久し振りにリビングの模様替えをした。
と言っても、テーブルの位置をかえ、物置タンスを一つ動かしただけ。
床のべこべこしている場所を踏まない様にする為に。
気分転換になるので、定期的に部屋の雰囲気を変えたくなる。
模様替えをすると、違う家に来たような気分を一瞬だけ味わえる。
その一瞬の為にやっている(笑)
掃除にもなるし、筋肉も使うし、私には良いと思う。
長年、隣の和室を応接間にしていたけれど
今では、そこは私の部屋になっている。
今の我が家には応接間は無い。
独身時代に独り暮らしをしていたせいか、
自分だけで静かに好きな事をして過ごせる部屋が欲しかった。
夫は、整理能力が無く、あっという間に家中が荒れる。
夫のアパートは、おそらく悪臭が漂い、ごみが散乱している事だろう。
そんな夫に加え、子どもが小さい頃は
自分の部屋なんて夢のまた夢だった。
子ども達が自立して、夫もいない今、やっとその夢が叶っている。
夫みたいに汚部屋が好きな人は
もう誰かと共同生活をするのは無理だろう。
どれだけ汚そうが、臭かろうが、好きなだけ食べて、浪費してだらしなくしても、
誰も何も言わない気楽な生活を長年やってきたのだ。
本人は、そんな現実を、わかっていないかも。
いつでも帰宅すれば、妻を利用して楽になると思っている。
共同生活となると今までとは違い、私は当然のことだが、
夫の方がもっと苦痛を感じるだろう。
私は、特に神経質でもないし、綺麗好きな訳では無いけれど、
生ごみも床に放置して、悪臭のゴミ部屋で生活する夫とは、生活したくない。
職場でも整理能力が無いので、ミスや忘れが多く
仕事の容量が悪いのは当然だ。
が、夫は何も知らない相手には
「自分は整理整頓は得意で、社員のお手本になっている」
と大嘘をつく。そこがまた病的。
私も騙されていた。
自分が妻を利用して楽になる、自分は男で偉いから。
と自分の思うことは妻も同意のはずと
自他の区別がつけられないので、
私の気持ちが想像できていないのだ。
なので、以前私にも意志があることを伝えたことは、良かったと思う。
勝手に帰宅して私を奴隷にさせない為の
ブレーキにはなったかもしれない。
それでも、人の気持ちを理解できないだろう。
だから無視を続けているのだろう。
夫が、放置している物や衣類を
少しづつ処分したり、まとめて、向こうに送る準備をしておきたい。
自宅に夫の物が完全に無くなる日が待ち通しい。