台所の換気扇とレンジフード交換の為、
業者さんに見に来て貰った。
知人の紹介で、知人が一緒に連れて来てくれた。
今回は見に来るだけなので、軽くコンロ周辺を片づけ、
掃除し、脚立も準備した。
約束の時間を1時間遅れて到着。
サイズを測り、見た時間は数分。
次はどういう物が良いとか、色とか
希望を言おうと思ったら、
家の中をキョロキョロと見回し、
粗を探して、あれこれと教えてくれるというか、
ここが悪い、こうすればいいと話し始める業者さん。
すでに知っていることや
対策済の事を、熱心に教えようとして下さる。
黙って聞いていることにも疲れたが、
肝心の換気扇のことには触れてくれない。
1時間、遅れて予定が狂ったし、
さっさと仕事済ませて、説明などして帰ってほしかったので、
こちらから強引に換気扇の話をすると
あっと思い出したように、話そうとするのだが、
またすぐ、違う方向に話がそれていく。
おまけに知人も自分の聞きたいことを質問し始める。
(それは、別の場所でやってほしい)
私が強引に、換気扇のことを口にしないと
何しにきたのかわからない状態。
いつもは、人が来るとお喋りになりがちな自分も
顔が引きつっていたと思う。
マスクをしていて良かった。
知人と私だけの会話も、業者さんは聞いていて
「それは違いますよ」
「何のことですか?」
といちいち、口をはさんできたのもイラッとした。
帰る時に、やっと商品を調べて連絡しますと言っていたが、
コロナ禍、もろもろで品物がなかなか入らないとか
高くなっているとか、を口にしながら帰って行った。
料理をする時は大変でしょうから、なるべく急ぎますと
言ってくれたのは良かったが、そういうことを
もっと先にじっくり話してよ、と言いたかった。
私って、こんなに短気だったっけ?
と思ってしまった。歳のせい?
心に余裕が無くなっている?
1時間、待たされたせいかも。
まだ若い人だったから、良かれと思って売り込みのつもりで色々口にするのだろうな。
これが、別のお宅だったら
「あんた、余計なお喋りしないで、さっさと工事について説明しなさいよ。
換気扇のことしか頼んでいないのに、あれこれ人の家についてケチをつけて失礼だねえ」
と、どこかの老人みたいに、叱られそうだ。
そういう体験を通じて、客との折衝を学んでいくのだろうが、
これまで、そういう事はなかったのだろうか。
「自分は営業が下手で」と話していたが、だろうなあ。
無駄なお喋り、しかも相手をムッとさせる話では。
営業は売り込めばいいってもんじゃない。難しい。
お喋りは嫌われる。
相手を不安にして、仕事を貰うやり方もダメ。
でも、何かあった時、気軽に修理をお願いできる業者さんの知り合いがほしかったので
これから、この人が頼りになるなら良いけどどうかな。
見積もりが来たら、まずは、夫に請求の連絡をするのが楽しみだ(笑)