亡くなった叔母の夫には、再婚したい相手がいた。
離婚を申し出ても、叔母から抵抗され、
新妻とは、事実婚になるしかなかったという。
老後、事実婚妻に先立たれ、後を追う様に孤独死をしたということ。

ずっと近くで、叔母夫を支えて来た夫の親族も、
事実婚夫婦こそが、本当の夫婦であり、
2人は同じお墓にはいるべきだと
葬儀も自分たちがしてやろうと思っていたそうだ。

だが、突然、何十年も縁をきっていた戸籍上の妻子が現れ、
夫の遺骨も財産も全て持って行ってしまった。
法的には、何の問題も無いのだが、
立場が変わるとお互い、言い分があるのだろう。
先に亡くなった方はどうしようもない。
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その後、叔母は、我が子に虐待を受ける。
(伯母は子の結婚生活をかき回し、離婚させた。
子ども時代からの、親への恨み?が爆発したのか)

私の実家には、叔母からの苦悩、後悔、愚痴を書いた手紙が
何通も届いていた。

私の両親も、何度も連絡をとったが、
子(私の従弟)によって、妨害された。
助けようとしても、いざとなると、叔母は我が子をかばっていた。
だから、何もできなかった。

叔母は、子から携帯も取り上げられ、仲の良い親族との縁も切らされた。
親族全てを着信拒否に設定し、郵便も受け取り拒否をされた。

そうすることで、従弟自体も、頼る親族がいなくなった。
叔母は今、元気なのか、どうしているのかわからない。

最初は、意地や、抵抗、計算で決めた伯母の生き方が、
時間と共に、どんどん違う方向へ向いて行き、
その為に苦しめられる人も増えて行く。

結果、親も子も、自分で自分を孤独にしていった。
お金は沢山残っただろうが、従弟は、頼れるはずの人間関係を
切り捨てて行き、天涯孤独になるのだろうか。

外面は良く、仕事、友人関係は充実しているのかもしれないが
親を虐待するような人に、そんな温かい世界は想像できない。
まあ、いざとなると、お金があるし、色々、考えて居るのだろう。

人の事より、今は自分の事だ、私にはお金すら無い(笑)。