来は存在しているだけで家族に安心感を与えるはずの父親(夫)が、
逆に故意に不安を与える人間だったのも酷い話。
守るどころか害になる位なら最初から存在しない方がずっと良かったと思う。
ある意味、遠くに行ってくれたことで守られたと言えるし、
不幸中の幸い?とプラスに捉える様にしよう。

これからも、無力な私にできる事と言えば、
私のいる場所(子にとっては実家となる場所)がどこであっても、
いざと言う時の逃げ場、駆け込み寺にしてもらえたらなと願っている。

お金では助けられないけど、それだけは頑張って守っていきたい。