先日観たあるTV番組の身の上相談コーナーで、
奥さんとの会話の内容に不満を持った男性の相談があった。

自分は高くても好きな車を買いたいが、
家計を気にする妻は、安い車でいいと言う。
そんな妻に不満を感じると言う内容。
妻に、お前も安い服買えばいいと言い返したとのこと。

その相談に対して、ある芸能人の反応は、

車と衣食住にかけるお金は別でしょう。
お金に余裕があれば奥さんも何も言わないのでしょうが、
おそらく、家計が苦しくて高い車を買う余裕がないのでは。
このご主人の言い分は、あまりにけち臭く、みっともないですね。
せめて、ごめん、どうしてもこの車が欲しかったんだ、
小遣い減らしたり、節約に協力するから、買わせてほしいんだけど、
位の言い方はできなかったのでしょうか。
自分で自分の価値を下げていること、わかってないね。

みたいな内容だった。 

この時、この男性に対して心から嫌悪感を感じている様な言い方だった。
番組を盛り上げる為に、大げさに表現したのかもしれないが、
私も同じ感覚がして、この回答にすっきりした。
それでも、この人は奥さんに家計を任せていて、
車を買うのも相談している訳で、まともな家庭だと思う。

我が家なんて、完全に夫は家庭を放棄しているし、
相談どころか、内緒でこそこそ好き放題。
家族を養うことは被害にあうことと思っていて、
なのに家長として敬えという頭のおかしさ。

以前母に話した時、この芸能人の様に、夫への嫌悪感を露わにしたことを思い出した。
「ぞっとする。最低ね。そんなケチ臭いみっともない男、ああ嫌だ」
と激怒した。

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お金を出したくが無い為に「稼げなくていつも貧乏で、家族を養えない男」を演じる訳で、
自らダメ男だと思わせといて、いざ、ダメな父親だと言われると、
「俺様は稼ぐ男で評価が高いのだぞ。馬鹿にするな」と怒る。

以前の私は、我が子の為に、夫の嘘を否定し、ちゃんとしてくれと言っていた。
すると「あ~あ。そっちにお金送ってもいいけどさ、明日からカップ麺しか食べない生活になるんだよなあ。」
とか「破産するかもなあ」と嫌味をうじうじ言い出す。
いつも、自分を被害者の立場に置く。
妻に罪の意識を持たせ、責任を押し付ける。(私が罪の意識持つ訳ないのに)

しかも、嫌味を言うタイミングは、いつも子の合格発表の日や
進入学のお目出度い時。家族の喜びに水をさしてくる。
不幸や心配事になると、うきうきして聞いてくる。
だから、もう何も話さない。むこうも何も聞いて来ない。
子ども達のことには全く関心が無さそうだ。
子への嫉妬すら感じる。
でも、いざとなったら利用するつもりだろう。
そうはさせない。

                                 続く