高校野球、甲子園大会が始まった。
開会式は主将のみが歩く入場行進。

開会式にでられない4校も含め、何だか寂しい。

それでも、一昨年、昨年に比べればまだ良かったと言える。

若い頃、高校野球の応援に1人で参加したことがあった。
応援するチームが活躍し、応援席ではしゃいでいた。

当時の夏は、今ほど猛暑ではなく、
その日は曇っていた。
一応、日焼け防止に長袖のパーカーを着て、
肌を出さない様にして座っていた。

日差しは弱く、焼けなくて良かったと思っていたら
突然、キーンと耳が聞こえなくなり、
目の前が暗くなってきて
吐き気と脱力感が襲って来た。

これは何?どうしよう、ここで倒れたらやばい、
と、焦って、隣にいるお母さん達に、
声をかけようかなと思った。

迷いながら無意識に上着を脱いだ。
すると、一瞬で気分が回復。
風がすーっと体内に流れてきたような感覚がした。

日焼け防止を意識して、服で全身を包んでしまうと、
体温の逃げ場がなくなり熱がこもり、熱中症になるわけだ。
この日は、温度は高くなかったが、湿度が高く、
汗をかいても、熱が放散されにくい状況だった。

あの時来ていたパーカーの生地も蒸れやすいものだったかも。
最近は、夏用に通気性のある涼しい生地になっているから
そんな事は起きにくいと思う。
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それ以来、夏の外での活動(最近は滅多にないが)では、
通気性を重視した服を着ることにしている。
暑いからどっちみちそうなるのだが。

百均で、バンと叩くと冷たくなるカイロみたいな物を見つけた。
首に巻くタイプのもある。
前からあったのだろうが、使った事は無かった。

凍らせたり、濡らすタイプの物は、時間が経つと効果が消えるけど、
これなら、使いたい時に使える。
打撲した時とかも、氷が無い時は使えそう。

首に巻く凍るバンドも、ダイソーで千円で売っていた。
最近は、色々なアイデア商品があるんだなあ。
便利な品物が増えているのは、嬉しいこと。

最高気温40度とか、もう驚かない様になってきた。

子どもの頃の、エアコンのいらない家、木陰の涼しさ、
からっとして気持ち良かった夏が戻ってこないかなあ。
これから未来ある子ども達が可哀想になる。

まずは、コロナ禍をどうにかしないと。