イギリスの作品。
「ライン、オブ、デューティ」
英国警察の不正を捜査する汚職捜査班、通称AC-12.の活躍を描くサスペンス。
まあ、脚本が凄い。細かく良くできている。
次第に、俳優が本物の刑事に見えてくる。
どの作品にも言えるが、シーズンが進むにつれて、
俳優の外見が変化していくのが面白い。
あまり年数経っていないのに、急にふけていたり?
俳優によって差がある。
最初の頃は、カッコよく見えていたのが
最後のシーズンになるとくたびれて見えたり(笑)
役作りでそうなっていたのかも?
単に不摂生だったとか?
俳優は、体型を役によって変えたりする必要もあるし
体調管理が大変だろうと思う。

ウクライナ大統領が大統領になるきっかけとなった?
ドラマ「国民の僕」が配信されている。
コメディタッチで、最初から笑わせる。
が、心から笑えない。
ウクライナの平和な頃の美しい風景、都市の映像が出ると
心が痛くなって来て、途中で観るのをやめた。
今の大統領の疲れた苦悩に満ちている顔が浮かんでしまう。
あの建物は、爆撃されたはず、と悲しい現実と比較してしまう。
高校の教師が大統領になる設定で、
可愛い生徒達、教室、家などどれも絵が美しい。
笑顔のシーンも多い。
だから辛い。
戦争が起こるなんて予想もしなかった頃に観ていれば
心から笑って、楽しめたのに。
一瞬で、幸せな生活は壊されるのだと
狂った権力者たちの犠牲となる恐怖をあらためて実感した。