今はまっているネットフリックスの連続ドラマが、
アメリカの女子刑務所の話。
「オレンジ イズ ニューブラック」
色々、言葉使いも酷いし、人と一緒に見るにはちょっと困る、
えげつない場面もよく出て来る。
途中までは、少しうんざりしていたが、
終わりにかけて段々ストーリーに変化がでてきて
面白くなってきた。(だいたいどのドラマもそう)
刑務官にも良い人、悪い人がいて
いくら犯罪者相手でも、それは無いだろうと思える人権侵害、
暴力があると、これは現実にはどうなのだろうかと思ってしまう。
(実話を基にした小説が原作らしいが)
白人、黒人、ヒスパニック系、アジア系、ロシア系など
色んな人種の囚人がいて、差別に対して敏感な面も色々。
英語と日本語吹き替えの両方を聞いてみた。
たまに吹き替えが酷い物もあるが、
このドラマは、それぞれの声、性格を声優がうまく捉えており、
個性的に表現していて上手いと思う。
Amazonより
沢山の囚人が出て来るのだが、
それぞれの塀に入るまでのストーリーが出て来る。
本来は、とても優しい良い子だったのに、
家庭の事情で辛い悲しい思いをしている子ばかり。
生れた家庭や環境に問題があって、
友人との関係で犯罪に巻き込まれたり、
それぞれにドラマがある。
次第に非人間的な人格が出て来る子もおり、
それは、刑務所での荒れた生活や薬物が原因で異常になったという設定。
長いシリーズで、だらだらとしたストーリーではあるし、
舞台が舞台だけに、下品な言葉、性的なシーン、汚い、残酷な場面も多く、
好みが分かれるドラマかも。
黒人の俳優さん達が皆可愛らしくて、
演技が素晴らしいと思った。
「ここは自由の国、アメリカなんだよ」
という台詞も多い。アメリカならではのドラマの内容。
海外のドラマを観ると、自分がいかに視野が狭いかを感じさせてくれる。