夏はいつも髪をアップにしている。

汗で首に髪の毛がはりつくのが気持ち悪く、うっとおしい。
毎年、夏が終わると、髪を切りに行く。
切ったら、次の夏まで髪をおろす。

アップにするのは楽だけど、
 きつく括るのが髪には良くない気がして、早く涼しくならないかなあといつも思う。

白髪も増えてきて、細くなり、髪量も減って来た。
髪にも老化がくっきり。

パーマはやめてから長い。
白髪染めは止められないので、髪が傷んでいく。

夏にアップにできる長さをいつもキープしているが
いよいよアップも見苦しくなったら、短くするしかない。
それもかなりのショートに。
私には似合わないのだけど。仕方がない。
老化は、こうやって止めることもできず、進む。

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コロナ禍になってから、美容院にも行っていない。
自分で毛先を切って誤魔化している。
でも、流石に、酷い状態になってきた。

髪をいつも綺麗に整えて、つやつやにするのも
余裕がないとできない。

頻繁に美容院に通い、上質なヘアカラー、シャンプーを使えばよいのだけど
そんな余裕は私には無い。
最近は、美容院に行くのも面倒臭いと言うか疲れてしまう。
精神的余裕も経済的余裕も無い。

髪がぱさぱさだと、疲れて見える。
だらしなくも見える。気をつけなくちゃ。

短くすれば、手入れも楽なのだろうが
似合わないので、切る勇気がない。
顔をなるべく隠したいタイプなので。(今更?)

今の私と同じ年齢の時の母の写真を見ると、
当時の母は、お婆ちゃんに見えていた。
今見ると、そうは見えない不思議。

我が子から見れば、今の自分も同じ様に見えるのだろうな。
「あ~あ、歳はとりたくないものだね」
と鏡を見ては、呟いていた母と同じ気持ちになっている。