ちょっとでも天気が良いと安心する。
寒くて外が暗いと身体も疲れて、気分まで暗くなる。

コロナ禍が始まってからのこの3年間、
悲しいお別れが多すぎた。
親族だけでなく、知人も。8人も。

まさかの弟嫁の件で、益々病気が怖くなった。
風邪かなと最初に病院に行ってから2か月でこの世を去るなんて。

母の時に続き、
今回、また何かにつけ思う。
「先の事を考えても仕方が無い。し〇だら何もならない」
健康診断に行って、健康に気を付け、
歯科で歯を綺麗にしても、
全く予想しなかったことが原因で、ぷっつりと命がとだえたら
努力や治療は無意味になるじゃないか。

弟嫁も、今度、あそこに着ていく服を買おうとか、
髪をお洒落にしようとか、
まだまだ未来があると信じて、行動していたはず。

弟の話では、彼女は自分は治ると信じて居たそうだ。
重い病気だとは知らないと。
本人がわからない位、自覚症状が軽いなら
大丈夫なのではないか、と私は希望を持っていた。
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急変した時どんな事を思ったのだろう。
怖かったのかな、悲しかったかな、苦しいのは何故?と思ったかな。
そう思う前に、意識が無くなったのだろうか。

詳しく知らないので、想像するしかない。
母は、亡くなる直前まで気持ちを話してくれた。

母は、病気になる前は、あの世にいくのを怖がっていた。
あんなに怖がっていた母が、いざとなると、
周囲に感謝し、覚悟して逝った。

この世からの卒業と言う気がして来る。
無事、修行を終えて、やっと楽な世界に行けるみたいな。

どんな感じ?と聞いてみたい。
あの世に旅立つというのは、
誰にもわからない、体験した人に聞けない大きなイベント。

亡くなることは怖い事では無いのかもしれない。
自分が怖いのは、タイミングだ。
まだ、やり残したことがある、今は嫌だ、という無念。
それが怖い。

そして、残される家族の気持ちがわかるので、
ショックを与えず、迷惑をかけず、悲しませない様な
タイミングならいいとは思う。
結局、長生きして大往生するしかないってこと?