朝晩はまだ少し冷えるのに、
昼の暑さにはバテそうだ。
ちょっと動いただけで、いやーな疲れが残る。
温度差に身体が慣れていなくて、
体温調節にエネルギーを使っている。
こんな時、老化を感じる。
体力が落ちた。
コロナのせいもあるし、
何をするにも用心して、無理しなくなった。
これからもっと暑くなると言うのに。こんなじゃだめだ。
そのうちやろうとやりたい事を引き延ばして、
あっという間に年を取り、
悪い病気が見つかったら、益々動けなくなり、
…あれもしたかった。これも~と後悔するのだろうな。

最近、自分が子どもだった頃のヒット曲を聴いている。
母の葬儀の後、たまたま車の中で聞いてから、
何回も繰り返し聴くようになった。
両親が健在の時は、懐メロを聴いても、特に何も感じず、
自分の思い出がちらほらと浮かぶだけだったのに、
今は、全く変わった。
自分よりも、両親の若い時の姿が浮かぶようになった。
夫婦で頑張って子供を育てていた姿。
父に愚痴を言いながらも、尽くす母の姿。
幼い私を心配そうに見ていた母の姿や笑顔も
音楽と共に鮮やかに浮かんでくる。
今になって、自分の思い出の背景には
両親の存在があったんだと、
両親無しには、自分の人生も無かったのだと痛感する。
懐かしい曲を聴きながら、母の、1人の女性としての人生に思いを巡らせる。
母は幸せだったのだろうか。
最後まで、精神は若く、しっかりしていた母。
病室で泣きながら、人生を振り返っていた事だろう。
子育てをしていた時が一番幸せだったと日記に書いてあった。
電話でも、思い出話をしていた。
残酷な状況だった…、私は母がいなくなることが信じられなくて、
きちんと受け止めてあげられなかった。
私の記憶の中で、母が一番幸せそうに見えた時期は、
私が学生の頃だったかなと思う。
夢に出て来る母も、あの頃の姿だ。
最後まで電話で毎日話せて、
親不孝な娘だったけど、1人ぼっちじゃなくて
娘が見守る中で天国に行けたから良かったかな。
日常生活に追われ、時の流れと共に母の事も記憶から薄れていく。
意識して思い出すようにしたい。
出来の悪い迷惑ばかりかけた娘からの懺悔…。