町内会の班長をする事になった事で
普段会う事の無い人が訪ねて来る。
久々な感覚。
通りすがりの人に声をかけられ、挨拶をする事はよくある。
だいたいが、お年寄りだ。自分もそのうち、お仲間になりそう。

子どもが小さい頃は、賑やかだった我が家も
段々、他人様の出入りが無くなってきて
コロナ禍からは全く、人付き合いが減ったし
おひとり様的生活になっていた。

先日、役員の人が来られた時、
自宅の目の前に立っているカーブミラーの事を聞いてみた。

「だいぶ古くなっているけど、どこが管理しているのかご存知ですか?
もし、腐食したり、事故や地震で、危険を感じたらどこに連絡すればいいんでしょうか」と。
市道なら市なのだろうが、町内会で何か知らないかと、
軽い気持ちで聞いてみた。

そのカーブミラーは、周囲のミラーの中ではかなり古く、
錆びており、部品も割れて落ちていた。

軽い気持ちで聞いたのだが、
役員の方が「こちらで対処します」と言われたのでお任せした。
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その後、朝早くに町内会長さんが訪ねて来た。
玄関先で大きな声で「ミラーをいったいどうしたいのか。まだ大丈夫に見えるが」
と問いただされた。

「どこが管理しているのか、連絡先を知りたいのです。腐食して倒れるのが心配で。」
と、何回も言ったのだが、理解されず、
「市に苦情を言ってほしいなら、何をしてほしいのか要望をはっきり言ってもらわんと」
と何度も言われた。
「この程度じゃ、まだ大丈夫だし、どうしてほしいんだ」
としつこい。

別に苦情なんて言いたい訳じゃないし、
もし、折れたりして歩行者が大怪我したら
いつも見えてるのに、腐食に気が付かなかったのかと言われたくないし、
放置できないだけだ。

カーブミラーは、希望する町内会が近隣の人の了解を得て、
市に申請して設置するらしい。
だから、町内会が何か知っているのではと思い、聞いただけだ。

「町内会は関係ない。市道だから、市の道路課に直接聞いてみたら」
と答えてもらえれば、それで終わりの話だ。

それが、いつのまにか、私が市へのクレームを町内会で解決しろと言ったかの様になっていた。

会長さんは、我が家の前で大きな声で、あちこちに電話をかけ始めた。
朝の忙しい時間というこちらの都合は全くおかまいなしで。   続く