今度はお風呂のシャワーの水が、わずかに止める位置がずれるだけで
ぽたぽたと止まらない時が出て来た。
ほんのわずかな水漏れなのだけど気になる。
パッキンを交換するだけかなと思って調べてみたら
部品ごと交換しないといけないみたいだ。
交換は自分でできるから、ネットで調べると、高い。
7千円位はする。
それなら、いっそ新品と交換した方が良いかも。
20年前の物だし、他にも不具合がでてきたら
部品代で、新品が買えてしまう。
よくバーゲンで、混合栓が安くなっているので
また見かけたら、買って交換しよう。
水垢で、すぐきたなくなるし、
今のは裏や下側にはこすってもとれない水垢がこびりついている。
新品になれば、それだけでお風呂がみちがえるかも。
以前、給湯器、台所のコンロを交換した。
次は換気扇のスイッチが壊れた。(自分でスイッチ交換し、どうにか使う。)
そして次は、お風呂の蛇口。
20年経つと、そりゃそうなるはずだ。
むしろ、長く頑張った方かもしれない。
エアコンは、13年目位で全て壊れ、交換した。
部屋の電灯も、インターフォンも交換した。
トイレタンクのゴム、ウォシュレットも自分で交換。
床もべこべこ。
応急処置で誤魔化している。
家も電機製品も老化しているし、人間もだ。
家や品物は、修理したり、新品交換すれば気持ち良くなるが…。
壊れた、と思った瞬間の悲しさよ。
特に最近は、物が壊れると落ち込んでしまう。
夫がそういう家の事に無関心を装い、
私がどうにかした後に
偉そうに自分が主だという素振りをすることが
腹立たしくなる。
夫が、二度と自宅に住まないのであれば、
何も気にならないのだが。
ずる賢いので、自分からはそんな事は思ってても言わない。
夫がどういう人かの証明を集める為にあえて連絡する。
以前、エアコンが壊れて、
子ども達が、熱中症になりそうだった時、
交換したいと連絡したら
「ふーん、涼しい場所を探して動けば」
という答えの後、音信不通になった。
帰宅した時に、たまたま壊れた千円位の安いライトは交換する。
そしてつけてやったと威張る。
もうそういうのが嫌なので、
期待はせず、証拠を残すことだけ考える。
しかし、物は壊れてもいいが、人間は困る。
自分の老化を感じると
完治するものであればいいのだが、
命取りになる様な、一生治療し続けるような病気には
今はなりたくないし、なる訳にはいかない。
こんな時、遠慮なく女性の老化について聞けるのは
母だったなあと思えて来る。
今、母が生きていても高齢で、きちんと話せたかどうかは
わからないが、タイムマシンで10年前にもどって、
今の自分の気持ちを聞いてもらいたい。
母が今の私の年齢の時は、どうだった?と聞きたい。